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乗馬で使う鞭のおすすめの選び方

乗馬用鞭のイメージ

乗馬用の鞭には様々な種類や形状があり、それぞれ効果や使い方が異なります。
そのため、初めて乗馬用鞭を購入する乗馬初心者の方にとってどのような乗馬用鞭を選べば良いか判断するのは難しいことです。
そこで、この記事では初心者の方が正しい鞭を選べるように「乗馬用鞭のおすすめの選び方」について詳しく解説します。

この記事で分かること

・鞭乗馬用鞭はどのようなものか
・乗馬用鞭の種類
・初心者が乗馬用鞭を買う際の選び方と注意ポイント

この記事はこのような方にオススメ

・乗馬用鞭について詳しくなりたい
・乗馬用鞭をうまく使えるようになりたい
・どの乗馬用鞭を買えばいいか分からない

鞭とは

乗馬で使われる鞭は馬をテキパキと動かしたいときに使います。
乗馬用鞭は形状が様々あります。以下の記事では「鞭の長さ」「鞭の先端の形状」について詳しく解説します。

鞭の長さ

乗馬用短鞭(たんべん)と長鞭(ちょうべん)のイメージ

馬に乗っている状態で使う乗馬用の鞭は短いもので30cm、長いもので120cmほどの物があります。
その中でも一般的に使われているのは短鞭で50cm~75cm、長鞭で100cm~110cmの鞭です。
また馬によっては鞭が視界に入っただけで気にする場合もあります。臆病な馬や癖のある馬には短めの鞭を使うようにしましょう。

先端の形状

乗馬用鞭の先端のイメージ

鞭の先端は細くなっているものと平らになっているものがあります。基本的に鞭の先端は短鞭が平らで、長鞭が細くなっています。
先端が細いものは平らなものに比べて刺激やプレッシャーが強くなります。一方で平らなものは馬を叩くとビシッという鋭い音が鳴るため音による合図を与えることができます。

鞭の種類

乗馬で使われる鞭は大きく分けて「短鞭」「長鞭」「追い鞭」の3つの種類に分けられます。
以下の記事ではそれぞれの使い方や効果について詳しく解説します。

短鞭(たんべん)

短鞭とは名前の通り乗馬用鞭の中でも短い種類のことです。
具体的な長さは30cm~80cm程です。一般的には50cm~70cmのものがよく使われます。
短鞭は基本的に手綱を持ったまま手首のスナップを効かせて馬の肩にパチッと当てて使います。
鞭の先端が平らになっているので、長鞭と比べて馬への刺激が優しいところが特徴です。
競馬や障害馬術などでよく使われています。

長鞭(ちょうべん)

長鞭は1メートル前後の鞭のことです。先端が細くなっているものが一般的です。
長鞭は短鞭に比べて馬に推進を与えやすく、動きが重い馬で使われることが多いです。
長鞭は脚の後ろもしくは馬のお尻に当てて使います。
馬場馬術などで使われます。

追い鞭(おいむち)

追い鞭は3メートル前後の鞭のことで基本的に地上に立った状態で目の前の馬を進ませる時に使います。
本体の先端には1メートル以上のひもがついているのが特徴で、鞭の中でも最も推進力を与えやすい鞭です。
追い鞭は馬を叩くだけでなくしならせることで大きな音を出すことができます。
調馬策で馬を動かすときなどで使われます。

鞭の選び方

・初めて鞭を買うけどどれを選べばいいのか分からない!
・毎回使っている鞭が適切なものか不安

このようなことで悩んでいる乗馬初心者の方に向けて「初心者におすすめの鞭の選び方」と「鞭を選ぶ際のポイント」について解説します。
この記事を参考に適切な鞭を選びましょう。

初心者におすすめの鞭の選び方

鞭の選び方は様々ありますが、まず初心者の方には「短鞭」を選ぶことをおすすめします。具体的には60~70cm程のものが良いでしょう。
次に、初心者の方に意識していただきたいのは「持ちやすいもの」を選ぶことです。実際に握ってみて持ちやすいと感じるものを選びましょう。
ネットショップで購入する場合は持ち手が細く、しっかりとしたグリップがあれば持ちやすいと判断しても大丈夫です。
初心者のうちは鞭を落としてしまうことが多くあります。そこで便利なのがリストループ付きの鞭です。手首にリストループをかけることで手が離れても鞭が落下しなくなります。

鞭を選ぶ際のポイント

上の記事で紹介した乗馬用鞭を選ぶ際のポイントは以下の通り。

・60~70cmの短鞭を選ぶ
・持ちやすいものを選ぶ
・リストループ付きのものを選ぶ

これらのような機能性で選ぶことの他にデザインで選ぶのも大切なことです。「ゼッケンやイヤーネットと同じ色で統一する」「キラキラした装飾がある」など自身のテンションが上がったり、モチベーション向上になるようなお気に入りの鞭を探してみましょう!

鞭を使用する時に注意したいこと

乗馬用の鞭は馬に対して大きな影響を与えます。そのため鞭を適当に扱ってしまうと「馬が暴れる」「人間との信頼関係が崩れる」など多くの問題が生じます。
そのような問題を事前に防ぐために乗馬用鞭を使用する際に注意するべきことは以下の通りです。

・鞭は副扶助であるため脚の補助として使う
・短鞭・長鞭・追い鞭などの種類によって適切な使い方をする
・鞭の使い過ぎで過度なプレッシャーを与えない

これらのことをマスターすれば大抵の鞭による問題を防ぐことができます。
ここでは鞭を使用する時に注意したいことについて簡単に解説しましたが、以下の記事ではさらに詳しく解説しています。あわせてご覧ください。

乗馬で使う鞭の詳しい使い方はこちら

競技での注意点・大会での規定

馬術の競技では多くの場合、使用できる鞭の長さの上限が規定されています。
日本馬術連盟の主催競技もしくは公認競技では障害飛越競技では75cm以内のもの、馬場馬術競技では120cm以内(先端のヒモ部分を含む)のものと定められています。
鞭の長さの規定は大会ごとに異なりますのでご注意ください。

まとめと選び方の注意するポイント

この記事で紹介した乗馬用鞭を選ぶ際に注意するポイントは以下の4つ。

・初心者には60~70cmの短鞭がおすすめ
・持ちやすいものを選ぶ
・リストループ付きのものを選ぶ
・気に入ったデザインのものを選ぶ

乗馬用鞭を購入する際はこれらのことに注意して選んでみてください!

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