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運動を始めるための準備【~馬にたずさわる人全てが調教者~3】

2016年6月3日長谷川雄二の調教日誌~馬にたずさわる人全てが調教者~

ジョッパーズ

 

前回お話しした北海道からやってきた1歳の馬は、
母馬から離されてからずっと1人で馬運車(ばうんしゃ)か

馬房(ばぼう)に閉じ込められていたので運動はまったくしていません。

 

プラス、初めての場所、初めての人、始めての経験ばかりの連続で
彼女の精神状態は崩壊寸前のボロボロな状態です。
なのでなるべく早く彼女と一緒に作業をして心身共に

充実した日常を送らせることができるようにしてあげなければなりません。

 

まず運動をするためには、ハミを付けなくてはなりません。
(1~5歳位の若い馬でしたらレース用のハミをお薦めします。)
※デクスターレースビット=名前は色々付けられていますが、
ノーマルのリングビットに大きなリングの環状バミが合体しているものです。

 

やってきて1週間ほど経ち、“怖くないおっちゃん”と言う程度には認識されているようなので、
人参をポケットに入れハミをもって馬房に入ります。
馬の左肩の横に立ち人参をあげながら平手で優しく馬体を撫でます。

 

一般的に馬を愛撫する時は平手で首をパンパン叩きますが、
この時期の彼女にこのような愛撫をしたら間違いなくびっくりしてしまいます。
ゆっくり優しく首や口元に触れ、最後に右手で馬の右ほほ、右耳を触り右口に手を入れ、口を開けます。
歯にハミを当てないようにハミを噛ませてください。

 

この作業の中で最も嫌がるのが耳に触れることです。
何回やっても嫌がるようなら頭絡(とうらく)とハミを繋いでる部分が
簡単に取り外せるフックのようなものを付けておきましょう。

 

この頭絡の項革(うなじがわ)の部分を先に耳に触れないように付けてから
ハミを口に入れ、フックで頭絡に取り付けます。
これでハミ付けの完了です。

 

すでにこの作業で嫌な思いをしてしまっている馬は、初めての馬に比べて大変です。
気長に、イライラせず、丁寧に、この作業を繰り返し行ってください。
また、ハミ付けがまったく問題なくなるまで無口(むくち)の上から取り付けた方が安全です。
無口の付け外しも同じ作業の部類だからです。

 

高齢の練習馬などでも、おとなしいからと言ってハミを歯に当てたり、
無理やり口に突っ込んだり、耳を前に折らずに頭絡の項革部分を

無理やり押し込むようにしてハミを装着していると、ある日突然嫌がりだすようになってしまいます。

 

これは、全てあなたがハミ付けを丁寧にしていなかったか、
乗っている時ハミを強く馬の口に当てたり、馬がハミを嫌がるようなことをしているのが原因です。

 

馬は人のする嫌な行為のかなりの部分を平素我慢してくれています。
正しい方法、馬が嫌がらないでスムースにできる方法を一刻も早く身に付けてください。

 

 

平成28年6月

長谷川雄二

 

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