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調馬索(ちょうばさく)リンクにて【~馬にたずさわる人全てが調教者~5】

2016年8月29日長谷川雄二の調教日誌~馬にたずさわる人全てが調教者~

ジョッパーズ

調馬索(ちょうばさく)リンクにたどり着いたからと言って

いきなり馬を自由にして走らせている様子をよく見かけますが、
これは馬に調馬索は“自由に好き勝手に走り回っていいんだよ”と調教しているようなものです。

 

必ずしっかり馬をコントロール(走らせないように抑える)してリンクの半周でもいいので

リンクまでつれてきた時と同じ要領で常歩(なみあし)の曳き馬(ひきうま)を行って下さい。
それから、速歩(はやあし)または馬が興奮して勝手に駈歩(かけあし)になってしまってもかまいません。

 

最初に常歩を行ったことで、馬は自ら“勝手にやった”という認識はなく“自由にさせてくれた”になります。
自ら前に出てくれる馬はすぐに調馬索運動を理解するでしょう。

 

しかし興奮して硬くなり前に出ないで上に浮き飛んだり跳ねたりする馬が大変です。
調馬索運動で最も注意しなければならない場面が、常歩の曳き馬状態から自分がリンクの中央に立ち

馬の側面を正面に見て追鞭(おいむち)で馬を前に出せる体勢に入る時の流れです。

 

左手前の曳き馬では左手に調馬索と追鞭を持っています。
右手は馬の口元近くを持って進行方向へ曳いていますが、この右手を離し自分の体の後ろで追鞭を右手に持ち替えます。

 

今度は左手で馬を前に動かしながら徐々に自分が馬の側面に対し正面に向き合うように自分の立ち位置を移動していきます。
馬が蹴っても当たらないだけの距離を保ちながら馬の後方に回り込むようにしながら追鞭で馬を前に、外に動かせながら行ってください。

 

初めて調馬索をする馬はどの馬も“何するの?”とまず人の方へ寄って来て人と真正面に向き合うように立とうとします。
こうなる前に左手の調馬索を開きながら左方向へ進むように促し右手の追鞭で馬の腹帯部分を下から外へ押し出すように使用し、

馬を前に動かしながら人のほうを向かないようにさせなければなりません。

 

慣れないうちは追鞭を持ち替えるのにもたついたり、調馬索がばらばらになって引きずってしまったり、
そうこうしているうちに馬が自分の方へよってきたり、運悪く走り出したりとなかなか思い通りに行かないと思いますが、
追鞭を使って前に出す所、円の大きさをコントロールする所、勝手に前に走ろうとするのを抑える所、

興奮を抑えるために優しく声を掛ける事など自分の意思を馬に伝えるためにポイントポイントではっきり行動してください。

 

馬がそしてあなたが怪我をしないように充分注意しながら冷静に慌てず、
何回もこの動作がスムーズにできるようになるまで行って身に付けてください。
必ず今後の調教の大きな力になります。・・・ファイト!

 

平成28年8月
長谷川 雄二

馬 乗馬 調馬索

 

 

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