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【芦毛の魅力】

2017年3月16日乗馬お役立ちコラム

ジョッパーズ

いろんな毛色の馬がいる中で特におもしろいのが芦毛。

あなたの乗馬クラブでもきっといると思う芦毛の子。

その芦毛の子が産まれたときの写真とかあれば見てみてください。

今の毛色とは違い白や灰色ではないかもしれません?!

 

芦毛は産まれたとき鹿毛や栗毛、青毛などの基本毛色なんです。

年を重ねるにつれ、徐々に白くなっていくのです。

そして皮膚はどんなに毛色が真っ白になってきても黒いんです。

おもしろいですよね!

 

なので幼少期の頃は芦毛という判断が難しく

見た目は鹿毛だけど、ところどころ白っぽくなっているところがある。

みたいな感じで芦毛と判断されるみたいです。

なので、小さいときの馬を「この子芦毛です。」といわれても「えっ?!どこが?!」となってしまいます(笑)

 

なぜ白くなっていくのかと言うと、色素を作る細胞が皮膚を黒くしてしまうほど異常増殖するのですが、早くにその細胞を使い切ってしまいます。

そして年を取るに従って毛根でメラニンが作られなくなり白くなるのです。

 

おじいちゃんになると真っ白で一見すると白毛と区別がつきません!

見分け方は体毛の薄い口周りなどが黒いのが芦毛、薄いピンクが白毛ですよ!

人間で言うところの白髪と同じような原理で白くなっていくんですね~

芦毛の特徴として他の毛色と違い、両親のどちらかが芦毛でないと芦毛は誕生しません。

遺伝子の優劣関係が毛色を決定しているのです。

 

人の血液型も同じ原理なので、分かりやすくこちらで説明しますと

A型の遺伝子対:AA or AO
B型の遺伝子対:BB or BO
AB型の遺伝子対:AB
O型の遺伝子対:OO

父、母のそれぞれ遺伝子対のうち1つを子供に引き継ぎます。
父がA型(AO)、母がB型(BO)のとき、産まれる子供の血液型は下の4パターンです。

A(父)×B(母)=AB=AB型
A(父)×O(母)=AO=A型
O(父)×B(母)=BO=B型
O(父)×O(母)=OO=O型

これはA、Bの遺伝子がOの遺伝子に対して優性なのでO遺伝子を含むAOやBOの場合もO型ではなくA型、B型となるのです。

芦毛も同様に芦毛遺伝子を含むと例外(白毛)を除いて必ず芦毛が生まれるということなんです!

 

毛色を決定する遺伝子のおおまかな優性順はこのような感じです!(いろいろ調べてみたのですが間違えてたらすいませんm(__)m)
※サラブレッドの毛色のみです。
白毛

芦毛

鹿毛、黒鹿毛

青鹿毛

青毛

栗毛、栃栗毛、(尾花栗毛)

このように白毛という例外を除くと芦毛遺伝子は他のどの毛色遺伝子よりも優性ということです。

 

でも、芦毛の馬の子供が必ず芦毛になるということではありません。

血液型で説明したように、芦毛でもAAとAOみたいなパターンがあります。

芦毛になる遺伝子をG、それ以外の毛色遺伝子をgとします。

芦毛の遺伝子対:GG or Gg
芦毛以外の遺伝子対:gg

例えば両親が芦毛同士の場合でも、ともに遺伝子対がGgであれば4分の1の確率で芦毛以外の子供が産まれるのです!

G(父)×G(母)=GG=芦毛
G(父)×g(母)=Gg=芦毛
g(父)×G(母)=Gg=芦毛
g(父)×g(母)=gg=芦毛以外

両親のどちらかがGGの遺伝子対の芦毛の場合、その子供は必ずG遺伝子を持つので、突然変異でもない限り必ず芦毛になるのです!

 

また逆に両親のどちらかが芦毛でないと芦毛が誕生しない理由もこれで説明がつきます。

G遺伝子を含む場合必ず芦毛になります。つまり芦毛ではない馬は必ずggという遺伝子対となります。

芦毛ではない馬同士の交配では

gg(父)×gg(母)=gg=芦毛以外

という組み合わせしか誕生しませんので、両親のどちらかが芦毛遺伝子Gを持っていないと芦毛が誕生しないというわけです!

 

馬の毛色遺伝子は、その他に鹿毛、黒鹿毛、青鹿毛、青毛、栗毛、栃栗毛を決定するための遺伝子も別で存在し、まだ解明されていないこともあります!

競走馬とかだとテレビやインターネットで画像を見られるので、血統表でその祖先の毛色から毛色遺伝子が少し分かるかもしれません!

今回の話で芦毛遺伝子に関しては少し調べられます。

 

最近の芦毛の有名な馬といえば2015年末の有馬記念を最後に引退したゴールドシップ。

血統表を見ると
父:ステイゴールド(黒鹿毛)
母:ポイントフラッグ(芦毛)

ステイゴールドの芦毛遺伝子対はgg
ポイントフラッグの芦毛遺伝子対はポイントフラッグの母が黒鹿毛なのでGg

ということはゴールドシップの遺伝子対はGgということになります。

なのでゴールドシップの産駒からは芦毛以外の産駒もたくさん登場することになりますね!

 

ここまで芦毛の遺伝について長々と説明してきましたが、この遺伝の法則を考えると

芦毛って減っていくんじゃないの??と思ってしまいました!

なぜならGという遺伝子を引き継がないと芦毛にはなれません。

現実にGGの遺伝子対を持つ馬はかなり少ないと言われています。

 

それは芦毛×芦毛の交配を行うことが少ないからだそうです。

ということは 芦毛(Gg)×芦毛以外(gg)=芦毛である確率50% の交配が多いということになります。

芦毛(Gg)×芦毛以外(gg)=芦毛である確率50%からggと交配が引き続き行われるものと仮定した場合

交配結果芦毛である確率50%

子世代交配結果芦毛である確率40%

孫世代交配結果芦毛である確率36%

というように徐々に芦毛が誕生する確率は下がっていきます。

 

とはいえこれは芦毛同士の交配をしないものとした場合の仮定なので

現実では芦毛の馬は多数存在してますし、心配する必要はない?のかもしれませんね!

・・・余談が過ぎて、かなり難しい話になってしまいました。。。

芦毛の魅力伝わりましたでしょうか?!(笑)

 

芦毛の子が小さい頃からどんどん白くなっていく様は年を取ってるんだなーとなぜかかわいく感じちゃいます♪

毛色だけで、また乗馬の楽しみが増えちゃいますね!

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