“テヴィス・カップ・ライド”とは、アメリカ・シエラネバダ山脈の峻厳な山懐や、砂塵渦巻く荒野を一昼夜で100マイル走りぬく生命がけのレースである。
過酷なライドへの挑戦を続け、心身ともにボロボロになる夫と愛馬たち。
テヴィス・カップ直前に脳梗塞で倒れる妻と、ガンに冒され余命を宣告される双子の妹…。
夫婦が選んだ第二の人生には、シエラネバダ山脈を越えるよりもはるかに険しい道のりが待ってた―人間味と冒険心に満ちたノンフィクションの傑作。

・著者　蓮見 明美
・サイズ　B6判
・出版社　洋泉社
・ページ数　285ページ
・出版日　2008年5月

【内容】
第一章◆脳梗塞
第二章◆デヴィス初挑戦への道
第三章◆傷ついた人と馬と
第四章◆再生への希（ねが）い
終　章◆「完走」に向かって