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古くから日本にいる馬ーー在来馬。人とともに生きてきたかれらは、これまでどのような道を歩み、これからどこへ行こうとしているのか。日本の在来馬の保存と活用に情熱を注いできた執筆者たちが、かれらの過去・現在・未来、そして生きざまに迫り、新しい馬と人の関係を考える。序 章 在来馬とはなにか(近藤誠司)第1章 在来馬の遺伝的背景(戸崎晃明)第2章 北海道和種馬ーー近代・現代の北海道を支えてきた馬(白井興一)第3章 木曽馬ーー歴史と文化に育まれる馬たち(中川 剛)第4章 御崎馬ーー家畜をやめた現代の半野生馬(秋田 優)第5章 対州馬ーー島の暮らしを支えた優しい馬たち(豊田稔房・吉原知子)第6章 野間馬ーー日本最小の在来馬(橋口 勉)第7章 トカラ馬ーー孤高に生きる(岡本 新)第8章 宮古馬ーー琉球王府を支えた馬(長濱幸男)第9章 与那国馬ーー最西端にいる馬と人(高須正規)第10章 在来馬の運動能力ーーほんとうにタフなのか(松浦晶央)第11章 在来馬の栄養特性ーー粗食に耐えられるか(河合正人)終 章 在来馬の未来(近藤誠司)あとがき(近藤誠司)著者紹介近藤 誠司(コンドウ セイジ)1950年 京都市に生まれる。1975年 北海道大学農学部卒業。1977年 北海道大学大学院農学研究科修士課程修了。 酪農学園大学講師、北海道大学大学院農学研究科助教授、同教授などを経て 現在 北海道大学総合博物館資料部研究員、北海道大学名誉教授、北海道和種馬保存協会会長、農学博士。 専門 家畜行動学・著者 近藤 誠司・サイズ A5判・ページ数 208ページ・出版社 東京大学出版会
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