優雅だが敷居が高そう、なんてことはない。
運動神経抜群、でもない三十男がジョギングおじさんにはならず乗馬クラブへ果敢に飛び込んだ。
その動機は「ベルばら」である。
あの「オスカル」の「ベルばら」なのだ。
人にはあまり言えないが、あのフランスの街中や草原を馬に乗って駆け抜けてゆくオスカルに、密かに憧れていたのだ、ほんとのところ。
そんな理由はひた隠して体験乗馬を申し込んだのが、そもそもの始まりだった。

・著者　横谷 涼馬
・サイズ　B6判
・出版社　文芸社
・ページ数　247ページ
・出版日　2004年03月

【内容】

オスカルに憧れて！
三日のつもりが永久に･････
会員になれば客にあらず
本当かなあ？
初めての駈歩
いよいよ挑戦！ライセンス
とっちがいい？
ところ変われば･････
七百分の･････
高いのにはわけがある
どこへ行っても･････
障害にチャレンジ！
緊張感と解放感
賢い主夫（？）と浪費家
くやしい思いをしてこそ･････
立ち上がれ！
子どものためにも
これがあるからこそ
お天気欄
謎が解ければ幸せが来る
運も実力のうち！（前編）
宙を舞う！
海を、山を！（その一）
海を、山を！（その二）
海を、山を！（その三）
わかっちゃいるけど･････
運も実力のうち！（後編）
平常心
再び･････
一番がイチバン？
誰のため？
プロの技
夢にまで
馬がつまずけば人が落ちる
こういうことか
中二十日
求む！体力と打たれ強さ
消えたボーナス
馬の話を検証すると･････
孤独が転じて福となす
大切なのは･････
原動力
理想のパートナー
バランスが大事
これがあれば大丈夫？
あとがき