JRAの現役調教師・小桧山悟氏による著書。各地の神社でのお祭り、草競馬、
在来馬の保存活動の紹介、昔の馬術など、調教師という専門性を生かした
独自の視点で馬と文化を取り上げる。

第1章 神馬を求めて
蹄跡で吉凶を占う ~小室浅間神社(富士吉田)~
神馬と過ごした日々 ~静内(北海道)~
六代目神山号 ~上賀茂神社(京都)~
白馬奏覧神事 ~上賀茂神社(京都)~
賀茂競馬に日本競馬の原点を見る ~上賀茂神社(京都)~
神事としての走馬 ~御猟野乃杜 賀茂神社(近江八幡)~
蘇る鎌倉時代の馬上武芸 ~御猟野乃杜 賀茂神社(近江八幡)~
闇に浮かぶ白い馬体 ~上賀茂神社(京都)~
神に守られた人馬 ~藤森神社(京都)~

第2章 島に生きる馬たち
離島にまぼろしの馬を追う ~粟島(新潟)~
美を競う琉球競馬 ~沖縄こどもの国(沖縄)~
海峡を超えて ~済州島(韓国)~

第3章 競馬のある風景
ジョッキベイビーズ ~東京競馬場(府中)~
信濃路に残る蹄跡 ~スエトシ牧場(長野)~
砂浜を駈ける ~さがら草競馬(牧之原)~

第4章 駈け抜けたゴールの先で
騎手を支える匠の技 ~布施靴店(東京)~
遺伝子で馬を探る ~競走馬理化学研究所(宇都宮)~
馬の背に学ぶ ~軽種馬育成調教センター(北海道)~
競馬史に残る名家 ~中山競馬場(船橋)~
さらばスマイルジャック ~川崎競馬場(川崎)~
私の競馬 ~目黒雅叙園(東京)~


・著者　小檜山悟
・サイズ　A5判
・ページ数　210ページ
・出版社　三才ブックス
・発売日　2016年8月