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「馬を巡る旅」は2014年11月から2019年12月まで5年間、週刊競馬ブックで連載させてもらった記事である。厩舎業務の合間をぬって取材・執筆を進めてきた。当初は慣れない活動にとまどったものの、やがて日常の一業務となった。記事は1年間で単行本にまとめ、計5冊、「馬を巡る旅」シリーズとして出版した。毎回1600字前後の文章に写真が1枚つく。文章は担当編集者の手を煩わせながらなんとか形にしている。文章に比べれば写真の方がよほど自信がある。特に競走馬は東京競馬場でアルバイトをしていた学生時代から撮り続けていて、競馬四季報を発行する競馬ピーアルーセンターにも出入りしていた。自分が撮った写真がグラビアを飾ったことも一度や二度ではない。連載では毎回1枚しか使えない。これなら人の鑑賞に堪えるはずと思える1枚も多々あった。2019年に5年に渡る連載を終え、発表できなかった写真を機会を見てまとめたいと思った。日常に流され、今日まで形にできなかったが、やっとまとまった。みなさんがどんな感想をお持ちになるか、批評に身を委ねたい。目次●神馬にみちびかれて神馬賀茂競馬流鏑馬祭り馬上武芸駈馬神事相馬野馬追くらやみ祭り●草競馬の愉しみンマハラセーさがら草競馬高ボッチ●海外遠征済州島ニューマーケット●馬のいる風景誘導馬馬の温泉ばんえい馬市木曽馬馬搬・馬耕著者紹介小檜山悟(コビヤマ・サトル)1954年生まれ。兵庫県西宮市出身。1981年美浦・畠山重則厩舎で調教助手。1995年調教師免許を取得し、翌年開業。2021年トーラスジェミニのG3七夕賞勝利でJRA通算200勝。・著者 小檜山悟・サイズ B5変型判・ページ数 116ページ・出版社 三才ブックス
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