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初版の出版から約20年の研究動向をふまえて改訂草原のランナー――乗用、使役、そして食料として、さまざまなかたちで人類とかかわってきたウマ。かれらの進化、行動、生理などにスポットをあてながら、動物としての全体像を描き、競走馬、流鏑馬、セラピーホースなどのウマの世界をみる。【主要目次】第1章 草原のランナー――進化と家畜化進化の教科書――ウマの進化草食動物としての戦略――ウシ戦略とウマ戦略ヒトとウマ――食べ物、道具、そして仲間第2章 いち早く逃げるために――ウマのかたちとその役割走るためのかたち見る・聞く・嗅ぐ考えるウマ第3章 草原での生活――ウマの行動野生のウマウマの1日群れとしてのウマ子孫を増やすお馬の親子第4章 いまウマはどこに――現代のウマウマに乗るウマの力を利用するウマを食べる――隠れたウマの利用としての肉生産ウマの毛色品種の整理と役割第5章 これからのウマ学21世紀におけるウマの居場所より速いウマをめざして――競走馬の世界身近な乗用馬の世界新たな使役馬の世界あとがき第2版あとがき著者について近藤誠司: 北海道大学名誉教授1950年京都市に生まれる。1975年北海道大学農学部卒業。1977年北海道大学大学院農学研究科修士課程修了。酪農学園大学講師、北海道大学大学院農学研究科助教授、同教授などを経て、北海道大学総合博物館資料部研究員、北海道大学名誉教授、農学博士。専門は家畜行動学。ウマ・ウシなどの草食大家畜の行動学的研究を通して、家畜の生産システムについて研究する。遊牧、林間放牧、時間制限放牧など、さまざまなタイプの放牧システムの研究を展開中である・著者 近藤 誠司・サイズ A5判・ページ数 224ページ・出版社 東京大学出版会
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