旅の途中で知り合った少年ビン・ゴーヂックとシーラスは、正反対の性格ながらも親友となり、二人で旅を続けることになった。
そして恐ろしくも奇怪な老婆ウマガラスとの因縁の出会いが待っていたー。自由と正義を愛する少年シーラスの冒険物語。
厚生労働省社会保障審議会推薦

セシル・ボトカー
デンマークの詩人,作家。
デンマーク学士院主催の児童書コンクールで、「シーラスと黒い馬」(1967年)が入選し、児童書も手がけるようになる。シーラスシリーズは、デンマークには珍しい骨太の冒険小説。他にエチオピアが舞台の「ヒョウ」(’70年)、聖書を題材にした一連の作品がある。’76年国際アンデルセン賞を受賞。

・著者　セシル・ボトカー
・訳者　橘 要一郎
・サイズ　B6判
・ページ数　252ページ
・出版社　評論社