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音を楽しむのが音楽、馬を楽しむのが馬楽。「動かない馬」はいません。馬の言葉に耳を傾けてください。馬のメンタルトレーニングに心を配り、究極の人馬一体を!!2016年に『馬を楽しむ馬術』を上梓しました。ご愛読いただいた全国の皆様に深く感謝いたします。有難うございます。多くの人からご好評をいただきました。乗馬愛好家から、「馬術の本は難しいと決めつけていましたが、この本はやさしく書かれていて、一気に読んでしまいました」「Q&A、こんなことなかなか聞けないと思う質問があって良かった」「馬が大好きでしたが、もっと好きになりました」また、元教員の方から、「もっと早く読みたかった。分かりやすく楽しく教えられたかもしれない」乗馬経験の無い方から、「馬に乗ってみたくなりました」学生さんからは、「馬術を難しく考えていました。馬のことを第一に楽しみます」多くの反響に意を強くして2冊目を出します。感動こそ万能薬。「馬術の楽しさを伝えることしかできない」メンタルトレーニングが必要なのは人だけじゃありません。馬も人と同じです。人間語を話さないだけです。あらゆる方法で語り掛けてきます。・近づいた時に頭を高くするのは警戒し人をよく見る為です・耳を伏せるのも不愉快さを表し、鼻にしわを寄せているのは敵意剥き出しです。・頭を高くしてハミを着けないのは、乗られるのが嫌だと言っています。・乗って動きがぎこちないのは、緊張で体を固くしているか故障です。・真っ直ぐ歩かないのは、人のバランスが悪いか扶助が強すぎると言ってます。・手綱をグイッと引いてくるのは、口が痛いから引かないでくれと言っています。・人の足を噛もうとするのは、拍車が痛いと言っています。・蹴るのは人が余程酷いことをしているに違いありません。・障害を飛ばないのは、助走が適切じゃないか、人の随伴が不十分で口を引かれ、頭頸の自由を奪われていると言っています。馬の身になって注意深く接すると、馬の言葉がわかってきます。100パーセントじゃなくても、10パーセントわかるだけで会話は成り立ちます。目次1 馬と生きる 豊畑 はじめの一歩 次の一歩 部班 なすびくんの障害調教2 馬と語る 主従関係 前に出せないんです ハミ受け 一晩寝かせる ギアチェンジ 馬装から3 馬が紡ぐ出会い モンキー・ロバーツ 爽馬くん オニくん 2017・8・3 カウボーイの国おわりに本文挿画 三木田照明著者紹介三木田照明(みきた・てるあき)1948年10月27日生まれ。北海道静内の水田、畑から畜産まで営む農家で生まれる。父親は村の鍛冶屋だった。1968年、帯広畜産大学入学、馬術部に所属。1971年、全日本学生総合馬術大会で優勝。1975年より2年間、アメリカで農業研修。1981年より、農業高校の教諭。馬術部顧問としてインターハイ準優勝。1989年より、日本軽種馬協会勤務。軽種馬生産・育成に携わる若者を養成する研究所の教官として、乗馬技術を指導。200人の卒業生を輩出。オーストラリア、イギリス、アイルランドの競馬事情視察。シドニーオリンピック総合馬術競技場視察。2005年、三木田乗馬学校設立。全国から乗馬愛好家が来校、現在に至る。2012年より、帯広畜産大学馬術部を指導。2018年、アメリカで乗馬指導。著書に『馬を楽しむ乗馬術』(あさ出版)、『馬楽』(DVD)がある。・著者 三木田照明・サイズ 四六判・ページ数 245ページ・出版社 あさ出版
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