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騎手の基本(ハミ受け)【~馬にたずさわる人全てが調教者~25】

2018年9月3日長谷川雄二の調教日誌~馬にたずさわる人全てが調教者~

ジョッパーズ

 

“引かず、緩まず、許さず”と言う、馬に乗った時の手綱の加減を表した私の大好きな格言があります。

 

・”引かず”手綱を握った拳を引くことは馬の口にハミを直接当てて痛い思いをさせていることになってしまいます。
・“緩まず”手綱がブラブラになってしまう状態の事です。細かな指示を伝える上では常に緩むことなく、また馬が嫌な思いをすることのないソフトなコンタクトを保つ必要があります。
・“許さず”馬がハミを嫌って上へ、前へ、下へと拳の束縛から逃げようと引っ張る事をしてきたら、この時ハミを当てるようにはじいたり、強く引っ張ったりせずに、ひじを腰と一体にして騎手は上体を前に持っていかれないようにお尻で受け止められるようにするのが馬の勝手な行動を許さない”許さず”なのです。


ではどの様にしたらこれを実践することが出来るのでしょうか、まず力の循環の構えを取ります。


上体は下腹が垂直になるように構え、肩甲骨がいつでも背中で寄せられるように肩を開き、馬の口からひじまでが直線上にあるようにひじを100゜位の角度に折ります。
手首を折ってしまったり、脇を開いてしまうとここで力の繋がりは途切れてしまいますので充分注意して下さい。


このひじが常に馬の口を同じ強さで捉えているゴムのような働きが出来るように柔らかく保つことが重要です。
ひじはいつもこの直線上で移動します。


時として馬がハミを嫌って反発してきたならすかさず形をキメしっかりとひじの形が崩されないように守りその力を腰で座骨で受け止めるようにします。
座骨に圧を掛けながら腰と一体になっているひじを使うことで馬体は前後のシナリ状態を造ります。
この状態でひじを後方へ引いても馬は口に痛みを感じることなく引かれた方へ首を向けることが出来るのです。


では、はじめから挑戦してみて下さい。
持っている手綱を張りのある状態まで短くつめていった時、馬の口に当たったらしっかりと馬の口を捕らえ、この加減のまま手綱を力の循環の構えが出来る長さに調整してから座骨で鞍を押しつけ両脚を馬体に密着、前方推進の動作を取りながら力の循環の構えをとり自身の姿勢を完成させます。


この姿勢のまま拳の力を抜き、馬が前に歩きやすい状況にして推進します。スムーズに動き出し、馬がハミを受け、顎の力を抜き、馬が自らハミをくわえているか確認してください。

もし、それでも顎を突っ張っているようなら、そのままの位置で、決して引き込まず強く握り、強く脚を使い、強く前方推進の動作をします。


強い握りを緩めて前に歩き出した時、ハミをとるように前に出たならすぐに愛撫をします。
首、顎の力を抜いてハミをとるように歩くまで何回でもこの動作を小さく繰返し行って下さい。
2、3歩、歩いて同じ状態でも1.2回行ってみます。それでも顎を突っ張ったままならば、少し小さめ(6m程)の巻乗りを行います。


ハッキリと明確な内方姿勢を取りながら外方のひじを強く受け止め、外方の脚をしっかり踏み下げながらふくらはぎを馬体に付けます。

内方の脚を自身の最も強い脚力で後肢を外へ踏み込ますように使いながら内方の肘を後方へ引いて馬を進行方向へ向けながら肘を折って顎を譲らせます。

馬が譲った所で姿勢を変えずに拳の力だけを抜きます。この動作を両手前何回か繰り返し徐々に直線でも出来るようにしていきます。


始めはやや内方に向けた直線運動で構いません。

諦めずに自身の動作をチェックしながら試してみてください!

 


平成30年9月
長谷川 雄二

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