クラシック戦線に名乗りを上げるのは~3歳牝馬編~
こんにちはSPウィークです
先週のきさらぎ賞で牡牝合わせてのクラシック戦線の最有力候補の一頭が決まりました
ルージュバック(3歳牝馬)
3戦3勝・・・新馬戦 1馬身1/4差 上がり3F 32.8秒
百日草特別 2馬身1/2差 上がり3F 33.3秒
きさらぎ賞(G3) 2馬身差 上がり3F 34.4秒
いずれも上がり3F最速で、きさらぎ賞では肩鞭、見せ鞭は使っているかもしれないが
いまだ豪快に鞭を使われることなく3戦全て圧勝
対戦相手が強いところを快勝しているあたり、底知れぬ能力を感じます
2戦目の百日草特別の2着馬ベルーフ(3歳牡)はその後、エリカ賞、京成杯を連勝しクラシック有力候補に名乗りを上げている
先日のきさらぎ賞では2着馬ポルトドートウィユ(3歳牡)に完勝
ポルトドートウィユも連対を外していない馬で荒削りながらも、その素質から牡馬の有力候補に数えられる1頭だった
血統も父ディープインパクト母ポルトフィーノと超が付く良血
ポルトフィーノの母が名牝エアグルーヴ、父がクロフネと近代競馬の名馬が勢ぞろいの血統だ
ポルトフィーノ自身はG1を勝つことは無かったが、デビューから2連勝、3歳秋にはエリザベス女王杯に挑戦したが
まさかの落馬競争中止
しかしなんと空馬で1着でゴール
夢のG1制覇は果たせなかったが記憶に残る名馬だった
きさらぎ賞3着に入ったアッシュゴールドはオルフェーヴルの全弟
ここまで素質の片鱗を見せるに留まっているが、陣営の評価も高い1頭
そんな好素材が集まったきさらぎ賞を快勝したのだから、ルージュバックは非凡であることは間違いない
残念ながらSPウィークは2戦目までレースを見ることができなかったのですが調教やレースVTRなどを見て
直感的に逸材の気配を感じ取りました
注目すべきは前後肢の稼動域の広さ
直線で他馬と比較すると分かりやすいですが、明らかにルージュバックの前肢の出方が高く前後肢が伸びきった時の最大距離が長いんです
昨年のハープスターにも驚かされましたが
デビュー戦で無敗で3冠を取ると確信したディープインパクト以来の、衝撃を感じました
これから伝説を築く馬となるか、また多頭数で気性に泣かされ大成できないか、これからが楽しみです
さて、3歳牝馬編の最有力はルージュバックですが、その他には
ショウナンアデラ
すでに2歳G1を勝利しているので名乗りを上げる馬という表現は違いますが有力馬として紹介
新馬戦で2着に敗れてから3連勝でG1を制覇し桜花賞最有力候補の1頭です
そのG1で2着レッツゴードンキ、3着ココロノアイも有力候補
また阪神JF組以外からは
コンテッサトゥーレ
2戦2勝で紅梅Sを勝利し期待される1頭、姉妹はアルティマトゥーレと短距離系なので桜花賞が本命レースになると思います
キャットコイン
2戦2勝で今週末のクイーンCを予定しているステイゴールド産駒
1,600mしか経験が無いが、母ストレイキャットはゼンノロブロイと兄妹で距離延長にも対応できそう
トーセンビクトリー
トゥザグローリー、トゥザワールドの兄妹で3戦1勝とまだ未勝利戦を勝ち上がったばかりだが
この血統だけに今後の伸びに期待
タッチングスピーチ
この馬も2戦1勝で未勝利を勝ち上がったばかりだが、伸びる気配をSPウィーク的に感じてます
では今回はこの辺で
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