乗馬に向いているのはどんな人?馬の競技は男女平等?
これから乗馬を始めてみよう!と思っている方の中で
- ・今まで特にスポーツした経験もないし運動神経もないから乗馬ができるか不安
- ・やっぱり女性や筋力のない人は乗馬に不向きなのかな…
- ・老後の余暇で乗馬を始めたいけど若くなくても乗馬はできる?
など、向き不向きについて悩みや疑問を持っている方も多いと思います。
そこでこの記事では『乗馬に向いている人はどのような人なのか』について詳しく紹介します。
この記事で分かること
- ・乗馬に向いているのは男性と女性どちらか
- ・乗馬に向いている人の3つの特徴
- ・少し特殊な乗馬の競技人口について
男性と女性、乗馬に向いているのはどっち?
結論から言うと、乗馬において男性と女性で向き不向きの差はありません。
過去に乗馬における男女差を計測するための実験が行われました。
研究内容は、技量が同じ男女計8人がそれぞれ障害コースを走行した後に、馬のストレス度合いを計測するといったものです。
結果は8人とも馬にかけるストレスは変わりませんでした。
このことから馬を扱う上で性別は関係ないということが分かります。
つまり男女で向き不向きはないということです。
ずばり、乗馬に向いている人はどんな人?
まず、乗馬の向き不向きに男女差はないことを紹介しました。
では乗馬に向いている人はどのような人なのでしょうか。
以下では乗馬に向いている人の特徴を紹介していきます。
運動神経や筋力は必要?
乗馬において運動神経や筋力はどのくらい影響するのでしょうか。
結論は、「多少は影響するが他のスポーツに比べて差が出る部分が少ない」です。
その理由として乗馬で使う筋肉は、走る・持ち上げる・投げるなどのような普段から使われている筋肉とは異なる筋肉を必要とすることが挙げられます。
つまり、乗馬を始める前の状態の運動神経や筋力による差は少ないと言えます。
乗馬に向いている人の特徴
乗馬は他のスポーツとは違い、人間と動物の関わりが非常に深いスポーツです。
そのような特殊なスポーツである乗馬にはどのような人が向いているのでしょうか。
乗馬に向いている人の特徴を3つ紹介します。
馬が好きな人
馬が好きで愛情を注げるということは、乗馬において最も必要な特徴です。
パートナーである馬に愛情を注ぐことは馬との円滑なコミュニケーションの助けとなり結果的に騎乗技術の習得が早くなることや乗馬を楽しむことへ繋がります。
細かいことに気づける人
乗馬はパートナーである馬がいて成り立つスポーツです。
そんなパートナーとなる馬を飼育するためには細かい変化に気づくことが非常に大切です。
馬の表情や馬体の傷、馬の体調などの変化に気づくことで馬の健康を守ることや馬との信頼関係の構築に役立ちます。
コツコツと努力できる人
上記でも紹介しましたが、騎乗技術の向上には性別や運動神経、筋力はあまり関係ありません。
騎乗技術の向上に重要なのは日々の練習の積み重ねです。
コツコツと努力を続けているライダーは騎乗技術向上が早い傾向にあります。
乗馬の競技では男女が一緒に競う
乗馬はオリンピック競技の中で唯一男女の区別がない競技です。
このことは乗馬では男女の差がないことを示していると言えます。
乗馬の競技において男女差がないのは、主に運動をするのは馬で、馬の方向やリズム、バランスを整えるのが騎手の役割という乗馬ならではの特徴があるからとされています。
そのため、運動神経や筋力の差が影響しにくいのです。
性別だけでなく、幅広い年齢層の選手が活躍する馬術競技の世界
馬術競技では高齢になっても活躍し続けられることも大きな特徴です。
実際にオリンピックや世界大会などを見てみると50歳以上の選手は珍しくありません。
特に印象的なのは2020東京オリンピックに出場したオーストラリア代表の66歳の選手です。
一般的に高齢と言われる66歳になっても世界の最前線で活躍できるのも馬術競技の魅力です。
高齢の方でも乗馬を始めるのは遅くありません。ぜひ挑戦してみてください!
まとめ
この記事では乗馬に向いている人の特徴について解説してきました。
要点をまとめると以下の通りです。
- ・乗馬では男女による向き不向きはない
- ・乗馬は運動神経や筋力の差が出にくい
- ・乗馬に向いている人の特徴は「馬が好きな人」「細かいことに気づける人」「コツコツと努力できる人」
- ・乗馬は性別・年齢関係なく多くの人が楽しめるスポーツ
このページをシェアする