【大学馬術部ってどんなところ?】
街中に桜の花びらが舞い、気付けばもう4月ですね。
4月といえば、学生の皆さんは新学年、新学期のスタートですね!
期待や不安がいっぱいの季節ですが、皆さんの学生生活が
充実したものなるといいですね。
さて、このブログをお読みいただいている皆さんのなかには
大学生や、その親御さんもいらっしゃるかもしれませんね。
もし、大学馬術部に入ろうか悩んでいる方がいたら
今回のインタビューが参考になるかもしれません。
大学馬術部で、4年間を過ごされた女性のお話です。
(※一部省略、編集しております。)
*****
1.大学馬術部に入ったきっかけは?
馬術部目当てにその大学に入ったので。
ただ漠然に馬術部入ってみたかっただけなので、私はどの大学の馬術部とまでは決めてませんでした。
2.乗馬クラブとの違いは?
乗馬クラブでは、クラブによって違ってはきますが、
会員は自分が乗る馬の馬装、乗った後のお手入れをすることが多いでしょう。
その他の馬の管理、世話などは、指導員やスタッフなどが担当していたりします。
一方大学馬術部では、乗馬クラブでスタッフが担当していることも
自分たちでします。
例えば、えさやり、掃除、お世話など、騎乗以外に費やす時間の方が
多くあります。
また、騎乗に関して乗馬クラブでは指導員が指導しますが、
大学馬術部では、監督に指導してもらうより、
先輩や、乗馬経験者に教えてもらうことの方が多いです。
3.大学馬術部で初めて乗馬する人っているの?
私の場合、だいたい、新入部員の半分が経験者、半分が大学で初めて
乗馬をする人でした。
学年によって、全員が乗馬未経験者の時もあります。
一概に言って、「大学で初めて乗馬をします」という学生の方が
多かったですね。
4.大学馬術部に入ってよかったことは?
ほぼ毎日顔をあわせているので、同期がもはや家族みたいな関係になります。
大学の思い出はほぼ馬術部の思い出ですね。
同期とは卒業してからも交友関係は続いており、
本当にこの仲間に出会えてよかったなと思います。
5.大学馬術部に入って大変だったことは?
バイトと朝です。
私は大学の近くに住んではなかったので、朝の集合時間に間に合う為に
早起きが大変でした。
大学の近くに住んでいたり、下宿している人はその辺りが少し楽かも
しれませんね。
6.大学馬術部に入ろうか悩んでいる学生へ一言:
生き物相手なので、覚悟して入部してください。
乗っている時間より、馬の世話をしている時間が長かったり、
大変なことも色々あります。
でも、だからこそ大人になってからでは経験できない馬や仲間との
深い関わりを得ることができるのだと思います。
いろんな思い出いっぱいの色濃い大学生活となりますよ。
*****
いかがでしたでしょうか?ちょっと、大学馬術部のイメージが沸きましたか?
ここでご紹介したお話は彼女の場合です。実際、他の大学では違うところも多々あると思います。
一つの例として、ご理解いただけば幸いです。
少しでも興味があれば、一度その門を叩いてみてください。合う、合わないはやってみないとわかりません。
大人になってから、馬術部に入りたいと思っても普通無理です。
私の知る限り、大学馬術部出身の方はいつになってもその経験が大人になっても生きていて、
とても時代を送られたんだなと思う方が多いです。
このページをシェアする