オリンピックの馬術競技って?
東京オリンピック開催まで残り295日!(2019/10/2時点)
今日から3回に分けてオリンピックの馬術競技について解説していきたいと思います!
第1回は、馬術競技について。
馬術競技はオリンピックの中で唯一の動物と共に行う競技であり、唯一の男女混成競技でもあります。
もちろん、人も馬も男女混成です!
表彰式ではこんな風に男女が並ぶことも多々。
生涯スポーツである馬術選手の年齢層はとても幅広く、これまでのオリンピックに最高齢で出場した選手も馬術選手です。
その選手こそ、馬場馬術の法華津寛選手!
71歳で2012年のロンドンオリンピック 馬場馬術競技に出場され、ギネス記録にもなりました。
ちなみに、法華津選手は前回の1964年 東京オリンピックにも、障害馬術の選手(当時23歳)として出場されました。
さて、そんなオリンピックの馬術競技は、3競技が行われます。
・障害馬術(8/4, 5, 7, 8)
・馬場馬術(7/25, 26, 28, 29)
・総合馬術(7/31~8/3)
※()カッコ内は日程
では、上記3競技を簡単にご説明したいと思います!
・障害馬術
障害物をいかに落とさず、速くゴールするかという競技。
選手は馬と共に160センチもの高さの障害を順番に飛び越えていきます!
緻密に計算されたコースを、選手は事前に下見をして、馬に合わせて歩数や歩幅を考え、本番に臨みます。
・馬場馬術
「馬術のフィギュアスケート」とも呼ばれている競技。
20×60メートルの馬場の中で、馬と共に演技をする採点競技ですが、詳しい説明は次回の記事で♩
・総合馬術
同一人馬で3日間かけて3競技をこなす、まさにトライアスロンのような競技。
初日に馬場馬術、2日目にクロスカントリー、3日目に障害馬術を行います。
クロスカントリーは、野外に置かれたさまざまな固定障害を順番に飛び越えながら、制限タイム内にコースを駆け抜ける競技。
3日間の減点が少なければ少ない方が良い、非常にハードな競技です!
もし質問などがあれば、私のツイッターアカウント(@maricardo821)や質問箱にどうぞ!
次回は「馬場馬術」にフォーカスして、競技内容や、どのように日本代表選手が選ばれるのかを解説したいと思います。
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