乗馬クラブの移籍を検討中の方へ!手続きや手順を解説
人事異動やご家族の事情、ライフスタイルの変化などによって、やむを得ずに乗馬クラブの退会を検討していらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
新しい生活に向かって、準備を進めなくてはならない多忙な中で、新しい乗馬クラブへの移籍を検討するのは大変かもしれません。
この記事では、そんな方に向けて乗馬クラブの移籍に必要な手続きや手順をご紹介します。
また引っ越しなどを機に「乗馬をやめようか」と思っていらっしゃる方に、移籍を検討していただくためのきっかけになれば幸いです。
この記事で分かること
・乗馬クラブの移籍の一般的な手順
・移籍の手続き前に確認したいこと
乗馬クラブの移籍は可能?
乗馬クラブの移籍はもちろん可能です。
ほとんどの方は、現在の乗馬クラブを退会し、新しい乗馬クラブに入会するという流れになるでしょう。
大手で全国に展開している乗馬クラブであれば、 別の場所で営業しているクラブに移籍することも可能です。
引っ越し先や新しいライフスタイルにあった乗馬クラブが近くにあるとは限らず、新しい乗馬クラブを見つけるのに時間がかかるかもしれません。
自分に合っているクラブを見つけるためには、なるべく多くのクラブに見学に行き、できればビジターで騎乗してみるといいでしょう。
クラブのインストラクターや会員さんの雰囲気を把握することができます。
移籍したい方向けのコースを準備しているクラブもあるようですので、こういったものを活用するのもいいですよ。
焦らずに、じっくりと複数のクラブを比較検討することをおすすめします。
また、自馬をお持ちの方は、愛馬の性格や健康状態に応じてクラブを検討する必要があります。
例えば、預託費に何が含まれているのかや放牧はほかの馬と一緒なのかなど、見学に行く前に確認したい点をリスト化しておきましょう。
乗馬クラブの移籍の一般的な手順
引っ越しやライフスタイルの変化などで、移籍をする時期が決まっているのでしたら、なるべく早いタイミングで移籍を検討しているとクラブに相談してみましょう。
個人経営の乗馬クラブであれば、退会の手続きについて確認します。
退会の手続きが完了したら、新しい乗馬クラブに入会すれば、移籍の手続きは完了です。
全国展開している大手のクラブであれば、移籍申請書等を一定の期日までに提出する必要があるはずですので、確認しましょう。
また、移籍先ですぐに騎乗したい場合は、事務処理にかかる日数も確認しておくのが◎。
購入済みの騎乗チケットや保険に関しても、移籍先で利用可能か聞いておきましょう。
自馬を所有されている方は、自馬の移籍手続きや輸送手続きも同時に進める必要があります。
ただし、乗馬クラブは馬の輸送の手配にも慣れているので、クラブ側にお願いするのがいいかもしれません。
現在所属しているクラブと新しいクラブのスタッフに確認をして、一番スムーズな方法で輸送を手配しましょう。
移籍の手続き前に確認したいこと
それでは、円滑に手続きが進められるように、移籍手続き前に確認しておいた方がいいことも整理しておきましょう。
現在所属しているクラブへの違約金等の有無
まずは、現在所属しているクラブとの契約書や会員規約を確認してみましょう。
契約の内容によっては、退会の時期が「入会後2年目以降」などと限定されていたり、違約金の支払いが必要だったりすることもあります。
あらかじめ契約内容を確認し、違約金の発生の可能性を頭に入れてから、 現在所属しているクラブの担当者と話をしましょう。
自馬を預託している方も、契約内容を確認しましょう。
契約満了前に預託契約の解除をする場合、違約金の支払いが発生するクラブもあるようです。
ロッカーや馬具のレンタルの確認
ロッカーや馬具のレンタルをされている方も契約内容を確認しましょう。
クラブによっては、年間契約になっているところもあります。
未使用期間の料金は、払い戻してもらえる可能性もあります。
場合によっては違約金が発生する可能性もあるでしょう。
新しいクラブの契約金等の初期費用
新しいクラブに入会する際の初期費用に関しても確認しておきましょう。
入会金だけでなく、数か月分の会費を前納する必要がある場合もあります。
また、自馬をお持ちの方は、入厩料など愛馬にかかる初期費用も同時に発生します。
移籍の際にかかるお金で、一番大きなウェイトを占める部分のはずです。
しっかり確認しておきましょう。
新しいクラブの各種ルール
転勤族の方は、また移籍をせざるを得ない可能性があるかもしれません。
その場合に備えて、退会時や移籍時のルールなども最初に確認しておくと安心ですね。
自馬の預託契約の中身もあわせて確認しておきましょう。
また、お支払方法、騎乗の予約方法、騎乗当日の流れなどもチェックしておくと、移籍後もすぐに乗馬を楽しむ環境が整います。
まとめ
仕事やご家族の事情、ライフスタイルの変化などで、現在所属のクラブに通えなくなってしまう方もいらっしゃると思います。
スムーズかつ穏便に移籍するためには、契約内容やルールをしっかりと把握した上で、クラブの担当者とお話をすることが大切です。
移籍の手続きには確かにお金も時間もかかりますが、新しい生活環境の中でも乗馬はストレスや運動不足の解消にぴったりの趣味になるはずです。
是非、自分の新しいライフスタイルにあった新しい乗馬クラブを見つけて、乗馬を続けませんか?
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