馬術競技と乗馬用品選定
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◇◆ コラム 馬術競技と乗馬用品選定 ◆◇
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・馬術競技の種類
マイナーなものまで含めると多くの競技種目がありますが、オリンピックでは、
馬場馬術・障害馬術・総合馬術の3種目があります。
馬場馬術とは、限られたスペースの中で決まっている項目をどれだけ正確に
できるかをジャッジされる種目です。言うなれば、フィギアスケートのような
イメージです。
障害馬術とは、障害を順序通りに飛び越えてゴールインし、途中での過失
(減点)の少なさを競う種目です。
総合馬術とは、3日間かけて行われる種目です。1日目に馬場馬術・2日目に
クロスカントリー(野外)・3日目に障害馬術のトータルの総減点を競います。
日本では、クロスカントリーを行える場所が少ない為あまり普及していません
が、ヨーロッパではメジャーな競技だといえると思います。
初級レッスン中のお客様も多数いらっしゃると思いますが、将来どんな競技に
進むかを早めにイメージしておけば、競技へ馴染むのもスムーズになるのでは
ないでしょうか。
・競技で使用する乗馬用品
馬術競技で使用する乗馬用品は、規定がありますので注意が必要です。
特に、馬場馬術は服装の規定が比較的厳しいものになっています。
よくある規定としては、キュロットは白色、ブーツは革製の黒のロングブーツ、
などがあります。
大会によって規定が変わりますので、詳しくは大会運営にお問い合わせ
下さい。
また、競技種目に合わせて乗馬用品を使い分ける場合もあります。
、
・障害馬術の例
肩口が広めで動きやすいジャケットにする。
常に腰を浮かせるのでヒザ革のキュロットにする。
・馬場馬術の例
姿勢が美しく見えるよう、体にピッタリのジャケットにする。
拍車着用の義務がある為、拍車嫌いな馬にはダミー拍車を使用する。
いずれにしても、競技用に乗馬用品をそろえる場合は、早めに準備して
大会までに乗馬用品に慣れておきましょう。
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