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馬術競技と乗馬用品選定

2011/2/15

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                   ◇◆ コラム 馬術競技と乗馬用品選定 ◆◇
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  ・馬術競技の種類
  マイナーなものまで含めると多くの競技種目がありますが、オリンピックでは、
  馬場馬術・障害馬術・総合馬術の3種目があります。


  馬場馬術とは、限られたスペースの中で決まっている項目をどれだけ正確に
  できるかをジャッジされる種目です。言うなれば、フィギアスケートのような
  イメージです。
  
  障害馬術とは、障害を順序通りに飛び越えてゴールインし、途中での過失
  (減点)の少なさを競う種目です。
  
  総合馬術とは、3日間かけて行われる種目です。1日目に馬場馬術・2日目に
  クロスカントリー(野外)・3日目に障害馬術のトータルの総減点を競います。
  日本では、クロスカントリーを行える場所が少ない為あまり普及していません
  が、ヨーロッパではメジャーな競技だといえると思います。


  初級レッスン中のお客様も多数いらっしゃると思いますが、将来どんな競技に
  進むかを早めにイメージしておけば、競技へ馴染むのもスムーズになるのでは
  ないでしょうか。
  
  ・競技で使用する乗馬用品
  馬術競技で使用する乗馬用品は、規定がありますので注意が必要です。
  特に、馬場馬術は服装の規定が比較的厳しいものになっています。
  よくある規定としては、キュロットは白色、ブーツは革製の黒のロングブーツ、
  などがあります。
  大会によって規定が変わりますので、詳しくは大会運営にお問い合わせ
  下さい。


  また、競技種目に合わせて乗馬用品を使い分ける場合もあります。

  ・障害馬術の例
  肩口が広めで動きやすいジャケットにする。
  常に腰を浮かせるのでヒザ革のキュロットにする。


  ・馬場馬術の例
  姿勢が美しく見えるよう、体にピッタリのジャケットにする。
  拍車着用の義務がある為、拍車嫌いな馬にはダミー拍車を使用する。


  いずれにしても、競技用に乗馬用品をそろえる場合は、早めに準備して
  大会までに乗馬用品に慣れておきましょう。


 

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