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鞍傷(あんしょう)について

2013/4/8

鞍が馬の背を何回もこすることにより生じる背中のキズを鞍傷(あんしょう)と言います。

治ってきたら白い毛が生えることが多いです。

逆に言えばキコウ部分に白い毛が多い馬は鞍傷が多い馬ですので、馬装には最善の注意をしましょう!

原因としては



 ●鞍の位置の不具合

  前や後ろ過ぎたりとか、左右不対照に装着してませんでしょうか?



 ●緩い腹帯

  しっかりと腹帯を締めましょう!



 ●馬体に合っていない鞍の使用

  キコウの幅は大丈夫ですか?



 ●鞍下ゼッケンの装着ミス

  馬体に合った鞍下ゼッケンの着用を!



 ●痩せてキコウが高い馬に多いです。

  騎乗する馬に合った馬装を!

 

鞍傷になってしまった場合、症状によりますが、乗らないことが一番です!!

調馬索にての調整をお勧めします。

 

軽い症状で騎乗する場合は

・正しい位置に鞍を装着しましょう!

 左右対称に鞍を装着してますか?

・鞍が動かない様、腹帯をしっかりと締めましょう!

 ゲルパッドを鞍下に敷き、鞍が滑らないようにすることもあります。

・馬体に合った鞍をつけましょう!

 最近 キコウの幅を変えれるガレット交換式の鞍があります。専門的な知識が無しにガレットを着け変えたりすると 逆に鞍傷を悪化させる恐れがあります。専門知識がある方に相談の上、交換した方が良いでしょう。

・傷口には、何も触れさせない。

 穴あきの分厚い鞍下ゼッケン等を使用したりすることもあります。

・馬体や傷口に合わせた特殊なゼッケンを着用しましょう!

 ?せてきてキコウが高い馬の場合、背中部分(キコウのサイド部分)を盛り上げるような特殊なゼッケンを使用する場合もあります。

・手入時に消毒を綺麗にしてあげ、傷口をしっかりと乾燥後に馬房へ!

 消毒を怠ると悪化する恐れがありますので注意しましょう!

 

騎乗する前に、一度愛馬のチェックをしてみてはいかかがでしょうか??

 

 

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