鞍傷(あんしょう)について
鞍が馬の背を何回もこすることにより生じる背中のキズを鞍傷(あんしょう)と言います。
治ってきたら白い毛が生えることが多いです。
逆に言えばキコウ部分に白い毛が多い馬は鞍傷が多い馬ですので、馬装には最善の注意をしましょう!
原因としては
●鞍の位置の不具合
前や後ろ過ぎたりとか、左右不対照に装着してませんでしょうか?
●緩い腹帯
しっかりと腹帯を締めましょう!
●馬体に合っていない鞍の使用
キコウの幅は大丈夫ですか?
●鞍下ゼッケンの装着ミス
馬体に合った鞍下ゼッケンの着用を!
●痩せてキコウが高い馬に多いです。
騎乗する馬に合った馬装を!
鞍傷になってしまった場合、症状によりますが、乗らないことが一番です!!
調馬索にての調整をお勧めします。
軽い症状で騎乗する場合は
・正しい位置に鞍を装着しましょう!
左右対称に鞍を装着してますか?
・鞍が動かない様、腹帯をしっかりと締めましょう!
ゲルパッドを鞍下に敷き、鞍が滑らないようにすることもあります。
・馬体に合った鞍をつけましょう!
最近 キコウの幅を変えれるガレット交換式の鞍があります。専門的な知識が無しにガレットを着け変えたりすると 逆に鞍傷を悪化させる恐れがあります。専門知識がある方に相談の上、交換した方が良いでしょう。
・傷口には、何も触れさせない。
穴あきの分厚い鞍下ゼッケン等を使用したりすることもあります。
・馬体や傷口に合わせた特殊なゼッケンを着用しましょう!
?せてきてキコウが高い馬の場合、背中部分(キコウのサイド部分)を盛り上げるような特殊なゼッケンを使用する場合もあります。
・手入時に消毒を綺麗にしてあげ、傷口をしっかりと乾燥後に馬房へ!
消毒を怠ると悪化する恐れがありますので注意しましょう!
騎乗する前に、一度愛馬のチェックをしてみてはいかかがでしょうか??
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