乗馬で健康美を目指そう!ダイエット&運動不足解消に。乗馬の消費カロリーは?
乗馬は馬と触れ合うことで非日常を体験し、リフレッシュに効果的なスポーツです。
しかし実は、ダイエットや運動不足の解消にも非常に効果的なのです。
この記事では、どれほど効果的か他のスポーツと比較しながら解説していきます。
また乗馬でダイエット効果が期待できる身体の部位も紹介しますので、気になる方はチェックしてみてください。
この記事で分かること
・乗馬ダイエットのメリット・デメリット
・乗馬でダイエット効果が期待できる体の部位
乗馬はダイエット&運動不足解消に効果的って本当?
乗馬はスポーツといいますが、疑っている人、いませんか?
「馬に跨っているだけでしょ?」「乗馬をやっている人に汗臭さを感じないよ」なんて思っている人もいるのではないでしょうか。
でも騎乗してみるとわかると思いますが、思いもよらないところが筋肉痛になったり、汗がじんわりかいてきたりと、乗馬は意外と体力を使うスポーツなのです。
理由は大きな馬の背中に跨っているだけにみえても、ぐらぐらしている背中の上で落ちないようにバランスとることで体幹が鍛えられているからです。
そうすることで姿勢は美しくなり、基礎代謝もあがり、ダイエットに効果的な体質にも変わってきます。
乗馬と他のスポーツの消費カロリーを比較
乗馬がダイエットや運動不足解消に効果的だと分かっても、ここで気になるのは消費カロリーではないでしょうか。
特にダイエットを考えられている方は気になりますよね。
ある研究結果の引用となりますが、10分あたりのスポーツ別消費カロリーはこんな感じです!
水泳(クロール) | 145kcal |
---|---|
筋肉トレーニング | 72kcal |
テニス | 59kcal |
ウォーターエクササイズ | 55kcal |
ボウリング | 50kcal |
乗馬 | 46kcal |
エアロビクス | 42kcal |
ウォーキング | 40kcal |
ラジオ体操 | 38kcal |
サイクリング | 37kcal |
エアロバイク | 35kcal |
ゴルフ | 34kcal |
サウナ | 31kcal |
ストレッチ | 21kcal |
ハイキング | 11kcal |
乗馬を見てみると、エアロビクスより消費カロリーが高く、意外とハードなスポーツだということがわかりますよね!
乗馬レッスン一回の消費カロリーの目安
乗馬はウォーキングやサイクリングのように、手軽ではないとか隙間時間にできないという問題があります。
しかし1回のレッスン時間が決まっているからこそ、しっかり運動をしカロリーを消費することができます。
では、一回の乗馬レッスンではどれくらいカロリーを消費するでしょうか。
通常、一回のレッスンは40〜50分です。
体格によって消費カロリーは変わってきますが、だいたい200〜300kcalも消費することになります。
乗馬は有酸素運動。より効果をアップさせるには?
乗馬は、短距離走や筋トレのような無酸素運動とは逆で有酸素運動になります。
有酸素運動は、ウォーキングやエアロバイクなどが代表的で、負荷が軽く、時間をかけて行うものです。
運動開始から20分くらいしてから脂肪燃焼が始まるといわれていますので、1回のレッスンが40〜50分の乗馬レッスンは有酸素運動には最適な時間といわれています。
しかしせっかくの有酸素運動、より効果アップを狙いたい人もいるのではないでしょうか。
その場合には、筋トレも取り入れ、無理せず長期間継続することがおすすめです。
乗馬で楽しく健康的に痩せよう!
健康的に痩せようと思い、無理して体を動かして怪我をするパターン、耳にしたことありませんか。
特に年齢を重ねていくと、以前出来ていたことを同じようにやってみると意外と出来なくなっていたり、怪我に繋がってしまい、それによって運動が継続できなくなることもあります。
乗馬はそのようなトラブルがほとんどありません。
それはなぜでしょうか。
思い出してみてください。他のスポーツと比べて乗馬は平均年齢が高いですよね?
それは急激な筋力運動を必要としないので、体力的にも続けやすいということが一つの要因ではないでしょうか。
年を取っていくと筋力も低下しますし、スポーツが億劫になってきますよね。
ですが乗馬は力で制御するスポーツではなく、バランスと脚の微妙な感覚をもって成立するスポーツですので、年を取ってからでも始められるスポーツです。
腰周りの筋肉の強化、足腰の強化とバランス感覚の向上により腰痛、転倒の予防、姿勢の改善なども期待できます。
ここからはそんな乗馬ダイエットのメリット・デメリットをご紹介します。
乗馬ダイエットのメリット① 体幹が鍛えられ基礎代謝量アップ!
体幹とは、身体の中心部を指す筋肉で腹筋・背筋・肩甲骨・腰回りの筋肉などのことをいいます。
この体幹は、腕や足の筋肉に比べて大きいのは想像できますよね。
この大きな筋肉を鍛えることで基礎代謝がアップします。
基礎代謝がアップすれば、仕事中や睡眠中など運動をしていない時間でも消費カロリーがアップし、ダイエットに効果的です。
ではなぜ、乗馬で体幹が鍛えられるのでしょう。
それは4本肢で動く馬の背中に乗ってみると、予想以上に大きく揺れます。
そこで無意識に体幹を使い全身でバランスをとっているのです。
乗馬ダイエットのメリット② 運動が苦手でも楽しんでダイエットできる
乗馬は運動神経がないという方やご年配の方でもできるスポーツだということをご存知ですか。
これまでオリンピックに出場した馬術選手の中には60代、70代の選手もいます。
馬を競技パートナーとする乗馬に必要なのは、運動神経よりもバランスと指示を伝える手足、そして馬との信頼関係です。
バランスや指示の出し方などは、馬に乗り始めてから、姿勢を正しくしていきながら、技術を向上させていくうちに身についてきます。
生涯スポーツとして、定年後に乗馬を始められる方もおり、いくつになっても続けられるスポーツです。
乗馬ダイエットのメリット③ きれいな姿勢で理想のボディラインが手に入る!
乗馬をやっている人ってみんな背筋が伸びていてきれい、なんて思ったことありませんか。
乗馬をしている人で姿勢が悪い人、猫背の人を探すのは大変かと思います。
では、なぜ乗馬をしている人はみんなきれいな姿勢なのでしょう。
それは正しい姿勢を心がけて乗馬をしているからです。
乗馬は重心を丁度真ん中に置かなければなりません。
猫背などで重心が前にかかっていると、動きが激しくなってきたときに対応できなくなります。
背中に一本の棒が入ったように背筋を伸ばし、重心を真ん中にすることを意識することで自然と体幹が鍛えられ、普段の姿勢まで美しくなります。
乗馬ダイエットのデメリット
乗馬ダイエットのメリットをこれまで紹介してきましたが、デメリットもあるので紹介します。
乗馬ダイエットのデメリットの一つ目はお金がかかることです。
乗馬をするためには乗馬クラブに通う必要があるため、お金がかかります。
場所にもよりますが一般的に乗馬クラブの月会費が1〜2万円、騎乗料が1回につき2,000~4,000円、その他にも保険料やレンタルするものがあればレンタル料がかかります。
デメリットの二つ目は怪我をする可能性があるということです。
もちろん、どんなスポーツでも怪我の心配はありますが、乗馬の場合は馬による怪我のリスクがあります。
馬はよく調教されていますが、大きな音や何かに驚いてしまうことで予期せぬ動きをすることがあります。
そのため、乗馬クラブでは保険に加入したり、プロテクターの着用をすすめていたりします。
乗馬でダイエット効果が期待できる体の部位
ここからは乗馬でのダイエットするときに効果が期待できる体の部位について説明します。
あなたが気になっている部位が含まれているかぜひチェックしてみてください。
ウエスト周り
ウエスト周りを気にする方は、結構多いのではないでしょうか。
乗馬をすることで腹筋が鍛えられ、大切な内臓を正しい場所で支えることができるようになるため、ウエスト周りもすっきりとしてきます。
ももの内側
普段の生活でももの内側を意識することは少ないと思います。
乗馬はガニ股にならないよう内側の筋肉を使う必要があります。そのため、乗馬をしているとももの内側の筋肉を鍛えられます。
ももの内側は鍛えにくい部分ともいわれていますが、乗馬によって鍛えられることで美脚効果が期待できますよ。
ヒップ
乗馬は優雅なスポーツにみえますが、ふくらはぎ、太もも、ヒップと下半身全体の筋肉を使います。
例えば軽速歩などでは、立つ・座る・立つ・座るをリズムよく行いますが、まるでスクワットのようでもあります。
そのため乗馬を継続するとヒップアップにも効果が期待できます。
まとめ
乗馬はセレブの趣味と思われることもありますが、しっかり身体を使う有酸素運動です。
乗馬をすることで、体幹が鍛えられて基礎代謝がアップし、姿勢も美しくなります。
また運動神経や年齢に関係なく、誰でも挑戦できるスポーツということで健康維持にも効果的です。
健康的にダイエットしたい方、運動不足の解消を考えられている方に、乗馬はおすすめです。
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