ショートグランプリ課目デビュー!
オリンピックの馬場馬術競技は、「グランプリ課目」という経路を行います。
グランプリ課目には、速歩で足を高く上げながらリズムよくステップを踏む「パッサージュ」や、その場で足踏みをする「ピアッフェ」、
スキップのように踏歩変換を1歩毎に行う連続踏歩変換など、限られた馬しかできない難易度の高い技が経路に散りばめられています。
ドイツにはグランプリ課目への調教過程で出場することのできる「インターメディエイトⅡ課目」や「ショートグランプリ課目」という経路があり、
このクラスに出場することがグランプリ馬になるまでの通過地点となっているため、私も愛馬ブリタニアとこのクラスへの出場を目標に取り組んできました。
4年前の2017年、当時9歳の愛馬ブリタニアに出会った頃は、セントジョージ、インターメディエイトⅠがなんとかできるレベルでしたが、
トレーナーの多大なるサポートと日本の所属先のみなさんのアドバイスのお陰で、先日ついにインターメディエイトⅡ課目とショートグランプリ課目へのデビューを果たすことができました!
デビュー会場となったのは、アンクムという町にある競技場。
実は、ドイツではじめて大会に出場したのもここでした。
二週連続で出場し、最終日にはラッキー入賞!
ミスもあり、結果は満足できるものではなかったですが、今後の私たちの成長に繋がる大きな一歩となりました。
人馬ともにグランプリ課目の経験がない中での調教は決して簡単ではありませんでしたが、目標としていたクラスアップを達成することができて一安心しています。
・・・
さて、今回はみなさんにご報告があります。
4年にわたるドイツ修行を終え、来年から愛馬ブリタニアとともに日本で競技活動を続けていくことになりました。
馬術の本場ヨーロッパで習得した技術と経験をいかして、日本で活躍できるよう一生懸命努めます!
引き続き、応援よろしくお願いします。
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