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実はメリットいっぱい!子供の習い事に選びたい、乗馬の魅力

2023/7/21

馬に乗る子供たちのイメージ

子供の習い事としてもたくさんの魅力やメリットにあふれている乗馬。
この記事では実際に子供が乗馬を習う理由やメリット、気になる費用面等を詳しくご紹介します。

この記事で分かること

・子供の習い事に乗馬を選ぶ理由
・乗馬を習わせる際の注意点
・子供の乗馬にかかる費用
・乗馬クラブを選ぶ時のポイント

密かに人気!子供の習い事に乗馬を選ぶ理由

乗馬は子供の習い事としても人気を集めています。

どのような理由で選ばれるのでしょうか。
メリットを詳しく見ていきましょう。

メリット① 年齢・性別関係なく学べてコミュニケーションにもつながる

老若男女の手のイメージ

乗馬は老若男女、分け隔てなく楽しめるスポーツです。
乗馬クラブにはあらゆる年齢層の愛好家が集まります。

子供にとって身近な大人と言えば、家族と学校の先生です。
自然と日常生活や学校生活、勉強などの話題が多くなるのではないでしょうか。

馬や乗馬といった共通の話題を通じて、家族や学校の先生以外の大人とコミュニケーションを取れるのは、子供にとって魅力的な環境です。

また、クラブに来る年下の子供とのコミュニケーションを通じて、面倒見のよさが育まれることも期待できます。

メリット② 体幹が鍛えられ、きれいな姿勢が身に付く

乗馬なんて動いている馬にまたがっているだけ…
まだ乗馬を体験したことがない方の中には、このように乗馬をスポーツとして捉えていない方もいるかもしれません。

騎乗中は馬にまたがっているだけに見えますが、乗り手は馬から落ちないように全身の筋肉、特に体幹を使ってバランスを取っています。

そのため、騎乗すればするほど、体幹が自然と鍛えられるのです。

また、背筋を伸ばし上体を起こして合図をしないと、馬には乗り手の意図が正しく伝わりません。
そのため乗り手は馬上で、きれいな姿勢を保つように意識します。

乗馬を長く続けていると、いつの間にかこの姿勢がしみついて、騎乗していないときもきれいな姿勢が維持できるようになるようです。

姿勢がきれいになれば、体のバランスが整って新陳代謝が改善されます。
その結果、コリや疲れが出にくくなり、消化器の働きが良くなります。

意外なところでは、集中力の向上にも効果があるそうです。

メリット③ 動物と触れ合うことができ、アニマルセラピーの効果も期待できる

馬に乗る親子のイメージ

ストレス社会と言われる現代において、子供たちも例外ではありません。

成績や受験などの学習面、先生や友人との人間関係など、あらゆるストレスにさらされています。
大人たちと同様に子供たちにも癒しや息抜きが必要です。

馬や犬など社会性の高い動物には人間を癒す力があるとされており、医療の場面にも積極的に取り入れられるようになってきました。

欧米ではAnimal Assisted Therapy 、日本では動物介在療法やアニマルセラピーと呼ばれています。

療法と言っても、特別なことはしません。

乗馬やお手入れなど馬とコミュニケ―ションを取ることにより、子供たちは癒され、ストレスが解消できます。

さらに、自分に自信を持ったり、積極的になったりする心理的な効果も認められるそうです。

メリット④ 生涯続けることができる

乗馬は乗り手の動きや指示によって、馬がいかにスマートに動いてくれるかを極めるスポーツで、経験による引き出しの多さが非常に重要です。

そのため、年齢や性別によるパフォーマンスの差は他のスポーツと比べて大きくありません。

実際にオリンピックでも、性別や年齢別で競技が区別されることはありません。

2012年に開催されたロンドンオリンピックで馬場馬術の日本代表だった法華津 寛選手は、当時71歳でした。

馬の性格は千差万別。
同じ乗り方をしても騎乗する馬のタイプによって、パフォーマンスが変わってきます。

さらに、同じ馬でもその日によって、コンディションや気分が違います。
乗り手は馬に合わせて、乗り方を微妙に調整する必要があります。

次から次へ新たな目標や課題が出てくる乗馬の魅力に気づくことができれば、生涯続けられる趣味になるでしょう。

関連記事:乗馬に向いているのはどんな人?馬の競技は男女平等?

乗馬を習わせる際の注意点、気をつけたいことは?

ポニーに乗る子供のイメージ

こんなに魅力的な乗馬ですが、パートナーは動物。
子供に習わせるのは色々と不安もあるのではないでしょうか。

ここからは、子供に乗馬を習わせる際に気をつけたいポイントをご紹介します。

安全面に注意

どんなスポーツでも同じですが、安全面には注意が必要です。

特に乗馬の場合、落馬のリスクがあります。

馬は突発的なことや大きな音などに非常に敏感な動物です。
予期せぬことが起きた場合にもケガをしないよう、十分な準備をしましょう。

安全な騎乗にヘルメットは必須です。

日本には乗馬用ヘルメットの安全規格はありませんが、外国には規格があります。
主な規格にVG1(ヨーロッパ)、PAS(イギリス)、ASTM(アメリカ)があります。

購入時には、これらの規格を満たしたものを選びましょう。

関連商品:乗馬用 ヘルメット 商品一覧

ボディプロテクターも体を守ってくれる大切な装具です。
ヨーロッパの安全規格EN13158に準拠したものを選びましょう。

エアバッグが内蔵された新しいタイプのプロテクターに関しては、ヨーロッパやアメリカでも規格がまだありません。

しかし、各メーカーがそれぞれの基準で安全性をテストしており、すでに多くの乗り手が使用しています。
ホームページ等で詳細を確認しましょう。

関連商品:乗馬用 ボディプロテクター 商品一覧

関連記事:乗馬用プロテクターの選び方

月謝や道具類などの費用面

家計簿と電卓のイメージ

乗馬を習い事にしたいとき、やはり気になるのは費用面ではないでしょうか。

必ずかかってくるのは月謝や道具類の購入費です。
また、入会金が必要なクラブもあるでしょう。

子供料金が良心的に設定されているクラブもありますし、少年団があるクラブもあるでしょう。
実際に候補のクラブを訪れて、子供を連れている保護者の方にお話を聞いてみるのもいいかもしれません。

道具についてはある程度レンタルができるクラブも多いですが、少し慣れてきたら自分の道具が欲しくなりますよね。

そんな時は、ブーツやヘルメット、キュロット等の乗馬に必要なものが揃う、キッズ用のビギナーセットがおすすめです。

ウェアのサイズは実際に着てみないと分かりにくいですが、ジョッパーズなら無料で試着や返品が可能!ぜひ気軽に試してみてくださいね。

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通い続けられる環境にクラブがあるか

騎乗前には馬のお手入れや準備、騎乗後も馬のお手入れがあるため、クラブでの滞在時間は長くなるでしょう。

せっかく乗馬を始めたのに、本人や家族の生活に影響が出てしまったら大変です。

長く続けられるように、通いやすい距離や環境にある乗馬クラブを選びましょう。

子供の乗馬にかかる費用はどれくらい?

実際に子供が乗馬を始めたら、どれくらいお金がかかるのでしょうか。
具体的に見てみましょう。

入会金や月会費

入会金や月会費は、クラブの所在地やコンセプトによって幅があります。

入会金は無料のところから数百万円のところまであるそうですが、数万〜25万円ほどのクラブが多いようです。

月会費もばらつきがありますが、多くのクラブでは1〜2万円に設定されています。
月会費に騎乗料や借馬料、指導料などが上乗せされる場合もあります。

また、会員の種類によって、月会費が違うクラブもあります。詳細は問い合わせてみましょう。

関連記事:乗馬ライセンスについてと乗馬クラブの費用

ウェアや道具の購入費

乗馬に必要不可欠なヘルメット、ブーツ、チャップスの3点セットのイメージ

ウェアや道具の購入費も確認しておきましょう。

クラブによっては各道具はレンタルが可能な場合もあります。
詳しくはクラブに確認してみましょう。

乗馬で必要な主な道具

・ヘルメット
機能によって値段もさまざまですが、中心価格帯は5,000円〜2万円。
落馬時に頭部の負傷を防ぐ大事な道具なので、海外の安全規格を満たしたものを選びましょう。

・ボディプロテクター
8,000円〜4万円くらいのものが多いようです。
海外の安全規格をパスしたものやエアバック内蔵のものを購入するのがいいでしょう。

・キュロット
5,000円〜数万円と幅広い価格帯のものがあります。
初心者の方へおすすめは尻革のキュロットです。

・ハーフチャップス
ジョッパーブーツと合わせて着用する場合に購入します。
素材も本革から合皮まで3,000円〜数万円のものがあります。
お手入れのしやすさも考慮して選ぶのがおすすめです。

・ブーツ
ジョッパーブーツとハーフチャップスを着用する方が多いでしょう。
ジョッパーブーツには合皮や本革のものがあり、初心者向けのブーツだと価格は8,000円〜2万円程度のものが多く販売されています。

・グローブ
1,000円〜5,000円のものが多く、素材も多彩。
手になじんで、指を動かしやすいものを選びましょう。

乗馬クラブを選ぶ時のチェックポイントをご紹介

子供に合った乗馬クラブはどのように選んだらいいのでしょうか。
ここからは、乗馬クラブの選び方のポイントをいくつかご紹介します。

実際に体験や見学に行き、雰囲気をチェック

馬に乗せてもらう子供のイメージ

一口に乗馬クラブと言っても、コンセプトや雰囲気がクラブによって全く違います。

子供に合った乗馬クラブを見つけるためにも、まずは見学に行ってみましょう。

体験やビジター騎乗が可能なクラブであれば、お試しでレッスンを受けてみるのがベストです。
クラブの雰囲気やインストラクターとの相性を確認することができます。

また、少年団の活動があるクラブもあります。
お手頃に同年代のお友達とスタートできるので、気軽に始められるかもしれません。

年齢制限や指導方法

クラブによって、何歳から騎乗できるか、ルールも違います。

筆者の通っているクラブでは、ビジターでのポニーの引馬は3歳以上、1人での騎乗は小学校1年生からだそうです。
1人での騎乗の場合も、小学生はポニーをパートナーにすることが多いようです。

また、指導方法についても確認しましょう。
マンツーマンで教えてくれるところもあれば、レッスンは他の馬と一緒に部班で行うクラブもあります。

マンツーマンの指導の場合は、インストラクターからじっくりと教えてもらうことができますが、その反面、費用が高くなることがあります。
また部班のように、他の馬のペースに合わせて騎乗をするような機会には乏しいかもしれません。

部班でレッスンをする場合、マンツーマンほどのきめ細やかな指導は期待できないかもしれません。
しかし、他の馬の動きに合わせて自分の馬を動かす部班での経験は、1人で騎乗する際にも役立ちます。

レベルに合わせたクラスがあるか、ライセンス取得を目指せるか

乗馬クラブで馬に乗る子供のイメージ

乗馬の上達スピードにはかなりの個人差がみられます。

部班でのレッスンの場合は、レベルに合わせたクラスがあるか確認しましょう。
子供が通える時間帯なのか、予約は取りやすいのかも合わせて聞いておきます。

また、乗馬ライセンスを取得できるクラブなのかも確認しておきましょう。

一般に「乗馬ライセンス」と呼ばれる「乗馬技能認定」は全国乗馬倶楽部振興協会に登録されているクラブや乗馬大会で取得することができます。

乗馬ライセンスの合格を目指して練習することは、子供たちのモチベーションや目標につながります。

月会費以外にお金がかかる場合も?費用面を事前に確認

クラブの料金設定によっては、月会費以外に費用がかかる可能性もあります。

例えば、騎乗料や借馬料、指導料。これ以外にも馬具のレンタル料がかかるところもあるでしょう。

また、忘れてはいけないのが傷害保険料です。
1鞍ごとに支払いを求めるクラブもあれば、個人にお任せ、というクラブもあります。

乗馬は落馬によるケガのため、通院や入院の可能性もあります。
傷害保険には何らかの形で必ず加入し、いざというときのために備えてください。

まとめ

馬を撫でる子供のイメージ

乗馬は子供の習い事としても魅力的です。
子供たちが不安なく、乗馬を楽しめる環境を整えてあげましょう。

クラブの選定については、子供の意見ももちろん重要ですが、親にとっても納得できるものであることが大切です。

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