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乗馬は何歳までできる?始める年代に制限は?

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2023/10/3

乗馬は何歳までできる?のイメージ

年齢を重ねると体力も運動能力も衰え、楽しめるスポーツが限られてきます。
しかし、乗馬は生涯スポーツともいわれ、いつまでも続けることができます。

そうは言っても「実際は何歳までできる?」「始めたいけれどこの年代でも大丈夫?」という疑問もあると思います。

今回は、乗馬は何歳までできるのか、年齢制限やシニア世代の乗馬の楽しみ方について解説していきます。

この記事で分かること

・ずばり乗馬は何歳までできるの?
・今から乗馬を始めるか迷っている方へ。シニア世代歓迎の乗馬クラブの選び方
・【豆知識】乗用馬や競争馬の年齢(馬齢)制限は?

ずばり乗馬は何歳までできるの?

乗馬は体への負担が少ないスポーツだということをご存知ですか。

具体的には、身体に障害がある方でもセラピーホースに乗ることができたり、年齢を重ねて定年後に始められるシニアの方もいます。

しかも体への負担が少ないだけでなく、馬の揺れる背中に乗っているだけで、体をほぐしたりバランス感覚を鍛えたりと、筋力不足を解消し運動機能を向上させることができます。

「乗馬は何歳までできる?」ずばりその答えは、何歳になっても続けられます。

乗馬を始めるのに年齢は関係ない

乗馬は何歳までできる?のイメージ

年齢を重ねると体力や運動能力が衰え、スポーツは無理と感じてしまう方も多いのではないでしょうか。

乗馬も大きな馬を動かすためには、体力が必要と思われるかもしれません。

しかし乗馬は体力や運動神経、そして何歳まででも楽しむことができ、若さも関係ありません。

それよりも必要なのは、馬の気持ちに寄り添えるかです。

乗馬は自分1人ではできません。馬が必要です。
馬と信頼関係を築くためにも「この行動は馬を驚かせるかな?」「何か怖がっているかな?」など馬の気持ちに寄り添うことが大切です。

また、レッスン中「どうして動いてくれないの?」「なぜそっちにいくの?」など思い通りにならないこともあります。

そのようなときに粘り強さと思いやりを持って対応することが必要になります。

そのため、乗馬を始めるのに年齢は関係ありません。

また、体重や身長制限についても気になる方はいると思います。

これらは乗馬クラブによって異なりますが、一般的に体重は馬への負担から90kg以下、身長については馬を操作するため125〜130cmが必要とされています。

関連記事:乗馬体験に体重制限はある?馬の体重の20〜30%が目安って本当?

馬術競技では高齢のオリンピック選手も

乗馬は何歳までできる?のイメージ

これまでサッカー・野球・水泳・相撲・フィギュアスケートなど、さまざまなスポーツ選手が引退をする際にはニュースになり、世間を騒がせてきました。

これらのスポーツの引退年齢の平均は20代といわれています。
そしてバスケットボール・バレーボールも30代前半といわれています。

このように大抵のスポーツ選手は20代、30代で引退をしていきます。

スポーツの祭典といわれるオリンピックの入場シーンをみても、若い選手ばかりですよね。

しかし一方で高齢の選手としてニュースになった方がいるのを覚えていますか。
馬術選手の法華津寛選手です。

法華津選手は1964年に開催された東京オリンピックに障害飛越競技の選手として出場後、馬場馬術に転向。

1984年のロサンゼルスオリンピックには補欠で選出されましたが出場できず、1988年ソウルオリンピックでは愛馬が出国検疫においてウイルス陽性反応を示してソウルへ輸送不可となり、出場を断念。

そして2008年の北京オリンピックで日本最高齢の選手として、2回目の出場を果たしました。
このとき67歳。さらにロンドンオリンピックには記録を塗り替え71歳で出場しました。

このように、何歳まででも活躍することが可能なのが乗馬の世界です。

関連記事:乗馬に向いているのはどんな人?馬の競技は男女平等?

今から乗馬を始めるか迷っている方へ。シニア世代歓迎の乗馬クラブの選び方

乗馬は何歳までできる?のイメージ

健康維持・老後の新たな趣味として何か始めようとしている年代の方にとって、乗馬はおすすめです。

体への負担が少ない上に馬に癒されながら有酸素運動ができるのですから、一石二鳥です。

しかし、楽しい乗馬生活を送ろうとしても想像と違うとガッカリしてしまいます。
まずは自分に合った乗馬クラブを探してみましょう。

ここからは、シニア世代の方におすすめの乗馬クラブの選び方をご紹介します。

シニア向けのレッスンやメニューがあるか

乗馬クラブにシニア向けの会員システム・レッスン・メニューがあるか確認してみましょう。

シニア向けのシステム・レッスン・メニューがある場合は、その分シニア世代が通いやすい環境が整っていて安心ですよね。

また、そのような乗馬クラブは自然とシニア世代が集まりやすく、仲間作りもスムーズになります。

実際に通っているシニア世代がいるか

乗馬は何歳までできる?のイメージ

シニア世代を歓迎している乗馬クラブかどうかを判断する方法として、実際に通っているシニア世代がいるかを確認してみることも大切です。

これは電話で問い合わせることもできますが、直接行ってみることをおすすめします。

実際に何歳までの人がいるのか、肌で感じてみましょう。
また、行ってみると乗馬クラブの雰囲気や設備もわかるのもいいですよね。

乗馬クラブでは平日と休日、昼間と夜では利用する人も違うため、見学する際は、自分が通う曜日や時間帯に行ってみるといいでしょう。

ここで「乗馬クラブでは世代を超えて仲間を作りたい」「同世代がいなくても気にならない」という方もいると思います。

しかし、世代によって乗馬の目的や悩みも違います。

例えばシニア世代の目的として健康維持や癒しを求める人が多い中、若い世代は外乗や大会出場を目指している人が多くいます。

そのため、同世代がいる安心感は大きなポイントになります。

まずは体験コースに参加してみる

乗馬を始めてみようかと思われた方は、まず体験コースに参加してみましょう。

そこで実際に馬とふれあいながら、普段のレッスンではどのようなことをやるのか、自分が続けていけそうか判断することができます。

【豆知識】乗用馬や競争馬の年齢(馬齢)制限は?

競走馬のイメージ

ここまでは乗馬においての人間の年齢制限についてお話ししましたが、乗用馬や競走馬は何歳まで活躍するのでしょうか。

競走馬は通常、2歳から3歳にかけての新馬(メイクデビュー)でデビューします。
その後、5歳から7歳で引退をしますがもっと長い期間走る馬もいます。

競走馬として引退した後、次のキャリアとして多いのが乗馬クラブでの乗用馬です。

しかし、競走馬引退後にすぐに乗用馬になれるわけではありません。
競走馬と乗用馬では求められるものが違うため、再調教が必要になります。

そのため乗馬クラブにいる乗用馬は8歳から20歳程度になっています。

まとめ

乗馬は何歳までできる?のイメージ

乗馬は老若男女問わず楽しめるスポーツで、定年を迎えてから健康維持や馬へ癒しを求めて始める方もいます。

体への負担が少ないながらも、しっかり有酸素運動ができ、体をほぐすことができる乗馬は、何歳まででも楽しむことができます。

「気になるけれど、体力がない」という方は一度体験をしてみることをおすすめします。

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