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安心して乗馬を楽しむために。知っておきたい「乗馬の保険」について

2024/12/27

安心して乗馬を楽しむために。知っておきたい「乗馬の保険」についてのイメージ

誰でも乗馬中の事故にはあいたくありません。
ただ、乗馬をしていればどうしても避けられないこともあります。

今回はそんな場合に備えられる「乗馬の保険」についてご紹介します。

乗馬のスタイルによって加入する保険を検討する必要があるかもしれません。
是非、参考にしてみてくださいね。

この記事で分かること

・乗馬の保険は必要?
・生命保険との違い
・乗馬で使える保険の種類
・保険を選ぶときに注意したいこと

乗馬の保険とは?

「乗馬の保険」とは、どういうものをいうのでしょうか。

ひと口に「乗馬の保険」と言っても、その補償内容はプランによってかなり違いがあるようです。
詳しく見ていきましょう。

乗馬の保険は必要?

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その前にそもそも、乗馬を楽しむにあたり、保険への加入は必要なのでしょうか。

乗馬のケガとして最初に思いつくのは、落馬等の騎乗中の事故ではないでしょうか。
この場合、通院や入院が必要になるかもしれません。

少し古いデータですが、消費者庁が乗馬中の事故についてまとめたものを見ると、騎乗中の事故では半数以上が通院の必要はなかったとのことでした。

ただし、落馬でケガをする人が少ないわけではありません。

負傷した部位や重症度によって、入院や通院、休業を余儀なくされることがあります。
ある保険会社のリサーチによれば、骨折での1日の入院自己負担額は平均13,962円にも及ぶそうです。

多くの乗馬クラブは、乗り手がケガをした場合に備え保険に加入しているため、ほとんどの場合、治療費の補償はあるはずです。

しかし、それでも不十分な場合や、クラブが保険未加入だったなんてことがあるかもしれません。

そんな場合でも個人で保険に加入をしておけば安心です。

普通の生命保険との違い

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生命保険の場合は主に死亡した際に保険金が支払われます。

乗馬でも死亡事故はゼロではありませんが、ケガをする確率の方がかなり高いです。
そのため、一般に傷害保険と呼ばれる保険に加入します。

傷害保険は「急激」、「偶然」、「外来(外的要因による)」の要因を満たすケガをした場合に一定の通院費や入院費用を補償してくれるものです。

死亡した際の補償もありますが、生命保険より保険金は低い傾向にあります。

また、ケガを補償してくれる保険には医療保険もあります。

ただし、医療保険では、入院や手術をしたケガや病気についてのみ補償されることがほとんど。
特約で通院補償をつけることもできますが、入院や手術を伴う病気やケガでないと補償されません。

また、傷害保険は医療保険のように健康状態を問われないので、どなたでも加入しやすい保険です。

乗馬で使える保険の種類をご紹介

乗馬で使える保険の中にもさまざまな種類があります。
一つずつ紹介していきます。

乗馬専用の保険

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「乗馬保険」や「乗馬専用保険」といった名前で売り出されている保険があります。
乗馬の特性に合わせてカスタマイズされた傷害保険であることが多いようです。

またケガだけではなく、乗馬用品の破損や盗難も補償される保険もあるようです。

特に破損に関しては、偶発的な事故が原因となっているものであればOKだそうで、落馬事故による乗馬服の破損も含まれるのだとか。

乗馬愛好家にとっては、充実した補償内容になっています。

乗馬にも適用できるスポーツ保険

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スポーツ保険に入っている乗り手も多いのではないでしょうか。

スポーツ保険はスポーツで負傷した場合に補償される保険で、乗馬以外のスポーツも楽しんでいる方にはぴったりです。

特約をつけない限り、一般的な傷害保険よりは安い保険料で加入できます。

4人以上の団体であれば、スポーツ安全協会の保険にかなりお得に加入することも可能です。
クラブで加入手続きを行ってくれる場合もありますので、クラブに確認してみましょう。

ちなみに、一般的な傷害保険であっても、多くの場合、乗馬中のケガは補償されます。
そのため、すでに傷害保険の契約のある方は新たに契約を結ぶ必要はないかもしれません。

また、自動車保険などに特約としてつけることが可能な場合もあります。
保険料がお得になるかもしれないので一度、保険会社に問い合わせしてみるといいかもしれません。

レジャーや乗馬体験で使える1日限定の保険

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普段は乗馬をしないけれど、たまに外乗に行くという方には1日からかけられるタイプのスポーツ保険やレジャー保険がおすすめです。

コンビニでも気軽に購入できるので、予定が決まってから加入すればOK。

保険会社によっては、保険期間を選べるプランもあり、日をまたいで行うトレッキングなどには最適です。
さらにご家族で楽しむ場合は、複数人でお得に加入するプランもあります。

外乗が中心のクラブでは、騎乗料に1日分の保険料が含まれていることもあります。

乗馬の保険を選ぶときに注意したいこと

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できれば、保険料は安くすませたいですよね。

ただ、安いプランの場合は条件が限定されていたり、補償額が少なかったりすることも考えられます。

高額医療費制度などの公的な制度とのバランスも考えながら、自分に合っているちょうどいいプランを見つけましょう。

また、海外の旅行先で乗馬を楽しむ方は海外旅行保険の補償内容を確認しましょう。

乗馬は保険会社が指定する「危険なスポーツ」に当てはまらないことが多いため、通常のプラン内で補償されるはずですが、念のため、保険会社に確認しておくと安心です。

海外の医療は高額であることや円安であることを考慮して、「治療・救援費用」の補償はある程度の金額を設定するか、無制限のプランを選ぶことをおすすめします。

ここからは一般的なスポーツ保険や傷害保険に加入する場合に気をつけることをご紹介していきます。

通院補償の有無

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傷害保険で保険料に大きなインパクトを与えるのが、通院補償の有無です。

通院補償がある場合はプランにもよりますが、だいたい1日につき1,000円〜2,000円ほど。
レントゲンなどの画像診断を行う必要があるケガの場合、負傷部分の状態を確認するために定期的に撮影をし、医療費がかさみます。

こういった場合には、通院補償があると安心です。

乗馬クラブが保険に加入していれば、クラブから通院費用の補償が出ることもあります。

ケガの補償

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ケガによる死亡、入院、手術などの補償金額や補償条件を確認しましょう。

また、ケガの後遺症についても補償があるか、きちんとチェックする必要があります。

収入補償を特約でつけられる保険も販売されているので、傷病手当金を受け取れない自営業者やフリーランサーは検討してもいいかもしれません。

乗馬の保険やスポーツ保険に新たに加入しようとしている場合は、既存の契約についてケガの補償があるかを確認してみることをおすすめします。

もしかしたら、新たな保険に加入する必要はないかもしれません。

乗馬用品の補償

乗馬用にカスタマイズされた保険には乗馬用品の補償が含まれていると明記されていることがあります。

スポーツ保険や傷害保険では、携行品損害保険で補償される可能性もあります。
保険会社に確認してみましょう。

賠償責任の補償

自分の行動や行為によって、第三者にケガをさせてしまったときは、賠償責任保険によって補償されます。
加入するプランの補償内容に入っているかを確認しましょう。

まとめ

今回は乗馬を楽しむ方たちが万が一に備えるための保険について、ご紹介しました。
安心して乗馬を楽しむためにも、保険の加入を是非、おすすめしたいです。

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