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乗馬をするときにネイルをしていくのはOK?

2025/8/1

乗馬をするときにネイルをしていくのはOK?のイメージ

乗馬をするときにネイルをしていてOKなのか、不安になった方はいませんか?

おしゃれ好きな乗馬愛好家たちは、工夫をしながら、乗馬もネイルも楽しんでいるようです。

どのようなネイルなら問題ないのか、馬と乗り手、両者から見たポイントを説明していきます。
また、馬のネイルである「蹄」や、乗馬の際のネイル以外の注意点についても解説します。

この記事で分かること

・乗馬をするときにネイルをしていってもいい?
・馬好きさんにピッタリのネイルとは?
・蹄をピカピカにする「蹄油」とは?
・乗馬をするときのネイル以外の注意点

乗馬をするときにネイルをしていってもいい?

乗馬をするときにネイルをしていくのはOK?のイメージ

乗馬をする際にネイルをしていてもいいのか、悩んでいる方は意外に多いようです。

乗馬の邪魔にならず、馬を傷つけることがなければ、基本的には問題ありません。

長すぎず、爪の形がシャープでなければ、問題ないでしょう。

長さについては、できるだけ短いものの方がいいかもしれません。

拳を握ることもあるため、長すぎてしまうと爪が邪魔になってしまうことが考えられます。
手綱の調整にも問題がないほどの長さがおすすめです。

また、付け爪だとはがれてしまうこともあるかもしれません。
ジェルネイルなど、はがれにくいネイルの方が安心です。

また、シャープな爪は引っかかりやすく、馬を傷つけてしまう可能性があるため、注意が必要です。
爪先が引っかかりづらいラウンドやオーバル、スクエアオフをおすすめします。

馬好きさんなら、乗馬モチーフネイルやリンクネイルで楽しむのも◎

ネイルが長すぎず、形がシャープでなければ、馬蹄や馬具などの乗馬に関するモチーフをあしらったネイルや馬の絵を描いたネイルがおすすめです。

大きなデコレーションをたくさん付けてしまうと、邪魔になったり、やはり馬を傷つけてしまうかもしれないので、要注意です。

<豆知識>馬も爪(蹄)のお手入れが必要!蹄をピカピカにする「蹄油」とは?

乗馬をするときにネイルをしていくのはOK?のイメージ

馬の蹄は「爪」と呼ばれることもあります。

というのも、蹄は人間でいう中指の爪の部分が進化したものです。

人間の爪は「ケラチン」と呼ばれるたんぱく質によって構成されていますが、馬の蹄も同様に「ケラチン」が主成分です。

人間の爪にはクリームやオイルを塗って、乾燥を防ぎますが、馬の蹄にも同じようなケアをする必要があります。

しかし、人間の爪と馬の蹄との間には大きな違いが2つあります。

まず1つ目は、馬の蹄は「第二の心臓」である、ということです。

人間の爪ははがれたとしても、また生えてくるのを待っていれば大きな問題にはなりません。
ところが、馬の蹄の場合は表層がはがれてしまうと生死を左右しかねない深刻な問題となります。

馬の蹄は地面と接するタイミングで拡張し、地面から離れたタイミングで収縮します。
この伸び縮みが、足先の血液を心臓の方に戻すためのポンプの役割を果たします。

そのため、馬は4本脚で立てないと、血行不良に陥ります。
蹄はしっかりケアしなくてはなりません。

2つ目は地面と接するため、感染が起こりやすいということです。

人間も巻き爪などで感染を起こすことがありますが、直接、地面を踏んでいるわけではありません。

しかし、馬の蹄は直接、地面と接するため、例えば、蹄の内側で蹄底と呼ばれる柔らかい部分が傷ついた状態でボロを踏んでしまったりするとばい菌や細菌が傷口から入って、感染を起こすことがよくあります。

こういった感染を予防したり、蹄底自体を強くしたりするようなケアも大切です。

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蹄の通常のケアには、蹄油と呼ばれるオイルを塗ったり、クリームを塗ったりします。

感染を予防できるように殺菌・抗菌作用のある成分を含んだものや蹄を強化する成分を含むものなど、その馬に合わせたものを使います。

馬の蹄は乾燥に弱いのですが、多湿もよくありません。
オイルを塗っておけば、乾燥を防ぎながら、外部から余分な水分が入ってくるのも防ぐことができます。

ショーや試合に出る馬は、見た目の美しさにもこだわりたいですよね。
人間のマニキュアのように蹄をきれいに見せるために色がついているオイルも販売されています。

大切なのは、裏掘りをしながら、蹄のコンディションを普段から把握しておき、その馬にあった蹄油やクリームを塗ってケアをしてあげることです。

馬を守りながら乗馬を楽しむために。ネイル以外の注意点

馬も乗り手も安全に乗馬を楽しむために、ネイルや蹄以外に注意するべき注意点をいくつか挙げていきます。

馬は怖がりで敏感!触れ合う前に特性を知っておきましょう

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祖先が常に捕食される可能性にさらされていた馬たちは、警戒心が強く、物音などに敏感な特性を受け継いでいます。

触れ合う際に、突発的な動きをしたり、声を上げたりするのは馬を怖がらせてしまう可能性があるので厳禁です。

個体差も大きいため、自分のパートナーが何に弱いのかをあらかじめ把握しておくと、いざ何か起きてしまっても、対応がしやすくなるでしょう。

自分のレベルに合った服装や道具を使用しましょう

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馬に乗る時には、自分のレベルに合った服装や道具を使用することも大切です。

体験乗馬のころはスニーカーでも問題ないかもしれませんが、本格的に乗馬を習うのであればスニーカーは適切ではありません。

乗馬用のブーツは、馬に合図を送りやすくするため、指先まで動きやすいながらも足首はしっかりカバーされています。さらに鐙が深くならないようにするため、低いヒールもついています。

安全に乗馬を楽しむためにはマストのアイテムです。

また、拍車は先生から許可が下りない限り、着用しないようにしましょう。

正しい姿勢がキープできない初心者の方は、つま先が外側に向いてしまうことがよくあります。
この状態で拍車を付けていると、ずっと馬に拍車を入れている状態になってしまい、危険です。

また、先生から拍車を着用する指示があった場合も馬へのあたりがソフトな拍車からお試しいただくことをおすすめします。

インストラクターにどういったものを準備すればいいのか、相談してみましょう。

もしも、馬が暴れてしまったら?

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乗り手が気を付けていても馬が物見(よそ見をしてびっくりすること)をしたり、突然聞こえた音に驚いてしまったりして、暴れてしまうことがあるかもしれません。

大切なのは、乗り手が落ち着いていること。

物見で横っ飛びする場合などは一瞬です。
何とかその一瞬を堪えることができれば、落馬しません。

体を起こして、落ち着いて対処しましょう。

暴走してしまったときはできるだけ早く対応することが重要です。

ブレーキをかける場合は踵を落とし、体を起こして正しい騎乗姿勢で手綱を腕だけではなく体全体で引きましょう。
腕だけで引いてしまうと、前傾してしまったり、ハミが引っかかってしまって、止まらなくなってしまう可能性がありますので、要注意です。

巻乗りをするのもいいでしょう。

ただし、馬がスピードに乗ってしまうと巻乗りにするのも難しくなります。

その場合は、隅角の手前あたりから馬の顔を外に向けるのも一つの手です。
「ほーほー」と落ち着いた低い声をかけながら、体を起こし、横に力を分散させるイメージで速度を落とすようにします。

まとめ

今回は乗馬と爪について深掘りしてみました。

ネイルは乗り手も馬も怪我をしないように、長すぎないものでなければ、全く問題ありません。
馬のツメも人間のツメもピカピカにきれいに保ちたいですね。

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