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腰内の運動【~馬にたずさわる人全てが調教者~42】

2020年3月3日長谷川雄二の調教日誌~馬にたずさわる人全てが調教者~

長谷川雄二

まず、馬を真っ直ぐ両ハミに出すことを目指して両腰、両肘、両拳を真っ直ぐになる位置に置きます。
この時、馬が歪んでいると左右どちらかの拳に口を硬くして抵抗している状態を示します。
そこで拳を動かさず強く握り、騎座をしっかり馬体に着けたまま、馬が自ら力を抜いて真っ直ぐな姿勢になり顎を譲って両ハミを左右均等に受けるのを待ちます。


拳をじっとしていることで真っ直ぐになれば自然と馬も強い力を感じない、騎手も力を使う必要のない、人馬共に楽な状態となるのです。
その状態を保ったまま、さらに座骨と膝の踏み下げ、ふくらはぎ、かかとなど、全身と騎座の全てを駆使して推進を強化して行くことで、真っ直ぐにハミに出ながら後躯が躍動して動き出し、馬体の前後のシナリが完成するのです。


腰内の運動においては、この前後のシナリが完成していなければ正しい腰内運動を実行することは出来ません。
もし人、つまり騎手がこの前後のシナリを完成させられるレベルに達していないのなら一段階戻って、ハミ受け、減却、内方姿勢、肩内の運動をしっかり出来るための扶助を正確に身につけてから実施することが馬を混乱させず人馬共に、早く、正しく、悪い癖をつける事なく、完成させることが出来ます。


腰内は、この前後のシナリを保ったまま両脚に前後差をつけた状態、つまり内方脚はそのままの位置で馬体を捉えます。
外方脚は太ももごと後へ引き、膝は下げながら鐙を踏み下げかかとを馬体に強く押し当て、馬の左右の腰骨ラインと合わせた騎手の腰骨ラインの位置で座骨は進行方向へ真っ直ぐに推進して後肢を踏み込ませることで後躯のシナリを造ります。


前躯は走行する蹄跡の柵と平行に保ちます。
騎手は右左の肩ラインを馬の肩ラインに合わせ、後躯のシナリから波及したシナリを内方の肘で止めるように保ちます。
特に馬の内方の顎を譲らせた状態を崩さない事が重要です。
外方の受けは、同じ強さで安定して保ちます。


馬にとって苦しい運動のため、動きがゆっくりになって来ますので推進動作をしっかりと行いながら実施して下さい。

 

令和2年3月
長谷川 雄二

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