はじめまして。【~馬にたずさわる人全てが調教者~1】
今月から毎月コラムを担当することとなりました、
長谷川雄二(はせがわ ゆうじ)と申します。
私は35才までJRA(日本中央競馬会)の職員として乗馬の指導や調教に携わっていました。
その後、企業の馬術部に在籍し競技会に参加すると同時に
馬術の先進国である海外において色々と勉強させてもらう機会をいただきました。
42才で馬事に関する会社を立ち上げ独立、京都府警察平安騎馬隊の調教師としての活動を開始。
※平安騎馬隊は「平安遷都1200年」を記念し、府民と警察を結ぶかけはしとして、平成6年に創設。
京都府内各地で、パトロールや交通安全活動などを行っています。
その後調教活動が増えて来たため、私の自馬を繋養してもらっている乗馬クラブのご好意に甘え乗用馬訓練所を立ち上げました。
そこでは競走馬の鞍付けから初期調教、乗馬の基礎調教から馬場馬術の調教等を行っています。
ちなみに現在は、
自馬:15才 アングロアラブ 牝馬(ひんば) 2才の時から我が家の娘(笑)として繋養
2.3年前から馬場馬術競技のグランプリ課目に参加。
調教馬1:5才 サラブレット 騸馬(せんば) 大柄な馬でやんちゃ坊主という感じの馬。
乗馬としての基礎調教をしています。
調教馬2:5才 サラブレット 牝馬(ひんば) とても繊細な馬です。
冷静でいられれば頭も良く、とても乗りやすい馬で馬場馬術用として調教中。
競走馬:1才 サラ 牝馬 今まであまり人と関わったことがなかったようで触れ合うことから始めています。
鞍付け調教馬。
※牝馬(ひんば)・・・メスの馬 騸馬(せんば)・・・去勢された牡馬(ぼば) 牡馬(ぼば)・・・オスの馬
調教は妻に手伝ってもらう以外、全て1人でやっています。
1年365日ほぼ毎日、この馬たちあるいは騎馬隊の馬たち、毎月指導に行く乗馬クラブの馬たちと関わって生活しています。
今までおおかた50年、数百頭の馬と関わり多くの方から指導を受けたこと、勉強させていただいた知識と経験から今回
“馬に携わる人 全てが調教者”
と題して思いつくまま、今後このコラムを書いていきたいと思います。
この活動が皆様の乗馬ライフを楽しいものに、また馬たちが少しでもハッピーになれることを願って!
平成28年4月
長谷川雄二
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