憧れの馬車
こんにちは!
かのんです♪
朝晩涼しくなってきて、そろそろ秋の気配★
夏休みの長い学生さんも授業再開でしょうか。
まだ馬に触れた事さえなかった学生時代の夏休み。
旅行で行った札幌で馬車を見かけました。
当時、ヨーロッパ文学を勉強していた私にとって、度々作品に出てくる馬車は憧れでした☆
古代ギリシャ・古代ローマの時代から、
戦車として、荷物運びとして、移動手段として、更にはキャンピングカーとしても使われていた馬車。
しかし、当時の馬車は振動がダイレクトに伝わる為、長時間乗るのは困難でした。
14世紀に入り、地面の振動が直接伝わらないようにしたサスペンション付きの馬車が登場!
鋭く曲がれる様に車輪も改良され、広く人々の移動手段として使われるようになり、
辻馬車(今でいうタクシー)、郵便馬車など、商用の馬車も登場しました。
また、単なる移動手段としてだけではなく、上流階級の人達は、馬の頭数や馬車の豪華さでステータスを競い合っていました。
移動手段に困らなくなった現代では、
観光客を乗せて走っています。
その時代に求められる形で
活躍しているんですね(^^)
…と、これはヨーロッパでの話。
日本ではどうでしょうか?
紀元前から存在する馬車ですが、日本に誕生したのは明治時代。
山の多い地形や、日本の馬が小さかった事、去勢の技術が未発達だった事など、
理由は幾つか考えられますが、
そもそも江戸幕府が禁じていたからだと言われています。
少人数で大量の荷物や人を運べる馬車を採用すると失業者が増えますからね!
ちなみに馬車(馬も同じく)は軽車両扱い。
自転車と同じです。
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