夏乗馬を楽しむために☆
日本では各地で猛暑日が続いていますね。
実は先日、一時帰国していたので蒸し蒸しの日本の暑さを肌で感じて来ました。
特に、湿気のあまりないヨーロッパから来た競技馬達にとっては、日本の夏は大敵です。
↑この気持ちよーくわかりますよね。(笑)
人馬ともに体調管理に気をつけ、夏に負けず、乗馬を楽しむにはどうしたら良いか?
私も常々考えていました。
当たり前のことではありますが、一番気温が上がる日中は運動を避け、早朝や夕方に出来るだけ運動をする事。
外馬場に日陰があれば、出来るだけそこを中心に歩く事。
・・・など、様々な心掛けが必要だと思います。
汗だくになった運動後の馬は、クールダウンも兼ね、素早く手入れをしてあげましょう。
私の場合、冷たすぎないお水で、馬体全体を濡らしてから、(血管が集まっている)股の下や心臓(左肩付近)を徐々に冷やしてあげるようにしています。
また、馬が脱水になる事を防ぐ為に、厩舎に岩塩をぶら下げたり、飼い(餌)に電解質のサプリメントをあげたり。
自分自身で体内のミネラル濃度を調節出来る馬達に、私達が補助としてこういった事をしてあげるのも効果的です。
脱水症状になっているか否かの簡単なチェック方法として、「馬の皮膚をつまんで戻す」というものがあります。
皮膚がすぐに元通りに戻れば平常ですが、戻り方がゆっくりの場合は脱水症状になっている可能性もあります。
簡単ではありますが、豆知識として頭の片隅に入れておくと良いかもしれません!
所属の乗馬クラブの先生とよく相談しながら、くれぐれも無理はせず、乗馬を楽しんで下さいね。
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