【馬クイズ1】馬の蹄は人間で言うとどの部分?
馬の蹄は人間で言うとどの部分?
答え:中指
馬は進化の過程で中指が発達し、強靭になっていきました。
最古の祖先と考えられているヒラコテリウム(エオヒップス)から現在に至るまでの間に
中指以外の指が全て退化したと考えられています。
しかし、退化ではなく融合して馬の足が作られているとの論文も発表されているようです。
馬はなぜ中指だけが発達したのでしょうか?
遠い昔の祖先は中指だけでなく、その他の指も使い歩いていたそうです。
そこから進化が進み、現在の馬の足になっているのですが
それは馬が草食動物であり、肉食動物である天敵から逃げられなければ生きることができなかったから。
足の速い天敵から逃げるためには、まず自分も速くないと逃げられません。
指は複数あることでものを掴むことができますが、馬は中指1本だけにすることで歩行・走行に特化し、その他の指の用途を捨てたのです。
中指だけになると足がコンパクトになり軽くなります。
さらにこの中指が発達し長くなるとストライドが大きくなります。
それが馬の速さに繋がったのです。
この進化によって生息域である平地草原において
天敵に対抗できる速度と優れた心配能力で逃げ切る能力を身につけたのです。
確かに馬の足は体の大きさの割りに細く小さいですよね。
それは馬が自然の中で生き抜くために進化だったんですね。
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