正しい「騎乗姿勢」について
小学5年生から馬場馬術に取り組みはじめ、はや15年が経ちました。
15年も経った最近になってようやく気付いたことがあります。
それは、
「ただひたすら馬に乗るだけでは正しい騎乗姿勢は手に入らない」
ということです。
自分自身に左右差がある場合や、左右差のある馬に乗り続けた場合、
どこまでも体は歪んでいきます。
歪んだ体のまま運動を続けていけば痛みが出ることもありますし、
それ以前に正しい姿勢で馬に乗ることは出来ませんよね?
「練習を頑張っていれば、いずれ日本や海外のトップライダーの乗り方になれるだろう」
と思っていたのは大間違いだったのです。
写真は、私が憧れているドイツ代表 Jessica von Bredow-Werndl選手。
前を真っ直ぐ向き、背中は綺麗なS字に湾曲。
骨盤はやや前傾気味で、鞍にしっかり座り、膝が上がらず、
かかとも下がっているのがわかりますか?
これが私の理想の乗り方です。
ポイントは、
鞍にまたがって無理矢理この姿勢をするのではなく、
自然にこの姿勢ができる体づくりをするということです。
ライダーが力まず乗ることで、馬も自然とリラックスして、
人馬ともにストレスなくトレーニングを行うことが出来ます。
まだまだ私も改善するべき点がたくさんありますが、
人馬ともにハッピーな状態で乗るためにトレーニングに励んでいます。
いずれ何らかの形で乗馬に役立つエクササイズも
ご紹介できるかと思います。
みなさんの乗馬ライフのご参考になれば幸いです♫
ではまた。
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