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自分に合わせて選ぼう!乗馬ブーツの種類や違いについて徹底解説!

2023/10/6

乗馬ブーツの種類や違いのイメージ

乗馬を始めるときの必須アイテムの一つである乗馬ブーツ。
一般的なブーツと何が違うのでしょうか?

ブーツの種類や材質など、乗馬用ブーツを選ぶ際に参考にしていただきたい情報をまとめてみました。

是非、ご自分に合ったブーツを見つけてくださいね。

この記事で分かること

・乗馬用ブーツと一般的なブーツの違い
・乗馬用ブーツの種類と特徴
・形や素材ごとのメリット・デメリット

乗馬用ブーツとは?一般的なブーツとどう違う?

乗馬ブーツの種類や違いのイメージ

乗馬ブーツと一般的なブーツの違いは、フィット感と足の動かしやすさにあります。

一般的なブーツは、歩くのを目的に作られているものです。
そのため足がブーツの中で動きやすくなっています。

乗馬のブーツの場合、馬に合図を送りやすいものでないとなりません。

乗馬では、いろんな強さや角度で合図を馬に送るのに踵や足首をスムーズに繊細に動かす必要があるため、足とブーツの一体感が非常に重要です。

そのため、一般的なブーツより足があまり動かないフィット感の高い作りになっています。

乗馬用のブーツの方が指の部分もフィットした作りになっています。
鐙を踏む際にも、繊細な力の入れ具合が要求されるためです。

一般的なブーツやレインブーツなどは逆につま先部分がしっかり作りこまれていることが多いのではないでしょうか。

また、甲の部分の幅も細身の乗馬用ブーツでないと、下馬する際や落馬しそうなときに鐙に引っかかってしまって大変危険です。

さらにある程度のヒールの高さもないと、鐙がどこまでも深くなってしまい、こちらも危険です。

人馬双方の安全を守るためにも乗馬をする際には、乗馬用ブーツの着用は必須です。
ご自分の足に合ったブーツを準備しましょう。

体験乗馬をする方は、クラブ側で準備があるか確認しましょう。

乗馬用ブーツの代表的な種類と特徴

ここからは、乗馬用のブーツにはどのような種類や材質のものがあるのか、詳しくご紹介します。

形の種類

乗馬ブーツの種類や違いのイメージ

乗馬用のブーツには膝下まである「ロングブーツ」と足首あたりまでの「ショートブーツ」の2種類があります。

それぞれの特徴をご紹介します。

ロングブーツ

ロングブーツのイメージ

ロングブーツは膝下までカバーできるブーツです。長靴(ちょうか)とも呼ばれます。

大会に出場する際にはロングブーツが指定されていることが多いので、競技会に出場する予定のある方はロングブーツを購入しましょう。

ベテランのライダーさんには、ロングブーツを愛用されている方が多いようです。

ロングブーツには、既製品とオーダーメイドのものがあります。

既製品のものは、以前は欧米からの輸入品が中心でした。
近ごろでは、日本人の体型に合わせた既製品もでてきており、比較的安価に入手できるようになりました。

オーダーメイドのブーツは、自分の足に合わせて作ります。
そのフィット感は既製品とはまた違うものになるでしょう。

ショートブーツ

ショートブーツのイメージ

ショートブーツは、足首の少し上くらいまでの長さがあります。

チャップスと呼ばれるふくらはぎ全体を覆うことのできる装具と併用します。
初心者の方はショートブーツとチャップスを選ぶ方が多いようです。

ファスナーがついているものやそのまま履けるものなどデザインも多彩で、試合に出る予定がない方であれば、ショートブーツとチャップスでも十分に対応できます。

素材の種類

ロングブーツ、ショートブーツ+チャップスともに、さまざまな材質のものが販売されています。

ブーツの素材を選ぶときには、使用する環境やお手入れの手間などを考慮して選びましょう。

本革

本革ブーツのイメージ

乗馬用ブーツには牛革が使われることが多いです。

フィット感を向上させるために、ブーツの部位によって牛の違う部分の革や別の動物の革を使いわけているこだわりのメーカーさんも。

合皮

合皮ブーツのイメージ

ブーツに用いられる合皮素材にはPU(ポリウレタン)とPVC(塩化ビニール)があります。

PUは見た目が革に非常に近い材質です。
弾力性や柔軟性は高いですが、本革より耐久性は低くなります。

PVCは軽量で、革より耐久性が高いと言われていますが、通気性や弾力性、柔軟性がPUに劣ります。

合皮はその素材によって、特性にかなり違いがあります。

ラバー・ゴム

ラバーブーツのイメージ

ブーツに使用されるゴムは非常に丈夫な素材で、長持ちします。
防水効果は抜群で、柔軟性も高いです。

ただし、本革や合皮に比べて、フィット感が劣ります。

関連商品:EQULIBERTA 防水PVC ショートブーツ

スエード、ナイロン、メッシュ等(チャップス)

チャップスのイメージ

チャップスの素材には、スエード、ナイロン、メッシュなどがあります。
スエードは起毛加工されており、柔軟性が高い素材です。

最近では、通気性のよいナイロンやメッシュ素材のチャップスもでてきました。

形や素材ごとのメリット・デメリット

次に形や素材ごとのメリットやデメリットを詳しくご紹介していきます。

ロングブーツ

ロングブーツのイメージ

ふくらはぎ部分や足首部分のフィット感がとても高く、馬に合図を送る時にも繊細な力の使い方ができます。
見た目も美しいです。

難点はショートより脱着しづらいのと持ち運びが大変なことです。
また、一般にショートブーツ+チャップスより値が張ります。

ショートブーツ

ショートブーツとチャップスのイメージ

ショートブーツはチャップスと併用します。

チャップスは柔軟性が高く、乗馬用ブーツを履いたことのない方にとってもあまり圧迫感や違和感を感じず、使いやすいでしょう。

コンパクトなため持ち運びしやすく、お手入れも比較的簡単です。

ロングブーツに比べて、安価であることが多いですが、フィット感や見た目はロングブーツが上回るでしょう。

チャップスと合わせても、ロングブーツよりリーズナブルな価格で販売されています。

本革素材

本革ブーツのお手入れ用品のイメージ

本革は適切なお手入れをすればとても長持ちします。

値段は高めですが、長く使っていけばコストパフォーマンスは悪くありません。

一番大きな特徴に、長く使えば使うほど馴染んでくることが挙げられます。

自分の足やふくらはぎにフィットしてくるまで、少し時間はかかりますが、馴染んでしまえば自分の足にも優しく、馬に合図も送りやすいでしょう。

最近では、お手入れ用のグッズもたくさん出ています。
そういったものを活用しながら、大切に長く使えるといいですね。

関連記事:本革ブーツのベーシックケア

合皮

合皮ブーツのイメージ

合皮素材のブーツやチャップスは本革よりお買い求めになりやすい価格になっていることが多く、大変なお手入れもあまり必要ありません。

本革ほどのフィット感はありませんが、本革とも見分けがつかないほどのビジュアルのものや軽くて柔軟性も高いものなどが出てきています。

PU素材は湿気に弱く、PCVは通気性が低いなど、素材の特徴や使用環境を考慮しつつ、好みの材質のものを選ぶことをおすすめします。

ラバー・ゴム

ゴム製のブーツは、とても安価に入手できることが多いです。
お手入れも汚れを水で流せば終わりで簡単です。

雨天や馬場がぐちゃぐちゃなときの騎乗でも問題ありません。

しかし、本革や合皮ほどのフィット感が得られず、靴の中で足首が固定されないため、足の動かしやすさ=合図のしやすさも他の素材に比べて劣ります。

スエード、ナイロン、メッシュ等(チャップス)

スエードはふくらはぎにもピッタリとフィットする素材です。

鞍に密着しても、起毛しているため滑りにくく、合図も送りやすいです。
ロングブーツの内側に滑り止めとして使われることもあります。

ただし、天然ものはブラシなどで汚れを取らなくてはならず、お手入れに少し手間がかかります。

合皮のスエードであれば、丸ごと洗えます。合皮素材の方がお手入れは比較的楽でしょう。

ナイロン素材やメッシュ素材のチャップスは通気性がよく、夏の騎乗に最適です。
丸洗いしても、早く乾きます。

軽量で安価ですが、耐久性はスエードには劣ります。
滑りづらくするために内側にはスエードを貼っているチャップスもあるようです。

まとめ

それぞれの種類や素材の特性やメリットをご確認いただき、自分にあったブーツを選びましょう。

乗馬ブーツは、今後長い間、乗馬ライフを共にしていく装具です。
納得できるいいものを見つけられるといいですね。

ジョッパーズでは、便利な「おうちで試着サービス」をご用意しております。

7日以内なら返品無料なので、ご自宅でしっかりとフィッティングチェックをして納得のいくブーツを選ぶことができます。
もちろん返品時の送料もかかりません。

気になるブーツがあれば是非、お気軽にご利用くださいね!

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