乗馬にはお金がかかる?毎月実際にかかっている費用を公開!
乗馬には興味があるけれど、お金がかかりそう。と躊躇してしまっている方はいらっしゃいませんか。
検索しても「大体いくら」の幅が広くて迷ってしまいますよね。
また体験に行ってハマっても、費用が払えなかったら悲しいと体験乗馬を避けているという方もいらっしゃるのでは?
今回はそんなお悩みを解決!
普段から乗馬を楽しんでいるジョッパーズのスタッフに「実際に毎月乗馬にかかっている費用」を調査して大公開します。
この記事を読めば、乗馬で実際にかかる費用の目安や内訳が分かります。
この記事で分かること
・毎月乗馬にかかっている費用の内訳
・乗馬を始めた時にかかった費用
・その他、乗馬にかかる費用
①実際に毎月乗馬にかかっている費用
それでは早速、一番気になる「実際に毎月乗馬にかかる費用」をご紹介していきます。
【スタッフ Y・A】
約42,600円
【スタッフ A・N】
約26,500円
【スタッフ みかん】
約30,000円
3人とも月額大体3〜4万円程度ですが、少しばらつきがありますね。
こちらの費用はクラブにお支払いする費用の月額で、交通費は含んでおりません。
自宅からクラブの距離によっても、乗馬にかかる費用のばらつきがさらに広がりそうです。
ちなみに「趣味にかけるお金の平均」は各年代ともに月額5千〜3万円程度の方が多いようです。
それに比べると、乗馬にかかる費用は若干お高め。
ただ、自己投資につながり、長く続けられる趣味であれば、お金がかかってもOKと考える方も多いようですね。
乗馬は健康増進にも効果的で長く続けることができるので趣味にぴったりです。
余談ですが、「趣味のメリット」は男女ともに「ストレス解消」と「気分転換」がトップ。
馬や動物が好きな方なら、かわいい馬に癒されてストレスも緩和されますし、騎乗時の爽快感で気分転換も図れます。
そういった意味でも乗馬は性別や年代問わず、いい趣味になると言えるのではないでしょうか。
②毎月乗馬にかかっている費用の内訳
次に、スタッフそれぞれの費用の内訳をみていきましょう。
【スタッフ Y・A】
月会費:16,500円
保険代:2,100円
騎乗料:24,000円(専用馬代数回分含む)
【スタッフ A・N】
月会費:16,500円
その他:10,000円
【スタッフ みかん】
月会費:10,000円
レッスン:20,000円
まずは月会費。
こちらはほとんどのクラブで支払いが必要になる費用で、1〜2万円程度のところが多い印象です。
クラブによっては、月会費ではなく、年会費のところもあります。
この会費に加えて、騎乗料やレッスン代の支払いも発生します。
大体1,500円〜3,000円/鞍くらいが相場のようです。
騎乗料にプラスして、指導料がかかるクラブもあります。ここまでが直接、騎乗にかかる費用です。
保険料については、Y・Aさんのクラブのようにスポーツ保険に加入できるところもあります。
その場合は騎乗料等と一緒にクラブに直接、支払います。
クラブでの保険加入ができない場合でも、個人でかけられるお手ごろなスポーツ保険もあります。
騎乗中のケガで通院する場合は傷害保険でカバーできるケースもあるようです。
ご自身で加入している傷害保険がある方はスポーツ保険の補償内容と比較していただくといいかもしれません。
保険については、同じクラブに通っている方にどうしているのか聞いてみるのもおすすめです。
専用馬は、乗馬の指名制度のようなものです。
通常はインストラクターが乗り手のレベルに合わせた馬を配馬します。
しかし、この専用馬制度では乗り手が指名した馬と一緒にレッスンを受けることができます。
専用馬は1鞍ごとに料金を支払います。
練習馬なのか馬場馬なのか、など借りる馬のレベルによっても料金が違ってくるようです。
専用馬を使うメリットは、いつも同じ馬に乗るので安心して騎乗できることです。
そのため、自分の技術的な問題点なども把握しやすくなり、上達が早くなると言われています。
乗馬を初めて間もないうちは、クラブがベテランの練習馬を配馬してくれるはずなので、最初からあまり心配をする必要はありません。
そのタイミングがきたら、インストラクターの方から声をかけてくれるでしょう。
スタッフ3人の「毎月乗馬にかかっている費用」の月額を年換算にしたところ、大体30〜50万円程度/年という結果になりました。
ここに、後ほどご紹介する「その他、乗馬にかかる費用」を上乗せすれば、年間で乗馬にかかる費用の額の目安が分かります。
③乗馬を始めた時にかかった費用
続いて、乗馬を始めた時にかかった費用について聞いてみました。
【スタッフ Y・A】
入会したのがジュニア(高校生)だったので少し安めです。
事務手続き系のトータルで約10万円弱(入会金・その月と翌月の月会費・騎乗券1冊分(10枚綴り))
最初に必要な人装品の費用として6万円弱くらい(ヘルメット・キュロット・ブーツ(PVCのロングブーツ)
【スタッフ A・N】
16万円ほど
【スタッフ みかん】
約25万円
初期費用は入会金と人装品が大半を占めていますね。
入会金は、クラブによってかなりばらつきがありますが、大体10〜20万円程度のクラブが多いようです。
そこに、必要とされる人装品にかかる費用を足すと、初期費用の相場は15〜30万円程度。
定期的に入会金が安くなるキャンペーンを実施しているクラブもあるようです。
こまめにチェックしてみましょう。
また、Y・Aさんのクラブのように学生の入会金は安く設定してあることも。
最近では、初心者さん向け装備品がセット販売されています。
これをうまく活用すれば、費用を抑えることができますよ。
また、チャップスやブーツなども手入れをしていれば、長持ちさせることができます。
頻繁に買い替える必要はないので、安心してくださいね。
関連商品:ビギナーセット
④その他、乗馬にかかる費用
乗馬を始めてみなければ分からない隠れ費用もあるかもしれません!
その他、乗馬にかかる費用についても聞いてみました。
【スタッフ Y・A】
部内競技に出ると1エントリー(1走行)でだいたい5千円~7千円
外の競技に出るとだいたい3日間参加して、12万円~20万円ほど。(大会の会場や内容によって異なる)
[内訳]
・借馬料(クラブから馬を借りるお金):1万円/1日
・競技会のエントリー費用:7千円~1万円ほど/1種目
・馬運車代:6万円~15万円(輸送先やクラブからの参加頭数によっても変動する場合がある)
【スタッフ みかん】
保険料:15,000円/年
ロッカー代:13,500円/年
ウェアなど2〜3万円ほど/年(今はもう色々持ってるので使う額は以前より少ない。あまりお金をかけなくなりました。)
外乗に行けば25,000円/回ほど。
Y・Aさんのいう部内競技は、所属クラブ内で行われる競技会で、かかる費用はエントリー料のみです。
それに比べて、外で行われる競技会にエントリーした場合は借馬料や馬運車の費用もかかります。
自馬で出場する場合、借馬料はかかりません。
また馬運車代はその車に積み込んだ馬の頭数で費用を割り勘します。
そのため、費用の幅が6〜15万円と広くなっています。
競技会に参加するとなると、お金がかかる印象ですね。
みかんさんの保険料はその他の部分に含まれていました。
個人でスポーツ保険に加入しているようです。
また、みかんさんの乗馬クラブのように、所定の料金を支払えばロッカーを貸してくれるクラブもあります。
自分で鞍をお持ちの方はロッカーを借りることが多いようです。
鞍の保管には、ある程度の広さの場所も必要ですし、毎回、自宅から鞍をクラブまで持ちこむのも大変ですので、とても便利なシステムです。
ウェアには年2〜3万円かかるとありますが、一連の装備がそろってしまえば、あまりお金はかかりません。
買いそろえたら、古くなって摩耗したものだけを買い替えればOKです。
ただ、最初の1年目は少しかさむかもしれません。
みかんさんの費用には他に、外乗騎乗時の費用も含まれています。
外乗も初心者向けからベテラン勢向けまで、長短さまざまなコースがあるので、費用もまちまち。
自分に合ったコースを見つけて楽しみましょう!
この「その他の費用」は特に騎乗者の趣味や趣向の影響がお金に現れる部分です。
かけようと思えば、いくらでもかかりますし、抑えようと思えば、抑えることができます。
乗り手の求めるスタイルによって、費用にかなりばらつきが出てきますので、あくまで参考にしてくださいね。
まとめ
乗馬にかかる費用の目安をご紹介してきました。
スタッフ3人のケースをまとめると、乗馬を始める年にかかる費用は、乗馬にかかる費用が約30〜50万円+初期費用約15〜30万円+その他となります。
クラブも競技会指向が強かったり、趣味として乗馬を楽しんでもらうというスタンスだったり。
その指向の違いから、負担する費用も大きく変わってきます。
体力的にも金銭的にも無理せずに乗馬を続けるためにも、自分の指向や予算に合っているクラブを見つけることが大切です。
気になるクラブがあれば、やはり体験乗馬から、お試しいただくことをおすすめします。
実際に足を運んでみると、クラブのスタンスや雰囲気も分かりやすいですよ。
数か所の乗馬クラブに足を運んで、雰囲気や料金などを比較してみると、自分に合っているクラブを見つけやすいはずです。
乗馬に興味のある方は是非、体験乗馬の問い合わせをしてみてくださいね!
このページをシェアする