セミナー | 第3回 OSAKA ホースフェア
日本全国から馬に関するさまざまな分野の専門家を講師としてお招きして、セミナーを開催します。
乗馬技術だけではなく、馬のケアや馬とのコミュニケーションの取り方など、各カテゴリの基本が学べます。
普段はなかなか聞けない専門的なお話が聞ける素敵な機会ですので、ぜひご参加ください。
セミナーは前回からさらにブラッシュアップされた内容に。
新しい講義メニューや新規講師の参加もありますので、前回受講された方も要チェックです。
セミナーチケットは当日券もご用意しておりますのでお買い求めの際は受付デスクまでお越し下さい。
※満席の際は受講できませんので、チケットは事前購入がおすすめです。
複数セミナーを受ける場合、1日限定でいくつでも受講できるセミナー1日フリーパスチケットがお得です。
INDEX
持田 裕之氏(ナチュラルホースマンシップ)
野生の馬は危険から身を守るためにリーダー馬を中心に安全で快適な環境を求める習性を持っています。ナチュラルホースマンシップとは、この馬の持つ性質を巧みに利用し、馬に恐怖や痛みを与えて調教するのではなく、馬本来が持っている本能やコミュニケーションの方法に基づき調教者がリーダー馬に代わり、自然に信頼関係を構築し無理なく馬を馴致・調教していく方法です。
馬の心理や性質を理解した上で騎乗すれば、様々な扶助でなぜ馬が動くのかなど、より深く馬を理解できるようになります。
様々な条件付け
3,600円6月29日(土)12:30~14:00
6月30日(日)10:00~11:30
このセミナーでは、馬に条件反射を形成させる「条件付け」について学びます。馬に望ましい行動をさせるためには、弱い扶助から強い扶助へと段階的に進め、馬が自ら予測できるように導くことが重要です。馬は日常でも様々な予測をして行動しており、思考的な脳の働きを活かすためには、まず馬をリラックス状態にすることが大前提となります。
馬から学ぶコミュニケーション術
3,600円6月29日(土)17:30~19:00
6月30日(日)15:00~16:30
このセミナーでは、人間にとっては当たり前のことが、馬たちにとっては当たり前でないことが多くあることに気づかされます。馬とのコミュニケーションを図る上で、私たちが人間目線をやめて、少しでも馬の立場で物事を考えることができるようになれば、馬とのより深い関係が築けるようになります。
プロフィール
1965年広島県生れ。北海道帯広市の馬の調教の研修施設などを備える牧場「Hiroyuki Mochida Horsemanship(HMH)」の代表。「ナチュラル・ホースマンシップ」と呼ばれる馬との自然なコミュニケーションの国内第一人者として活動が注目を集めている。
1年の3分の2は道外に出向き、全国各地で競走馬や乗用馬の調教、調教師や指導者、乗馬愛好者への指導や講習会を開催している。地上で人馬が向き合って意思疎通を図る「グラウンドワーク」に力を入れ、一般社団法人ジャパンホースグラウンドワーク協会理事も務める。
講習会などに加え、「2021 年度JRA賞・馬事文化賞」(編集に協力した書籍「馬のこころ」)を受賞。2021 年 12 月には初の自著「ホースマンシップ 人と馬との関わり方」を出版し、自身の理論を広く普及している。
20代前半をアメリカで生活した後、ナリタブライアンなどの名馬を輩出した早田牧場に就職し、ブレーキングチーム(新馬調教)にて、ニュージーランド人のクリストファー・ラスベン氏から「ナチュラルホースマンシップ」の理論に基づく新馬調教を学ぶ。
ラスベン氏の所属していたナチュラルホースマンシップの教育機関の通信教育を受けるかたわら、 彼のアメリカテキサス州にある「C&C Colt Company」での研修や、独学などで自身の調教方法を構築する。
2016年に「Hiroyuki Mochida Horsemanship」として独立し、現在は「ホースマンシップ」の理論に基づいた、馬本来の性質や行動特性、 心理などに着目した馬との関わり方をベースに、新馬調教、馬のしつけやマナー、リーディング(ひき馬)などについて各地で講習会を行っている。
宮田 朋典氏(ホースクリニシャン)
グラウンドワークとは馬の心理学・行動学に基づく地上でのコミュニケーションで、人馬間の約束事を構築することです。躾や体づくりにもつながります。
馬本来の性質を受け入れて接することで馬は安心し、歩み寄ってくれ、その積み重ねが信頼関係となり、より良いコミュニケーションをとることができるようになります。
セミナーでは馬のメンタルと行動学、体の仕組みなどを織りまぜて解説していきます。
また、人のメンタルと行動がどのようにリンクしていくかを含め、馬の個体差としての気質、性質と人間側とのメンタルを解析し、どのようにして馬との繋がりを作っていくかの講習を行います。
洗い場でのしつけ
3,600円6月29日(土)10:00~11:30
グラウンドワークの為の心理学とボディワークの重要性。 馬は体が大きい為、近くにいれば馬に悪気がなくても危険なことが起こる場合もあります。
人馬双方の安全のためにはしつけが重要です。
騎乗でのトラブルの解決にグラウンドワークを活用しよう
3,600円6月29日(土)15:00~16:30
騎乗でのトラブルに、グラウンドワーク(地上でのコミュニケーション)をどのように活用するかについてお話します。
グラウンドワークで人馬間の約束事を構築することは騎乗時にも大変役立ちます。
プロフィール
1971年5月生まれ。ホースクリニシャン。 米国などで馬の心理学、行動学、装蹄学、ロジックトレーニングを学び、競走馬、乗用馬、競技馬、セラピーホースなどの調教や悪癖矯正を行っている。
初心者からプロのドレッサージュライダー、競馬ジョッキーにいたる騎乗者を対象にしたクリニックや、ウィスパリングを軸としたナチュラルホースマンシップの講習会などを全国各地で開催している。
2012年、全米のトップクリニシャンが集うRoad to the Horse Tootie Bland Family にてインターナショナル・ホースクリニシャンに認定された。
ホースクリニシャンとは、行動心理学に基づいた調教技術、またはそれを用いたトレーニングを行う人を指し、アメリカの馬事業界では、ホーストレーナーのエキスパートを指す言葉として広く知られている。
また、元看護師の経験とホースクリニシャンの経験を元に、病院での馬を使った人事研修講師を約7年間務めた。その後、企業の「ホースコーチングプログラム」の開発・監修にも携わる。
現在、社台スタリオンステーション テクニカルアドバイザー兼チームビルディングカウンセリングトレーナーの他、 東京農業大学 農学部 動物介在療法学研究室 非常勤講師、 帝京科学大学 医療科学部 作業療法学科 非常勤講師、元サラブリトレーニング・ジャパン リトレーニング・マネージャーなど、馬と人とを繋ぐさまざまな活動をしている。
地神 和彦氏(ホースケア・ホースアロマ)
「ホースケア ~マッサージ・ストレッチ~」では マッサージの際の筋肉の部位ごとの力加減や数種類のストレッチ方法を、「ホースアロマ ~基本編~」では 精油の選び方からアロマセラピーの基本が学べます。
どちらのセミナーも個別に完結した内容ですが、組み合わせることでより効果が深まります。
ご都合が合えば是非両方のセミナーを受講してみてください。
ホースケア ~マッサージ・ストレッチ~
2,800円6月28日(金)10:30~12:00
6月30日(日)12:30~14:00
馬体に触れ、凝りやすい箇所、指圧ポイントなど馬が気持ちよくなる箇所を感じとり、理解して施術する為の基本。
マッサージの際の筋肉の部位ごとの力加減や数種類のストレッチ方法。
※受講者限定で地神氏主催の実技講習開催予定あり。
ホースアロマ ~基本編~
2,800円6月28日(金)12:45~14:15
ホースアロマは、植物から抽出した香り成分である精油(エッセンシャルオイル)を使って、心身のトラブルを穏やかに回復し、健康に役立てていく自然療法です。
精油の選び方からアロマセラピーの基本が学べます。使用しやすい精油6種類をご紹介します。
プロフィール
19歳の時にオーストラリアの馬の専門学校へ留学。
厩務員・調教助手のライセンスを取ると共に、在学中にシャロン=メイ=デーヴィス女史のもとでマッサージやセラピーを学ぶ。
2016年からホースセラピストとして本格的に活動を始め、現在では全日本馬術大会に出場している障碍、馬場の競技馬のセラピーも担当している。
前回(第2回ホースフェア)の講師インタビュー(引用元:シャムロック乗馬TV)
大橋 実央氏(ホースグルーム、障害馬術選手)
このセミナーでは馬術大国ドイツでグルームとして活動した大橋 実央氏から、様々なグルームの知識を通してパートナーの馬がどんな環境でも心身ともにベストな状態を保つ方法を学びます。
グルームの仕事~日常編~
2,800円6月28日(金)17:30~19:00
・馬の健康チェック
・基本的な 手入れ
・トリミング(たてがみ・尻尾の整え方)
・運動後の手入れ
・馬具の手入れ
グルームの仕事~競技会編~
2,800円6月29日(土)10:30~12:00
・競技による違い
・馬の健康チェック
・基本的な 手入れ
・トリミング(たてがみ・尻尾の三つ編み、クォータ ーマークなど)
・運動後の手入れ
・馬具の手入れ
馬の具体的な手入れ
2,800円6月29日(土)15:15~16:45
・使う道具
・順番
・方法
・ポイント
・季節ごとの管理の違い
プロフィール
1995年8月9日生まれ、愛知県名古屋市出身。ホースグルーム、障害馬術選手。
幼少期のころから牧場や引馬体験、ポニーキャンプで馬に触れ合い、中学2年生くらいから乗馬クラブに通い始め試合にも出場するように。
高校3年生の時には2013年全日本Jr総合選手権に初出場初優勝を果たす。
大学卒業後、2018年11月から2022年2月までドイツへ留学しグルームと馬について学ぶ。留学当初は、乗用馬の若馬育成とナショナル試合に参加する厩舎にて研修。その期間中にスペインにて行われたオリンピック選考に関わるインターナショナル試合にグルームとして参加。その後、若馬育成も行いインターナショナルのグランプリクラスまで出場する厩舎へ移動。帰国前に愛馬ジェームズのトレーニングと若馬の扱いを学び直すため改めて若馬育成厩舎へ移動し研修を行った。ドイツを拠点にしているときには、ドイツの試合だけでなくオランダ、ベルギー、イタリア、ポルトガル、スペインの遠征試合にも同行。
大学生1年生の時、全日本総合馬術ヤングライダー選手権当日に体調不良(疝痛)により大好きだった愛馬が突然死んでしまうという衝撃的な別れを経験。この経験からグルームという、馬の管理を行う職業に興味を持ち始めた。
日本ではまだ一般的ではないグルームという職業を広め、パートナーとなってくれる馬たちを正しく管理し、安全に接することができる方が増えることを願っている。
前回(第2回ホースフェア)の講師インタビュー(引用元:シャムロック乗馬TV)
Yasuさん / Yuriさん(シャムロック乗馬クラブ)
乗馬系YouTubeチャンネルのトップランナー「シャムロック乗馬TV」で、分かりやすいと人気の乗馬動画を数多く配信するYasuさん・Yuriさんから、みなさんがつまずいて悩んでしまいやすいことについて解説してもらいます。初級の方はもちろん、基礎を復習されたい中級上級の方もどうぞ。
こんな時どうしたら?状況別馬との接し方 講師:Yuriさん
2,800円6月29日(土)17:30~19:00
乗馬クラブのスタッフは安全に馬を扱うために普段どんなことを考えているのか?
シャムロック乗馬クラブが大切にしている馬との距離感や注意点など、ケースに応じてご紹介します。
・裏堀の時に馬が肢を上げてくれない…
・手入れや馬装中に馬がじっとしてくれない…
など、皆様のお悩みにどのようなアプローチが出来るのか、一緒に考えてみましょう!
駈歩のすべて 講師:Yasuさん
2,800円6月30日(日)10:30~12:00
・駈歩発進は準備が9割!?
・駈歩発進の扶助
・駈歩発進したいのに速歩になってしまう!
・駈歩が3歩以上続かない貴方へ
・ネバーエンディング駈歩
・駈歩の質を高める
駈歩に挑戦したい!という方から、現在駈歩でお悩みの方、もっといい駈歩がしてみたい!という方まで
駈歩の全てを詰め込んだ珠玉の90分!これで貴方も駈歩マスター!
ハミ受けって何だ? 講師:Yasuさん
2,800円6月30日(日)15:15~16:45
・そもそもハミ受けって何?
・どうやってハミ受けを判断するのか?
・ハミ受けに必要なこと
・どうやったらハミを受けてくれる?
よく聞くけれど、よくわからない。出来てると思ったら出来てない。
どうやら重要なことらしい。謎多き言葉『ハミ受け』。
見た目だけで判断してはダメ。中身こそが肝心。
そんな魅惑のハミ受けの世界を わたくしYasuがご案内いたしましょう
プロフィール
富山県南砺市にあるブリティッシュスタイルの乗馬クラブ。
YasuさんとYuriさん、そして豊かな自然の中でのんびり暮らす3頭の馬たち。2人と3頭で配信している「シャムロック乗馬TV」は乗馬系YouTuberの中ではトップクラスのチャンネル登録者数。
シャムロック乗馬クラブの日常から、乗馬や馬にまつわる知識とエンターテイメントまで、馬と馬好きの未来を切り拓く動画を日々配信。
2022年には初の著書「乗馬初心者さんのためのこんなときどうしたら?Q&A」を出版。
分かりやすいと人気の乗馬初心者向け動画を元にした書籍は動画にも連動しており、初心者がステップアップするための乗馬入門書として高い評価を得ている。
前回(第2回ホースフェア)のセミナーの様子(引用元:シャムロック乗馬TV)
Yuriさん
Yasuさん
小竹 妥英氏(装蹄師)
その多くがサラブレットという品種。馬は品種によっても馬体はもちろん、蹄の特徴も異なります。
サラブレットの特性を知ることで日頃のトレーニングやレッスンでのかかわり方や蹄のメンテナンスにも役立ちます。
装蹄のスペシャリストであり、馬術競技ライダーでもある小竹 妥英氏がわかりやすく解説!
競走馬と乗用馬の装蹄はなぜ違う?
2,800円6月30日(日)12:45~14:15
競馬と乗馬では育て方やトレーニングの仕方にも違いがあり、馬体のバランスなども全く異なってきます。
実は、使用する蹄鉄も素材や装蹄方法に違いがあり、それぞれのトレーニングにも大きく関わってくるポイントです。
なぜ違いがあるのか、サラブレットが持つ蹄の特徴などを解説します。
蹄の形によって特性を見分けれるポイントなどもお話します。
特性を知ることで馬を見る目線が変わったり、蹄の状態の理解やメンテナンスに役立ちます。
引退競走馬リトレーニング ~サラブレッドの特性を解説~
2,800円6月30日(日)17:30~19:00
競走馬の「セカンドキャリア」を築く取り組みが広がってきており、その一つとして乗用馬への転用が多くみられます。
自身でも引退競走馬「バリオラージュ」を自馬として迎え入れ、自らリトレーニングを行っています。
装蹄師として、ライダーとして、競走馬も含む多くの馬達とかかわってきた中で得た経験と知識を元に引退競走馬のセカンドキャリアにどうアプローチを行うか、また、サラブレットの血統によって見られやすい特性なども解説します。
みなさんが関わる「リトレーニング」のヒントになると嬉しいです!
プロフィール
装蹄師でYouTube『馬の靴屋さんOtake』を運用しています。
職人気質な分野ですが、運動メカニズムや物理法則、生理学を盛り込んで、
ホースマンとしての基礎的な装蹄や蹄にまつわる知識を現役装蹄師の視点で様々な馬にまつわる疑問に優しく分かりやすくお答えします!
2011年高校馬術部 入部
2013年東京国体 少年障害飛越3位入賞
2015年 二級認定装蹄師取得
2016年 栗東トレーニングセンター開業装蹄師 弟子入り
2017年 乗馬クラブ勤務
2019年 金沢競馬場所属 装蹄師
同年 YouTube『馬の靴屋さん otake』開設
前回(第2回ホースフェア)の講師インタビュー(引用元:シャムロック乗馬TV)
三原 悠子氏(獣医師)
跛行(はこう)とは、外傷、奇形、その他の疾患により正常な歩行ができない状態です。
ケイクン(繋皸)とは馬の皮膚病の一種で、主に足元やお尻にブツブツとした塊ができたり、水胞やひび割れが発生したりします。
重傷化すると破行になる場合もあります。
これらの原因や症状を知ることで、予防や早期発見、早期ケアに繋がり、馬を健康で常に良い状態に保つことができます。
跛行の種類とケア方法
2,800円6月28日(金)12:15~13:15
跛行の定義と種類について解説します。定義を理解することで歩様の異常の早期発見ができるようになります。
状況により、ケアの方法も異なりますので治療の紹介とご自身でもしていただけるケア方法をお話します。
馬の皮膚疾患とケア方法
2,800円6月28日(金)15:00~16:00
馬の皮膚疾患の代表的なケイクンについてや他の皮膚疾患の症状や原因を解説します。
症状によりケアの方法も異なりますので治療の紹介とご自身でもしていただけるケア方法をお話します。
プロフィール
北里大学獣医学部卒
北海道、滋賀県にて勤務。
兵庫県で馬の往診専門シュルトン動物病院を開業。関西、中国地方の競走馬、乗馬、養老馬等の診療を行う。
大学時代に馬との出会いがあり、馬の獣医師となりました。GⅠ馬を診ることにもやりがいを感じましたが、
大学時代の担当馬を2頭引き取り、自身で最期まで一緒にいれたことも馬の獣医になって良かったことと感じています。
前回(第2回ホースフェア)の講師インタビュー(引用元:シャムロック乗馬TV)
石井 秀紀氏(ホースマッサージ&ストレッチ)
どんな馬とも約30秒で仲良くなる方法
2,800円6月29日(土)12:45~14:15
6月30日(日)17:30~19:00
・フェイスマッサージを用いた馬と心通わすコミュニケーション術
・日頃から出来る基本的なハンドマッサージ方法
乗馬クラブですぐに実践できる内容です!ぜひこの機会に仲良くなる方法を習得して実践してみてください。
プロフィール
ジュニア時代から国体にも出場し日大馬術部卒後、米国馬術留学。帰国後20年以上インストラクター を務め、その時代に培った馬へのマッサージやストレッチ、コミュニケーションの技術を独自に確立。 現在、エクイサイクルの代表として全国で馬のマッサージや馬とのコミュニケーション講習会を行い、馬用マッサージ器『EQUISSAGE(エクイサージュ)』の販売も行っている。
髙田 茉莉亜氏(杭州アジア大会日本代表、馬場馬術選手)
初心者から上級者まで、全ての馬場馬術に通じる基本原則の「トレーニングスケール」に基づいた理論を学ぶことが出来ます。
トレーニングスケールとは調教における過程を6つに集約したもので、ドイツ馬術連盟が定めドイツの馬術教育の基礎となっているものです。
日本でも定着しつつあり、馬場馬術競技においてもトレーニングスケールに則った基準での採点がされています。
質疑応答もありますので、日本代表選手から直接アドバイスを受けられる貴重なチャンスとなります。
初心者の方の質問も大歓迎ですので、お気軽にご参加下さい。
馬場馬術は誰でも上達できる!
2,800円6月28日(金)16:30~18:00
馬場馬術の基本原則トレーニングスケールに基づき、理論的に初心者の人にもわかりやすく技術向上へのアドバイスをさせていただければと思います。
基礎を身につけ、知識を得ることで技術は確実に上達します。
上級者も初心者もやることは同じ。馬場馬術の基本原則トレーニングスケールに基づき、基礎を徹底してトレーニングすること。
理論に基づいて上達へのキーを紐解いていきたいと思います。
プロフィール
ESJ所属。杭州アジア競技大会 日本代表。
中学から本格的に馬場馬術競技をはじめ、JOCジュニアオリンピックカップ(全日本ヤングライダー選手権)にて史上初の4連覇。
全日本大会、国民体育大会 多数優勝・入賞。
慶應義塾大学卒業後、単身ドイツへ渡り、武者修行。
帰国後、悲願のアジア競技大会 日本代表の切符を掴んだ。
角居 勝彦氏 チャリティ講演(元JRA調教師、引退馬保護活動)
調教師時代から感じていた引退した競走馬たちへの想い。行き先のなくなった馬たちの余生を支え、それが生業となるようにとスタートした珠洲ホースパーク。そして震災。
そんな角居元調教師の想いや体験についてお話していただきます。
本講演の売上は全て能登半島地震で被災した珠洲ホースパークに寄付され、施設の復興ならびにそこで暮らす引退馬の飼育費に充てられます。
引退競走馬のセカンドキャリア~現在、過去、未来~
1,800円6月28日(金)10:00~11:30
引退馬支援活動もかなり周知され活発になってきましたが、その一方で課題なども見えてきました。
今に至るまで、そして現在の活動状況と未来を見据えてクリアしていかなければならない問題点などについて一緒に考えてみませんか?
マイナスからのスタート~被災地・奥能登で馬と生きる~
1,800円6月28日(金)14:00~15:30
2024年1月1日、能登半島地震が起きました。
奥能登・珠洲市に引退馬があるべき姿を取り戻す場所として2023年8月に珠洲ホースパークをオープン しましたが、報道等でご存じの通り奥能登は大きな被害を受けました。
ホースパークの馬、奥能登の現在 とこれからについてお話させていただきたいと思います。
プロフィール
1964年石川県金沢市生まれ。一般財団法人ホースコミュニティ代表理事。特定非営利活動法人サラブリトレーニング・ジャパン理事長。
2000年に調教師免許を取得し、2001年に厩舎を開業する。以後19年間に、JRAでG1 26勝、重賞競走 計82勝を含む762勝の栄冠を掴む。最多勝利3回、最多賞金獲得5回など13回のJRA賞を受賞。地方、海外を合わせたG1 38勝は現役1位。デルタブルースでメルボルンカップ、シーザリオでアメリカンオークス、ヴィクトワールピサでドバイワールドカップを勝つなど国内にとどまらない活躍をする。管理馬は他にウオッカ、カネヒキリ、エピファネイア、ロジャーバローズなど。
56歳で引退。現在、現役時代から取り組んできた引退馬のセカンドキャリア支援や障がい者乗馬など福祉活動に尽力している。
競走馬として活躍し、引退したウマと触れあえる場所として、2023年に「珠洲ホースパーク」をオープン。しかし能登半島地震で建物が損壊し営業再開の見通しは立たない。そんな苦境の中でも被災者の心を癒やすため馬の見学を園内で受け入れることを検討している。
セミナー1日フリーパスチケット
複数セミナーを受ける場合、1日限定でいくつでも受講できるセミナー1日フリーパスチケットがお得です。
6月28日(金)セミナー1日フリーパスチケット 8,000円
6月29日(土)セミナー1日フリーパスチケット 11,000円
6月30日(日)セミナー1日フリーパスチケット 11,000円
※フリーパスチケットでもお席は確保されています。(通常チケットと同じ扱いとなります。)
※ワークショップは対象外です。
※セミナーの途中入場・途中退席はご遠慮ください。
セミナー受講特典
セミナーを受講者には会場のショッピングにご利用いただける1,000円OFFクーポンをプレゼント。
セミナー受付時にクーポンをお渡しいたします。
※購入金額10,000円(税込)以上でご利用いただけます。
※ご利用はおひとり様1日1枚までとなります。
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