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腰内のトレーニングに入る前に【~馬にたずさわる人全てが調教者~41】

2020年2月6日長谷川雄二の調教日誌~馬にたずさわる人全てが調教者~

長谷川雄二

前回の肩内、そして今回からの腰内を「二蹄跡運動」と言います。
肩内の運動では、馬体の屈曲を強く求められていません。
わずかに馬の顎を讓らせる程度で良く、最大の目的は騎手の脚の指示により後肢を推進した方向へ踏み込ませることです。
これは、四肢を交差させるハーフパスの前段階の運動と言えるでしょう。
しかし腰内の運動は馬体全体のしっかりとした屈曲(馬体全体のシナリ)が求められるのです。
つまり、前後のシナリが正しくできていなければなりません。


では、前後のシナリとはどのようなことであったか、もう一度確認しておきましょう。
馬に騎乗して長い手綱の常歩から、手綱をしっかり持って「気をつけ」でしっかり騎手の良い姿勢、力の循環の出来る構えを取りながら座骨と脚、騎座全体で馬を前に押し出した際、馬は素直に前に出てハミにぶつかって来ます。
騎手はそのぶつかって来た力を力の循環を興す構えで馬の前に壁を造ります。
この壁にぶつかった力を馬は口で抵抗するのではなく、後躯に反映して後肢を踏み込み馬体を動かす原動力とするのです。
これが前後のシナリです。
これを完成させるのがハミ受けと推進です。


ハミ受けはあくまでも推進と一体の現象です。
推進が効いていない状態で馬の口をハミでゴリゴリと左右に滑らせたり、拳を硬くして固定することで馬は口を硬くするか首ごと硬くして騎手とのコミュニケーションを閉ざしてしまいます。
このようなことを続けていると、やがて停止した後いざ発進しようと脚を使っても無反応になったり、頸椎(首)を折って巻き込んでしまいコントロールが効かないようになってしまいます。
一見すると頭を下げてハミを受けているように見えますが、これは、馬のわずかな抵抗かじっと耐えている状態です。あくまでも推進して前に出た力が馬の口に出現して、柔らかく馬の口、首、背中と繋がって後躯に反映し馬体全体が前後のシナリとなるのです。
現象として騎手が手綱を下方へ差し伸べれば馬は自らハミを下方へ取ってくるようでなければなりません。
収縮運動の完成している馬であれば騎手が手綱を詰めて持てば頭を起こし人馬共力むことなく収縮運動をすることができるのです。
こうなるためのハミ受けが前後のシナリの有る正しいハミ受けです。


先ずは、ここまでをしっかり再確認して下さい。

 

 

令和2年2月
長谷川 雄二

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