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馬と仲良くなりたい人必見!馬の性格と好かれる人と嫌われる人の違い

2023/1/27

牧草を食べる馬のイメージ

乗馬をする人のほとんどは馬と仲良くなりたい、馬に好かれたいと思っているはずです。

 

嫌われたいなんて考えている人はいないと思いますが、実は知らないうちに馬に嫌われてしまっている人も。

 

どんな人が馬に好かれて、どんな人が馬に嫌われてしまうのか、それぞれの共通点を解説します。

 

 

 馬に好かれる人、嫌われる人の共通点

 

まず馬に好かれる人は、馬の気持ちを理解して馬を安心させたり、喜ばせてあげられる人です。

 

そうすると馬はその人に対して信頼ができ、好きになります。人間同士の付き合いでも同じですよね。

 

こんなことしてくれたら嬉しいな、なんて思っていることをしてくれると、自分を理解してくれていると感じて、心を開きやすくなります。

 

反対に、嫌なことばかりしてくる人間は馬に嫌われてしまいます。

 

こちらも人間と同じですが、馬は嫌なことをされるとイライラしたりストレスを感じて相手を嫌いになります。

 

しかし、馬と人間は言葉で意思疎通ができません。

 

人間は、馬が嫌がることは何か、よく馬を観察して馬の感情を理解できるように努力することが大切です。

 

 

馬が喜ぶポイントは?

馬のブラッシングのイメージ

馬が喜ぶポイントは人間と似ています。

 

例えば人間は、食事やおやつを用意してもらったり身体を労ってもらうと、自分を大切にしてくれていると感じて嬉しくなりますよね!

 

馬も同じで、餌をくれたり身体のお手入れや馬房の掃除などのお世話をしてもらうと喜びます。

 

特にブラッシングは身体をきれいにするだけでなく、マッサージ効果があるため気持よく感じるようです。

 

またお世話をするときには、優しく声をかけながら行うと馬は安心します。

 

反対に大きな声や音を出しながらお世話をすると、馬を怖がらせてしまうことがあるので注意しましょう。

 

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馬もそれぞれ性格が違う

 

馬は『優しい』『大人しい』『臆病』などとよく言われますが、馬も人間のように一頭一頭に個性があり、性格が違います。

 

どんな馬がいて、どんなことに注意をすると仲良くなれるのでしょうか。

 

馬の代表的な性格と、仲良くなれるポイントを解説します。

 

 

優しいのんびり屋さん

馬の性格としてよく耳にする、優しい・のんびり屋さん・マイペースな馬。

 

穏やかで癒される反面、騎乗してみると思うように動いてくれない、言うことをきいてくれない、というように反応が鈍いと感じることがあります。

 

このような馬は、突然大きな動きをする心配が少ないため、初心者の頃に乗ることが多くなります。

 

またホースセラピーをご存知ですか?

 

ホースセラピーはアニマルセラピーの一つで、馬を通して身体が不自由な方や心の病を抱えている方に効果的なセラピーです。

 

ホースセラピーに使われる馬に求められる資質に「人間との信頼関係がしっかりできていて、優しくて穏やかな性格」があります。

 

そのため優しい・のんびり屋さんの馬たちはホースセラピーでも活躍していることがあります。

 

しかし、優しいからといって安心するのはよくありません。

 

馬の後ろに立つのは危険ですし、突然触れて驚かせるのも危険です。

 

基本的なルールはしっかり守りましょう。

 

 

敏感さん

のんびり屋さんの馬と反対に、さまざまなことに敏感な馬もいます。

 

なかには騎乗中、ちょっと触れただけでも扶助と受け取ってしまう馬もいるほどです。

 

そのような馬はたいていの馬が喜ぶお手入れでも、嫌がるポイントがあったりします。

 

また聴覚が敏感で人間には聞こえていない、気にならない音に反応して驚いたり、怖がったりする馬もいます。

 

怖がりで音に敏感な馬には、「メンコ」や「イヤーネット」とよばれる、耳をカバーするアイテムを使います。

 

「この馬は神経質・敏感かもしれない」と感じたら、いつも以上に馬の表情や態度にアンテナを張るようにしましょう。

関連記事:馬のマスク、「メンコ」。種類や機能、メンコを取り入れた馬のおしゃれについて詳しく解説!

 

 

警戒心が強い

元々馬は草食動物なので、広い草原の中、いつでも肉食動物に襲われる可能性があります。

 

馬はそんな生命の危険と常に隣り合わせの生活の中、身体が進化していきました。

 

具体的には、すぐに異変に気が付くことができるように広い視野を持ち、危険をいち早く察知するためにクルクル動く耳を持ち、危険からいち逃げるために早く走れる肢をもつようになったのです。

 

そんな馬にも特に警戒心が強い馬もいます。

 

警戒心が強い馬に近づくときには、横や斜めから近づいていくことはもちろん、馬に近づいたら鼻の近くに手を近づけて、自分の匂いを嗅がせることもおすすめです。

 

これは馬を安心させるための一つの方法です。

 

このときの注意点は、馬は自分の目線より高い位置に手がくると警戒するため、突然頭やおでこを触ろうとしないことです。

 

 

いたずらっ子

馬の中には甘えん坊だったり、いたずらっ子だったりと、人間に構ってほしい馬もいます。

 

それを知らずにいると、馬が「遊んで~」ときていることに、不意打ちを感じて対応できないこともあります。

 

馬は敏感な動物なので、人間の感情も読み取ってしまいます。

 

素っ気なくされて、いたずらがエスカレートしてしまう馬もいるため、心の余裕をもって対応しましょう。

 

乗馬をするうえで、リーダーは馬ではなく、人間です

 

 

馬の気持ちを理解するために

 

馬の気持ちを理解するためには、馬の様子を観察することが大切です。

 

特に耳と尻尾は感情が表現される部分といわれています。

 

耳がピンと立っているとき、耳をピクピク動かしているときでは馬の感情が違います。

 

また、犬が嬉しいときに尻尾を振るように、馬も尻尾に感情が表れます。

 

耳や尻尾の動きとその具体的な感情について知るには、たくさん情報があるので調べてみるのがおすすめです。

 

 

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まとめ

 

馬と仲良くなりたい、馬が寄ってきてくれるほど好かれたい。

そんな想いがある方は、馬の気持ちを理解することが大切です。

しかし、馬にも個性があります。たくさんの馬と触れ合い経験を積むことが大切ですが、乗馬クラブのスタッフの方に今日騎乗する馬について確認し、事前情報を入れておくこともおすすめです。

 

 

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