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馬術入門(3)【~馬にたずさわる人全てが調教者~61】

長谷川雄二

2021/9/30

前回の練習がしっかり出来バランスと姿勢を保ったまま馬のあらゆる動きにスムーズに柔らかく随行できるようなってきたら、

次は調馬索を付けた状態のままでよいので自ら馬を推進しながらコントロールして同じ大きさの円の中で自らの扶助操作により3種の歩法を発進させた上そのリズムを一定に保ように維持出来るよう練習していく必要があります。

もちろん減却して移行と停止、後退も出来なければなりません。その為には、先ずバランスが安定して馬の動きに付き自らの姿勢を崩さずにいられることです。

 

つまり

・目線は進行方向を見れるように!

・項から背お尻まで真っ直ぐに!

・胸を開いて肩甲骨を閉じる意識で!

・下腹は垂直にオヘソの周辺にシワを作らないように開いて!

・肩は力を入れずに身体の真横に置いて垂らすように!

・自身の肩ライン(右から左肩までのライン)と馬の肩ラインを一致しているように意識していること!

・肩から垂らした肘の位置を変えずに軽く肘を折って構える!

・腕には力を入れずに拳はどの動きに於いても同じ位置に保てるよう!

・拳は手の中にマシュマロを入れて、これを潰さないように軽くソフトに握る!

・(馬の顎を譲らせる動き)、肘を折りながら手の平を空に向けられることが出来るか!

・(馬に進行方向を示す動き)、手の平を空に向けながら進行方向へ小さく開くことが出来るか!

・座骨は自身のバランスを崩すことなく常に密着していられるか!

・(座骨に圧を掛ける)、両座骨同時に前方向、後方向、右座骨だけ、左座骨だけといずれもバランスを崩さずに動作できること!

・自身の腰骨のラインと馬の腰骨ラインとを一致していることを意識していること!

・フクラハギを馬体に常時付けていられること!

・自身の膝を下方へ、後方へまたはその両方同時に股関節ごと左右バラバラでも同時であっても動かす動作が出来こと!

・足の裏を平にしたまま鐙を踏んでいられること!

・脚は、踵がどの位置にあっても強弱、前方、後方、外、内、踏み下げ、交互にリズムに合わせてなど使い分けできること、それは左右バラバラでも同時であっても!

 

あなたの発する扶助は一つでも間違った動作が入ると馬はだんだん不安になり、あなたの発する動作に集中しなくなってしまいます。

あなたは一生懸命正しい扶助を発しているつもりでも、馬が指示どおりの事をしてくれなかったり、馬の集中力が低下していると感じたらあなた自身の姿勢を見直して下さい。決して馬のせいにはせずに!

 

令和3年10月

  長谷川 雄二

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