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愛馬に合った腹帯を使えていますか?腹帯の正しい選び方

2025/4/4

愛馬に合った腹帯を使えていますか?腹帯の正しい選び方のイメージ

前回は腹帯の重要さや締め方について解説しました。
> 乗馬初心者にもできる!腹帯の締め方の手順や注意点

今回も引き続き、腹帯について解説します。

今回の記事では、腹帯の選び方に焦点を当てていきます。

今まで、クラブから貸与される腹帯を使っていた方にも分かりやすく解説していきますので、是非、参考にしてください。

この記事で分かること

・「腹帯」の選び方
・腹帯のサイズの測り方
・腹帯を選ぶときの注意点

乗馬で使う「腹帯」の選び方

愛馬に合った腹帯を使えていますか?腹帯の正しい選び方のイメージ

腹帯は馬に装鞍する際の大切な馬装具です。
適切な腹帯を装着することは、馬と乗り手を守ることにもつながります。

でも、腹帯はどうやって選んだらいいのか、分からない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

腹帯を選ぶ際には考慮すべきポイントがいくつかあります。
ここからはポイント別に解説していきます。

種類から選ぶ

愛馬に合った腹帯を使えていますか?腹帯の正しい選び方のイメージ

まずは運動の目的や鞍の種類によって、適切な腹帯を考えてみましょう。

例えば、馬場馬術の鞍は、密なコンタクトをキープできるようにあおり革と託革が長くなっています。
つまり、託革の長い鞍に合わせた腹帯が「馬場用」の腹帯なのです。

託革が長いので、馬場用腹帯は比較的、短いつくりになっています。

逆に障害用の鞍はあおり革が短く、後橋(鞍の後ろの部分)が低くなっているため、飛越する際に脚が前に出やすい構造になっています。

この鞍の形状や馬の動きに合わせたつくりになっているのが障害用の腹帯です。

障害用の鞍は託革も短いため、障害用の腹帯は馬場用のものより長く作られています。
また、障害用の腹帯には馬が後肢を高く踏み切った際に体を傷つけることがないようにと、腹部にスタッガードがついたものや調教用の装具を付けられるように腹帯の中央部や両サイドにリングのついているものも多くなっています。

このように鞍の形状や馬の運動の種類に合わせた腹帯を選ぶことが一つ目のポイントです。

サイズ、長さで選ぶ

愛馬に合った腹帯を使えていますか?腹帯の正しい選び方のイメージ

次のポイントはサイズや長さです。

馬体の大きさや太さに合わせて、しっかりフィットするものを選びましょう。

きつすぎても、緩すぎてもよくありません。
ちょうどいい長さのものを選んであげる必要があります。

それでは、腹帯のサイズはどのように把握することができるのでしょうか。

腹帯のサイズの測り方

愛馬に合った腹帯を使えていますか?腹帯の正しい選び方のイメージ

まずは、左右の託革の一番下にある穴の間の長さを測ってみましょう。
その長さが最低限必要な腹帯の長さになります。

もし以前、使っていた腹帯があれば、その長さを参考にするのをおすすめします。

例えば、以前は100cmのものを使用していた場合、それより短いものがいいのか、長い方がいいのか、同じ長さでいいのかを確認するのが一番確実です。

サイズは合っていたものの腹帯が壊れてしまった場合は、同じ長さのものから選ぶのがいいでしょう。

以前、使用していたものが手元にない場合はクラブにある腹帯を借りて試着してみると分かりやすいです。

メーカーやブランドにもよりますが、短いものだと45cm〜70cmくらい、長いものでは105cm〜145cm程度まで、5〜10cmきざみで腹帯を販売しているようです。

また、腹帯の長さは基本的にバックルを含めた長さで表示されていますのでご注意ください。

馬が休養明けで少し太めなどの一時的な使用の場合は、延長腹帯を利用する方法もあります。

素材で選ぶ

愛馬に合った腹帯を使えていますか?腹帯の正しい選び方のイメージ

素材も腹帯を選ぶうえで大切なポイントです。

腹帯を嫌がる馬には柔らかい素材のものを使った腹帯を選びましょう。

通常の腹帯の上に、柔らかい素材でできたカバーをつける方法もあります。

最近では、馬の解剖学の知見を取り入れて、圧力が分散されるようにデザインされた腹帯も販売されています。
こういったものを試すのもいいかもしれません。

障害飛越や馬場馬術などの競技馬には、収縮性の高い素材を選ぶと腹帯が馬の動きを邪魔することもありません。

また、肌が弱い馬にはシープスキンが使われているものがおすすめです。
夏の暑い時期には速乾性の高い素材のものを使うと馬の不快感も軽くすることができます。

また、洗濯ができることやお手入れが簡単などの乗り手側の利便性も考慮することも大切です。

さらに乗馬を始めたばかりの女性は、男性に比べて力も弱く、コツをつかむまで腹帯を締めるのが難しいことがあります。
そんな方におすすめなのは、腹帯の一部がゴムになっている腹帯です。

ゴムのついている腹帯だと力をあまり入れなくても、締めやすくなります。
ただし、ゴムの腹帯は締めやすいがために、締めすぎてしまうことも。締めすぎないように注意が必要です。

初心者が腹帯を自分で選ぶときの注意点

愛馬に合った腹帯を使えていますか?腹帯の正しい選び方のイメージ

前回の腹帯の締め方の記事でも、腹帯が肘に接しないようにとご紹介しました。

腹帯の長さやデザインによっては、腹帯の金具(バックル)がちょうど肘の近くにきてしまうことがあるかもしれません。

この場合、馬の前肢の動きが阻害されてしまいますし、運動中に肘に金具が当たって擦れてしまう可能性もあります。

腹帯が緩かったり、きつかったりする以外にも肘の近くに金具がこないことも確認するようにしましょう。

愛馬の腹帯を選ぶ際は目的(鞍の種類など)、サイズ、素材のどれか1つの要素だけを考慮するのではなく、ここに挙げた3つの要素を総合的に考慮していただければ、最適な腹帯を選ぶことができるはずです。

よく分からない場合は、まず愛馬や自分の鞍を持つベテランの乗り手やインストラクターにアドバイスをもらいましょう。

まとめ

2回にわたり、腹帯の解説をしてきました。

普段何気なく使っている腹帯ですが、ものによって馬の動きをサポートすることも阻害することもできてしまいます。

人馬とも安心で快適な乗馬ライフを楽しめるように、乗り手がパートナーにピッタリの腹帯を選んであげたいですね。

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