馬術(14)【~馬にたずさわる人全てが調教者~115】
新年度となりましたので馬術の基本から再び考察して行きたいと思います。
まず、馬の立場になって考えてみましょう。
・背中に乗っている人がバランスを崩してフラフラして馬自身もバランスを崩して真っ直ぐ動く事が出来なくなってしまう。
・拳が安定せずにバタバタして馬の口に直接強い衝撃を与えられる事で人との大切なコミュニケーションをする為のコンタクトが出来なくなる。
・フクラハギが安定せずに膝から下がブラブラして故意か偶然か必然かに関わらず突然踵で蹴る様になってしまう事が起きると馬は常にいつ蹴られるのか不安になり余計な緊張から身体を硬くし人の指示を聞く余裕がなくなり、走ったり、暴れたり、動かなくなったりと理由のわからない動作が増えて来ます。
・自分の背中の上にいる人間がどんな人なのか?
①いつも優しく穏やかな人
②扱いが荒く怖い人
③馬の私を怖いと思っている人
④まだ関係性が構築されていないでギクシャク
⑤苦しい体勢でもただ強引な人
⑥初めての動きでもやりやすい体勢を作ってくれる人
これらの事を馬はどう思っているのでしょうか。
不快な気持ちや、無理な体勢での無理な動きを要求して苦しがっていないでしょうか、できる限り馬が動き易い態勢でアスリートの馬として成長していってもらう為に乗り手はどうすれば良いのでしょうか?
次回に続く
令和8年4月
長谷川 雄二
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