馬術(17)【~馬にたずさわる人全てが調教者~118】
前後、左右のバランスが安定して常に保てるようになりましたなら、次は強い推進が出来る必要があります。
強い推進と言うと皆さんが思い描くのが
1. 鞭で叩いたり、振り回したり
2. 両足を大きく開いて全身で蹴る、強い拍車(リンパク)で蹴る
3. 全身を揺すって前に漕ぐ動作をする
等ではないでしょうか。
馬術では、この様な動作をするべきではありません。
1では、推進が強化されるよりも身体を硬くしてしまいます。
しつこく続ければやがて反抗を招いてしまいます。
2も同様の結果となります。
さらには、身体を歪めて真直性を失ってしまいます。
また、蹴られた事に反発して蹴り返してくるようになります。
エスカレートすれば全く前に動かなくなったり、後退してしまう事になります。
3では、馬が歪み前に出なくなります。
令和8年7月
長谷川 雄二
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