乗馬用品・馬具&ライフスタイル JODHPURS (ジョッパーズ)

【あの高級ブランドは馬に馴染み深かった?】

JODHPURS

2017/3/1

誰もが知る高級ブランドHERMÈS(エルメス)

馬具工房として創業されたことはご存知でしょうか?

業界ではとても有名な話ですので、乗馬をされている半数以上?もっとかな?知っておられるかもしれません。

私は乗馬をはじめて2年目に入った頃でしたが、HERMÈSが馬具を作っていたことを知りました。

確かどこかの大会に使役として参加したときにHERMÈSの出店があったのを見たからでした。

バッグや財布など高額なブランドのイメージが強く、とても遠い存在という感じでしたが

馬具工房として創業されたと聞いて驚きました!勝手に近い存在になったように感じてしまいました(笑)

よく見るとHERMÈSのブランドロゴには馬車が描かれており、なるほどそういうことだったのか~と納得しました。

馬車の上に「主人」がいないロゴの意味は「エルメスは最高の品質の馬車を用意しますが、それを卸すのはお客様ご自身です」

という意味を込めらおり、その「主人」はユーザーを意味し、主役はユーザーであるということだそうですね。


そしてGUCCI(グッチ)

GUCCIの創業者、グッチオ・グッチの実家が馬具の製造をしていたようです。家業は倒産してしまったそうですが、

後にグッチオ・グッチによって小規模な旅行用カバンと馬具の製造会社GUCCIを立ち上げたことがはじまりで

乗馬をモチーフとした皮革製品が人気となって高級ブランドの地位を確立しました。

ともに高級ブランドとして誰もが知るブランドですよね。

馬具が元になっているとは最初はまったく知らなかったので、なぜか馴染み深く感じてしまいますよね!


COACH(コーチ)も馬車がデザインされた高級ブランドですよね!

こちらは馬具屋さん出身ではなく皮革小物工房として創業。

なぜロゴに馬車が描かれているのかというと、ブランド名の「COACH(コーチ)」は、ハンガリーの町「Kocs(コチ)」が由来となっているようです。

このコチという町は、サスペンション付きの4輪馬車を世界で初めて製造した事で有名で、各国で高く評価されました。

その評判もあり、「コチ」=「馬車」を意味するようになりました。

そして「コチ」=「サスペンション付きの4輪馬車」は貴族や大事な物を運ぶ時だけに使用されるようになり

その言葉自体が、「大事な人や物を運ぶ」「目的地に運ぶ」といった意味をもつようになりました。

「COACH」という単語は「運ぶ」ことに関係する物や概念に対して定義されていて

「目標へと運ぶ(導く)」スポーツ等の指導や指導者、「お客を運ぶ」英国のバスや米国の普通客車を指してコーチと呼ばれる。

ブランドの「COACH(コーチ)」も、「大切な物を運ぶ」という意味が込められているという説があるようです。

ブランドの創業やロゴの意味に馬が深く関わっているんですね!


さらに、そもそもこの「ブランド」という言葉自体、自分の牛や馬と他人の牛や馬を間違えないように

焼印を押して(焼印をつけることを意味する「brander」)区別していたことから「銘柄」「商標」の意味を持つ「brand(ブランド)」となっていったようです。

ここにも馬が関わっているんですから、おもしろいですよね!

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