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【気になるギモン】乗馬をすると足が太くなる?足痩せとの関係は?

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2024/1/5

【気になるギモン】乗馬をすると足が太くなる?足痩せとの関係は?のイメージ

乗馬は足を使うスポーツです。

足をよく使うアイススケートやサッカーなどのスポーツをすると、足が太くなると聞いたことはありませんか?
それでは、乗馬でも足が太くなるのでしょうか?

この記事では、乗馬で足が太くなるのか、足痩せとの関係について解説します。

この記事で分かること

・乗馬は足が太くなる?
・下半身痩せ・足痩せに効果的な理由
・インナーマッスルが鍛えられ、代謝もアップ
・美脚や美しいボディラインを目指せる
・ダイエットにも最適

乗馬をすると足が太くなるって本当?

【気になるギモン】乗馬をすると足が太くなる?足痩せとの関係は?のイメージ

結論から言ってしまうと、心配は無用です。

乗馬で足が太くなることはありません。
むしろ、足が細くなると言われています。

下半身痩せや足痩せをしたい方にとっては、ぴったりのスポーツなんですよ。

馬に乗る仕事をしている方を思い浮かべてください。

例えば、競馬の騎手や馬術競技のトップライダーはどうでしょうか。
スラっとしている方が多く、太っていたり、足だけ太かったりする人は見かけません。

乗馬というスポーツの特性にその秘密がありそうですね。

乗馬が下半身痩せ・足痩せに効果的な理由は?

足を使うスポーツの中でも、どうして乗馬は下半身痩せや足痩せが期待できると言われているのでしょうか。

理由をみていきましょう。

太ももやお尻のインナーマッスルが鍛えられる

【気になるギモン】乗馬をすると足が太くなる?足痩せとの関係は?のイメージ

まず、乗馬をすることで足痩せに重要な太ももやお尻のインナーマッスルが鍛えられることが挙げられます。

一番骨に近い深部にある筋肉をインナーマッスルと呼びます。
外側にあるアウターマッスルをサポートしているのがインナーマッスルです。

乗馬では馬の動きについていこうとする体が無意識のうちに筋肉を使っているため、お尻や太ももを含めたインナーマッスルが鍛えられます。

お尻のインナーマッスルには、股関節の動きをサポートする外旋六筋と骨盤をサポートしている小殿筋があります。

また、小殿筋には、表面にある大殿筋と中間層にある中殿筋をサポートする役割も。
太もものインナーマッスルには、足を閉じるときに使う股関節内転筋があります。

インナーマッスルを鍛えることができれば、サポートされている中間層や外側の筋肉もよく動くようになり、効率的に引き締めることができ、足痩せに繋がります。

例えば、股関節内転筋は普段の生活ではあまり使われていないと言われている筋肉です。
乗馬を続けていると、太ももの内側が引き締まってくるのは、この内転筋に効いているからです。

お尻のインナーマッスルは、普段の生活で使えずに固まっている方が多いそうです。
しかし、ここでも乗馬は効果を示します。

筆者は乗馬をさぼると、この筋肉が運動不足で固まってしまい、腰痛が出てきます。

お尻のインナーマッスルを乗馬で鍛えることによって、引き締め効果だけではなく、筋肉の緊張による腰痛の予防効果も期待できるようです。

大きな筋肉が鍛えられることで基礎代謝アップ

【気になるギモン】乗馬をすると足が太くなる?足痩せとの関係は?のイメージ

面積が大きい筋肉のトップ3を見てみましょう。

1位 大腿四頭筋
2位 大臀筋
3位 三角筋

1位の大腿四頭筋は太ももの前面にある筋肉です。

膝とつながっていて、立つ、座る、階段の上り下りなど、日常のあらゆる場面で使われます。
比較的鍛えやすい筋肉だそうです。

また、2位の大殿筋はお尻のアウターマッスルです。
上半身と下半身をつなぐ筋肉で、座る、立つ、歩くなど、日常生活でよく使われます。

太ももとお尻のインナーマッスルは乗馬で鍛えることができると先ほどご紹介しました。
インナーマッスルを鍛えることができれば、アウターマッスルも動かせるようになるのでした。

体組織のうち、筋肉の占める割合が高ければ高いほど、新陳代謝はアップします。

つまり、お尻と太もものインナーマッスルを鍛えれば、大きな筋肉であるアウターマッスルも少しずつ鍛えることができるようになります。

これによって新陳代謝も徐々に上がっていくという相乗効果が期待できるのです。

ここまでの効果を実感するには、ある程度の期間は乗馬を続ける必要があります。

もし信じられないという方がいらっしゃったら、是非、体験乗馬をお試しください。
翌日、体のあらゆる場所に筋肉痛が出ます。

特に太ももの内側や股関節には強く出ることも。
乗馬で筋肉が鍛えられるのを実感できますよ。

関連記事:乗馬で楽しくインナーマッスル・腹筋・体幹を鍛えよう

O脚・X脚等の矯正にもつながり美脚が目指せる

【気になるギモン】乗馬をすると足が太くなる?足痩せとの関係は?のイメージ

日本整形外科学会によると、O脚は「両膝が外側に彎曲(わんきょく)した状態で、左右の内くるぶしをそろえても、左右の膝の内側が接しないもの」、X脚は「両膝が内側に彎曲した状態で、左右の膝の内側をそろえても、左右の内くるぶしが接しないもの」を指します。

原因としては、筋肉の緊張や姿勢の悪さなどがあると言われています。

自分でできる対策として、O脚の場合は股関節内転筋を鍛えること、X脚の場合は股関節外転筋を鍛えることが挙げられます。

先述のとおり、乗馬は内転筋を鍛えるのに非常に有効です。

外転筋には、お尻のインナーマッスル・小殿筋、その外側にある中殿筋が含まれます。

程度によりますが、これらの筋肉が乗馬によって鍛えられることにより足痩せに繋がり、O脚やX脚が改善することがあります。

自然と姿勢がよくなることから美しいボディラインが作れる

【気になるギモン】乗馬をすると足が太くなる?足痩せとの関係は?のイメージ

馬上は、常に不規則なリズムで揺れています。

乗り手は自然と筋肉を使ってバランスを取るため、馬に乗るとインターマッスルや体幹が鍛えられます。

また、乗り手は前を向いて、胸を開いた状態で騎乗します。
そのため自然と視線が高くなり、背筋が伸びたキレイな姿勢に。

乗馬を続けると、その姿勢を支える筋肉も鍛えられ、ボディラインが整っていきます。

カロリー消費量が高く全身のダイエットにもつながる

【気になるギモン】乗馬をすると足が太くなる?足痩せとの関係は?のイメージ

乗馬は負荷の高いスポーツで、ダイエットにもつながります。

60kgの方が30分間、運動したと想定して消費カロリーを計算してみました。

常歩30分間で消費するのは120kcal。
速歩だと183kcal、駈歩だと230kcalも消費します。

ちなみに同じ体重の方が時速4キロで40分歩くと126kcal、時速8キロで21分間、走ると183kcal、クロールを26分間、普通の速さ(45.7m/分未満)で泳ぐと227kcalをそれぞれ消費します。

乗馬の負荷がおわかりいただけたと思います。

運動習慣のない方が乗馬を始める場合、最初は無理をせず、少しずつ負荷をあげていくような練習を組んでもらうのがいいかもしれませんね。

関連記事:乗馬で健康美を目指そう!ダイエット&運動不足解消に。乗馬の消費カロリーは?

まとめ

【気になるギモン】乗馬をすると足が太くなる?足痩せとの関係は?のイメージ

乗馬を始めたばかりのころは、体力的にも肉体的にも厳しいことがあるかもしれません。

しかし、馬に癒されながら無理しない程度に続けていけば、必ず体力も筋力もついてきます。

乗馬は老若男女の健康維持やボディメイクに適したスポーツです。
足が太くなることはなく、インナーマッスルが鍛えられ足痩せにも繋がります。

是非、体験してみてくださいね。

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