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基本の動作【~馬にたずさわる人全てが調教者~57】

長谷川雄二

2021/6/4

馬に乗る方法は色々あります。
片手手綱のウエスタン、脚を前に突っ張る騎乗のテネシーウォーカー、ハミも無し、鞍も無しで鞭1本で馬をコントロールするサーカス騎乗、
それぞれの騎乗スタイルにより道具である馬具も異なってきます。

 

日本で一般的に馬に乗るのであればそれはスポーツ馬術(障害馬術、馬場馬術、総合馬術)が中心となります。
初心者のうちは、馬に関する知識を獲ながら実馬に触れ合い気負うこと無く自然体で馬と関われるようにならなければなりません。

 

乗っては動きの中で自身のバランスを取り心身の安定を得る、身体各部の独立と自由により、拳、肘の動きの、膝、踵の動き、
またその力加減等自身の思うように動ける事が出来るようでなければなりません。
ここまでが初心者の乗馬です。

 

この乗馬から少しでも”どんな馬でもより正確により確実に思いのまま馬をコントロールしたい”となれば、これからは馬術を学ぶ必要があります。

乗馬レベルで運動していた時は、馬がどの様な状態であるかも考えること無く、拳を振り回しても取りあえずは行きたい方へ行ってくれます。
前に出したければ踵で馬を蹴る事さえ出来れば速歩も更に蹴れば駈歩も出す事が出来、充分自分で馬をコントロールしている、
自分は出来ていたと思っていた事が、馬術レベルではやっと馬に跨がっていられるようになったにすぎません。
馬術レベルでのコントロールを確実に出来るようにするための努力をしてレベルアップを計って下さい。

 

・あなたがそして馬が楽に運動する為にも‼
・馬が健康に心身共に充実して過ごす為にも‼️
・人馬共に自信を持って最高のパフォーマンスを出来るようになる為にも‼️


次回は馬術レベルへ昇格するための基本動作についてです。

 

令和3年6月
長谷川 雄二

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