寒いから乗馬を休んでしまうのはもったいない!冬だからこそ楽しめる、乗馬の魅力とは?
寒い冬、ついつい「今日は乗馬、休もうかな〜」なんて気分になってしまいませんか。
外が寒いと出かけることが億劫になったりしますよね。
特に乗馬は外で運動するため、出かけることを躊躇してしまうこともあると思います。
でも、乗馬は冬ならではの楽しみ方もあります。
寒くても楽しめる、冬乗馬の魅力を紹介します。
この記事で分かること
・冬乗馬の魅力② ダイエット効果が夏よりもUP!
・冬乗馬の魅力③ 冬ならではの重ね着ファッションを楽しめる
・冬乗馬の魅力④ 冬しか体験できない「雪原外乗」に挑戦できる
冬乗馬の魅力① 馬の体温を感じてコミュニケーションがもっと深まる
寒いとなぜか「おしくらまんじゅう」したくなりませんか。
じっとしているよりは体を動かしたいという理由もありますが、きっと人のぬくもりを感じたいという理由もあるのではないでしょうか。
冬の乗馬の魅力の1つとして、馬の体温・ぬくもりを感じながらコミュニケーションをとることによって、馬とより仲良くなれる点があります。
乗馬は騎乗するだけでなく、お手入れをしたり、馬装をしたりと馬と触れ合う時間がたくさんあります。
その時間は自ずと馬の体に触れるため馬の体温を感じることになります。
夏でも馬の体に触れることはありますが、冬に馬の体に触れると温かさを感じ、普段以上に体に触れながらコミュニケーションをとる時間が増えていきます。
その理由は、馬の体温が関係してます。
人間の体温が35度台から36度台であるのに対して、馬の体温は37度台から38度台です。
そのため馬に触れると温かく感じるというわけです。
凍えるような気温の時は、念入りにお手入れをしつつ、温めてもらいましょう。
きっと馬も喜んでくれるのではないでしょうか。
冬乗馬の魅力② ダイエット効果が夏よりもUP!
冬になると食事量が増えて太ってしまう」「冬は寒くて運動する気になれない」そんな経験をしたことがある方も多いと思います。
でも実は、冬こそが一番ダイエットに効果的な季節だということをご存知ですか。
私たちの体は、体温を維持して内臓などの臓器を冷えから守ろうとする働きを日頃から自然に行なっています。
そのため寒い季節になって気温が下がると、無意識に脂肪を燃やし体を温めています。
このことから、冬が一年で一番基礎代謝が高い時期といわれているのです。
さらに基礎代謝を上げるのに、ストレッチが有効です。
乗馬は大きな馬の馬体を足で挟み込んだり、鐙をしっかりふむために足首を柔軟にする必要があったりと、ストレッチ要素が含まれています。
また、乗馬はウォーキングやサイクリング、水泳などと同じように有酸素運動になります。
有酸素運動は脂肪の燃焼が始まるまで20分ほど時間がかかるといわれていますが、乗馬の1回のレッスン(1鞍)は45分から50分なので、しっかり脂肪を燃焼させることができます。
屋外でのレッスンのため、最初は寒さを感じますが、騎乗していると次第に汗をかくくらい体が温まり、脂肪の燃焼が感じられます。
冬乗馬の魅力③ 冬ならではの重ね着ファッションを楽しめる
季節ごとに楽しめるファッション。
是非、乗馬でも取り入れてみてはいかがでしょうか。
おすすめは冬ならではの重ね着ファッションです。
でも、知っておくといいポイントや注意するポイントもあります。
まず重要なのが動きやすさです。
寒いからといって、セーター・フリース・ダウンなどを重ね着しすぎると動きにくくなります。
乗馬は騎乗するだけでなく、馬のお手入れなどもあり、腕の曲げ伸ばしや、かがんだりすることもあります。
伸縮性のある生地を選んだり、ネックウォーマーや冬用のグローブなど防寒用の小物を使うのもおすすめです。
また、いくら寒くても騎乗していると、汗が出るほど体が温まってきます。
汗をかいてそのままにしておくと、冷えてしまい風邪をひくこともあります。
汗をかいたら脱いで体温調節できるように、脱ぎ着がしやすい服を重ね着することもポイントです。
そして動きやすさ、脱ぎ着のしやすさ、防風・防水などの機能性を気にしながら、シンプルになりがちなアウターに差し色をプラスしてみたり、ネックウォーマーやグローブなどの小物で冬のファッションを楽しんでみてはいかがでしょうか。
冬乗馬の魅力④ 冬しか体験できない「雪原外乗」に挑戦できる
乗馬の楽しみの一つに外乗・トレッキングがあります。
日本国内でも海外でも、緑に囲まれた山や森の中をトレッキングするコースや浜辺などのビーチをトレッキングするコースなどがあります。
しかし、それとは別に冬限定で、雪原の中をトレッキングする「雪原外乗」があることをご存知ですか。
コースは施設によって異なりますが、草原・林間・湖畔など。
雪原外乗は、一面が真っ白な雪のため、いつもと違う景色と澄んだ空気を感じることができます。
小川や池などの水面に映る景色もこの時期ならではの景色で格別です。
「雪の中、馬は寒くない?」と心配にもなりますが、馬は寒さに強い動物なので雪の中でも元気に動いてくれます。
また、積もった雪の中を歩くのは大変に感じますが、そこは馬が「馬力」を使ってがんばって歩いてくれます。
雪原外乗はこの時期限定の楽しさや感動があります。
乗り終わったあとは馬の首をポンポンと叩いて、感謝を込めながら褒めてあげましょう。
まとめ
ここまで寒い冬の乗馬の楽しみ方を紹介してきました。
ダイエットを意識してがんばる、馬とふれあい絆を深める、冬のファッションも楽しむことは普段の乗馬生活に簡単に取り入れることができます。
一方、雪原外乗は計画や予約が必要になりますが、初心者でも体験できるところもあります。
気になる地域やコースを選んで挑戦してみるのも楽しそうですね。
寒くても、それぞれの冬乗馬の楽しみ方を見つけてみましょう。
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