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乗馬のズボン(キュロット)と普通のズボンの違いとは?

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2023/10/13

乗馬用のキュロットのイメージ

乗馬を始めて時間が経ってくると乗馬用のズボン(キュロット)を購入するように勧められることがあります。

乗馬体験や乗馬を始めたばかりの頃は普通のズボンでよかったのに、普通のズボンと乗馬用のズボン、何が違うのでしょう。
やはり乗馬用のズボンを買うべきなのでしょうか。

この記事ではそんな疑問がスッキリ解決できるように、乗馬用のキュロットと普通のズボンの違いやそれぞれの特徴を分かりやすく説明していきます。

この記事で分かること

・乗馬のズボン(キュロット)と一般的なズボンの違いとは?
・乗馬用キュロットの代表的な種類と特徴
・グリップの種類について
・初心者におすすめのキュロットは?

乗馬のズボン(キュロット)と一般的なズボンの違いとは?

乗馬用のキュロットのイメージ

乗馬を始めるとブーツやグローブなどの乗馬用小物と一緒に乗馬のズボン(キュロット)を揃えるように勧められることがあります。

ピッタリと体にフィットしたデザインのキュロットですが、普段着の一般的なズボンで代用できないか考えてしまう方もいると思います。

しかしキュロットは乗馬用に考えて作られたズボンのため、一般的なズボンとは違います。

そのポイントを説明します。

乗馬をするためのディテールの有無

乗馬用のキュロットのイメージ

乗馬を見ているだけだとあまり感じませんが、実際に乗馬をするとお尻・太もも・膝・ふくらはぎをよく使い、強い摩擦が加わります。

特に鞍に接するお尻やブーツの縁が当たるふくらはぎに痛みを感じる人もいます。

そのため、キュロットは摩擦が強くなる部分は生地が厚く作られています。

また一般的なズボンはお尻にポケットがあるデザインが多いかと思います。
しかし、乗馬で体重がかかるお尻に縫い目やボタンがついていたら痛いですよね。

乗馬用キュロットはその点も考慮され、ポケットは両サイドについているものがほとんどという違いがあります。

生地の強度や伸縮性の違い

乗馬用のキュロットのイメージ

乗馬のキュロットは生地の強度や伸縮性の違いも重要なポイントです。

生地の強度の点ではジーンズも強いのですが、シワがよった部分や膝など摩擦の多い部分は破れやすくなります。

一方でキュロットは足にぴったりフィットすることで、摩擦が集中しないように作られていたり、お尻や膝など摩擦が強くなる部分は補強されており、強度が強くなっています。

また、伸縮性があることで思い通りに動くことができ、馬との一体感が感じやすくなっています。

乗馬用キュロットの代表的な種類と特徴

そんな乗馬用キュロットですが、商品をみてみるといくつか種類やそれぞれに違いがあり、どれがいいのか迷ってしまいます。

ここからは代表的な種類とその特徴について説明します。自分に合ったタイプを探してみましょう。

尻革/フルグリップ

尻革・フルグリップの乗馬用のキュロットのイメージ

尻革やフルグリップといわれるものは、お尻から膝の内側にかけて革もしくはシリコングリップが付いたデザインになっています。

お尻や膝は摩擦が強いため生地が厚くなっていると説明しましたが、その生地の部分に滑り止め効果がある革やシリコングリップが付いたものです。

そのため、尻革/フルグリップはキュロットの中でも最も滑りにくく、丈夫で人気があるアイテムです。

膝革/ニーグリップ

膝革・ニーグリップの乗馬用のキュロットのイメージ

膝革やニーグリップといわれるタイプは、滑り止め効果がある革やシリコングリップが膝の内側にだけ付いたものをいいます。

人によってはフルグリップではなく、膝の内側だけあれば充分という方もいます。

特に障害をジャンプする際には膝で挟み体を支えるため、障害飛越競技をする方に好まれるタイプです。

共布

共布(ともぬの)はお尻や膝の内側にキュロットと同じ生地を当てたものです。

他の尻革/フルグリップや膝革/ニーグリップと比較するとグリップ力はありませんが、ごわつき感は少なく履きやすくなっています。

また全体の素材が同じため、洗濯の際には気を使うことがありません。
お手入れが楽なのも嬉しいポイントです。

そのため、グリップ力よりデザインや履き心地、そしてお手入れ重視の方に好まれるタイプです。

グリップの種類について

乗馬用のキュロットのイメージ

尻革/フルグリップや膝革/ニーグリップの説明で、革やシリコングリップによってグリップ力があり、滑り止め効果があると説明しました。

ここからは革とシリコンについて、それぞれの材質の特徴とその違いについて説明します。

革のタイプ

革タイプのものは、革部分が起毛した合皮スエードで滑り止め効果があります。

革部分が厚手なのでごわつきがありますが、他のタイプとは違い長年使用しても見た目も大きく変わらず、丈夫なところが利点です。

シリコンタイプ

シリコンタイプは、生地にグリップ力の強いシリコンがプリントされています。

シリコンの模様や面積によりグリップ力の強弱が変わってくるため、さらに選択の幅は広がります。

またシリコンタイプはよく伸びて、フィット感があります。

しかし形状や商品にもよりますが、長年使い込むとシリコン部分が剥がれてなくなってしまうこともあります。

グリップの種類の選び方

乗馬用のキュロットのイメージ

グリップの材質の特徴は理解できたかと思います。
では実際にはどちらを選ぶといいのでしょう。

革は昔ながらのタイプですが、近年はシリコンタイプのものが人気があり主流になってきています。

その理由は説明の通り、シリコンタイプはよく伸びるため、革タイプに比べて履きやすくなっているからです。

またシリコンの模様もおしゃれなものも多く、デザイン的に楽しむことができます。

一方で革タイプは長年使い込んでも、劣化が感じにくいというメリットもあります。

初心者におすすめのキュロットは?

ここまで乗馬用キュロットの種類・グリップの種類や違いについて説明してきました。

「なんとなくわかってきた!」と思われた方の中でも、「自分はこのタイプかな」と方向性がみえてきた方もいらっしゃると思いますし、「実際、初心者ならどれがいいの?」とまだ迷われる方もいると思います。

ここからは、ずばり初心者の方におすすめのキュロットをお伝えします。

1本目のキュロットは、ベーシックなフルグリップタイプがおすすめ

乗馬用のキュロットのイメージ

乗馬を続けていくと、キュロットを買い替える時期がきます。
また、季節に合わせてキュロットを変える方もいます。

しかし、まず最初の1本目としておすすめなのはベーシックなフルグリップタイプです。

初心者の方の中には、「馬の上で姿勢を保つことに精一杯!」と感じる方も多いと思います。

そこでフルグリップのキュロットはお尻から膝の内側にかけて滑りにくい仕組みになっているため、安定し、姿勢が保ちやすくなっています。

また、滑りにくいため、より安全に安心して乗馬を楽しむことができます。

履き心地は慣れるまできつく感じるかもしれませんが、大きめのサイズを選ぶとシワができて、その部分が擦れてしまうことがあります。

反対に小さいサイズを選ぶと窮屈で体が動かしにくくなります。

可能であれば試着をし、自分に合ったサイズか少し大きめのサイズを選ぶようにしましょう。
また、試着の際は伸縮性などを確認してみることもおすすめです。

ジョッパーズでは、返品・交換の送料無料で気軽にお試しいただける試着サービスをご用意しています。
キュロットのサイズ選びに迷われている方は、ぜひご利用ください。

返品無料「おうちで試着」サービスについて

おすすめ商品<EQULIBERTA ニューライディングキュロット フルグリップ>

EQULIBERTA ニューライディングキュロット フルグリップ レディースのイメージ

EQULIBERTA ニューライディングキュロット フルグリップ レディース
¥17,800 税込

フルグリップのキュロットを探そうとネットショップなど見ても、アイテムは相当な数があります。
その中からどれを選べばいいか分からなくなる方もいますよね。

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その中からどれを選べばいいか分からなくなる方もいますよね。

当店でまずおすすめしたいのは、「EQULIBERTA ニューライディングキュロット フルグリップ」です。

このアイテムのおすすめポイントは、「熟練のデザイナーとパタンナーによる日本人の騎乗姿勢に

EQULIBERTA ニューライディングキュロット フルグリップ レディースのイメージ

乗馬は海外のスポーツということもあり、多くの乗馬ウェアは海外ブランドが中心です。

そのため日本人の体型や姿勢にしっくりこないものもある中で、日本人のために作られたデザインというのは魅力的です。

そして、長年培われた技術が活かされた縫製により耐久性とフィット感が抜群です。
さらに、生地にもこだわりがあり、厚すぎず薄すぎず、オールシーズン使いまわせます。

ビギナーだけでなく、ベテランにもおすすめしたい1着です。

まとめ

乗馬用のズボンと普通のズボンの違いは、たくさんあります。

例えば乗馬用のズボンは動きやすいように伸縮性があり、生地の強度が強くなっています。

他にも摩擦で破れたりしないよう、また滑りにくいようにお尻や膝に革やシリコングリップが付いている点も普通のズボンとは異なります。

このように乗馬用ズボン(キュロット)は乗馬のために作られたズボンで、工夫がたくさん詰まっています。

乗馬を始めるなら、是非揃えたいアイテムの一つです。

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